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30歳で年収1,000万円到達までの全てを言語化してみる 1章

前回の記事:30歳までに年収1,000万円到達するまでの全てを可能な限り言語化・形式化してみる その1から私的に重要なポイントを抜粋すると下記となる。
・年収1,000万円というのは「100人あつめた中で3~5人ぐらい。30人で1クラスなら1クラスに1名ぐらい。の"難易度"である」
・年収1,000万円の到達要因=「何らかの"ひとつのわかりやすい決定的な要因"はなく、"複合的で重要性の高い要因の掛け合わせ"と、その"阻害要因の少なさ"」
・年収1,000万円に到達するというのは「ある程度の正しい努力を続けることができ、継続的に意思を持って取り組むことができれば、よほど運が悪くなければ再現できる・到達可能な考え方・習慣・方法論」は存在する

で、今回の記事についてだが、年収1,000万円になる必要性や意義について書きたいと思う。「そもそもなんで年収1,000万円になる必要があるのか」「部長や管理職になったらいいことあるのか」というところが腹落ち、納得しないと、次に進めないと思ったからである。
なので、「達成したらどういうふうになるか」「そういうことならぜひ達成したい」と思えるような意義、やりがい、などを可能な限り言語化していこうと思うが、実直に書いていくので、必ずしもいいことばかりではない。

今後の展望

---一旦下記からはしばらく本題から外れる---

今回で「その2」なわけだが、今後の展望だけ手短に書いておこうと思う
・10章ぐらいまで書くつもり
・総文字量の目安は50万文字程度(書籍でいうと5~10冊相当)
・書き終わったらアップデートする、図を入れたり、推敲、再編集する
・全部やりきったら、マガジン化し、有料化しようとおもっている。
しばらくはしない、現状は金を取るに値しない。ぜひ無料で読んで下さい。

ざっくりした章立てイメージは下記。書いていく途中で変わるかもしれない。今回は1章である。
1章:意義・やりがい編
2章:全体像と具体的な処方箋・要点・実例解説編
3章:戦略・各要因の重要性と関係性の解説、培うべきラーニングパレットの共有編
4章:内省、強み、目標、成長ロードマップ、環境選び、長期連休の過ごし方編
5章:具体的に身につけるスキル、行動習慣、マインドと具体的にどうやるか編
6章:時間、金、精神・集中力/MP、人などの存在するリソースの解釈とリソースの使い方・バランス感覚を制するものはすべてを制する編
7章:リーダー/部長としての能力、リーダーに必要なビジョンと3要素とGRIT、ネガケバ編。
8章:上司の見極めとボスマネジメント、組織の見極めと組織マネジメント編
9章:具体的なロードマップと各フェーズでの個別戦略、具体的なムーブについてできるだけ詳しく解説する編
10章:"情報源"と"人"の見極めとトランザクティブメモリー化編
あとがき:なんでこの記事を書いたのか編。


---本題から外れるのはここまで---

さて、では本題の年収1,000万円になる必要性や意義についてを書いていこうと思う。

年収1,000万円になってよかったこと(意義になりうる)

①使えるお金が増えること:
・年収が1,000万円ぐらいになると、1人暮らしあるいは夫婦2人でそれなりの生活水準で暮らすということなら、金が余る。金が余り始めると、経済的に余裕が生まれる。そうすると経済的ストレスから開放されていく、これがおもってるよりでかい。
感覚を伝えると「知らず知らず背負っていたらしい肩の荷がおりた」「胃に感じるストレスの半分は金の話だったことに気づいた」「お金について考えなくなった=別のことを考えることに時間がさける」のような状況に変わっていく。
・実態としては色々差し引かれたあとで手取りは年間で700~750万円ほどで、月収は83万円ほどになる。夫婦合わせて年収1,700万円なので、手取り月収ベースだと現在はちょうど月100万円ほどになっている。毎月100万円は余る。使い切れないのである。
・本記事にこれから書いていこうとしていることをひたすら実践して継続し続けている中で、年収は上がり続けていて、直近5年間でいくと、毎年100万円近く昇給している、それで現在年収1,000万円である。感覚的には1,200万円ぐらいまでは上がり続け(役職的に大企業の中での執行役員ぐらいのレンジ)、そこからは別の動きが必要になるとおもっている。(その上はサラリーマン的には社長や取締役などになるので、社長を目指しているわけではないということで、それ以外の収入源として会社でも建てようと思っている。)
・前提として、そこまで物欲が強くないのと、家も賃貸でも中古でもいい。車は都内だからいらない。子供もかならず欲しいというわけではない。金があるからといってギャンブル、酒、風俗・キャバクラ、パパ活みたいなのに使うわけでもない。ブランド物を買うことに喜びを見いだせない価値観のため「年収600万円を超えた頃から、お金は余り始めた」
・お金が数年余ったら何に使っているの?というのは、詳しくは別の記事で書いていくが、主に下記につかっている。
 -本や漫画、映画、アニメ、ゲーム、あらゆるコンテンツを買い続ける
 -気に入ったサブスク系のサービスには全部加入する
 -自炊がめんどくさいので外食かUberEatsを多用する
 -移動はめんどくさかったらタクシーをすぐ使う
 -家具とか家電はそれなりにその当時のハイエンドモデルみたいなのを買って長く使う
 -身近な人の誕生日とかを祝う
 -それでも余ったら、適当に好きな企業の株を買う
ただ、この中でいくとUberEatsやタクシー、サブスクなどは継続的に消費が発生するが、家具家電や本などは、1回買ってしまうと2回同じものを買うことはめったにない。
・つまり年収1,000万円の水準というのは「クルマも買えるし、家も都内ど真ん中新築マンションでなければ買えるし、そういうものを買わないなら散財しまくってもいいレベルに1人身だとなる」「妻にもある程度実践してもらって、夫婦でも1700万円までいけば、こどもを作ることにも"経済的な抵抗感"はなくなる」買わなくてもいいけれど。だいたいなんでも買える。という状態である。「足るを知る」価値観を持っている人からすると、経済的ストレスが無くなること以外はメリットではないかもしれない。フェイスブックを創業したマーク・ザッカーバーグなんて、金が余りすぎて自身の99%の資産として約5兆円以上を寄付してる。つまりはそういうことである。金があっても、使い道がない。「金がないのはつらくてめんどくさいが、金がたくさんあっても別に幸せになっていくわけではない」お金はそういうものだとおもっている。
・ここまでをふまえて「金は余るもの」なので、「金ではないリソースのほうが貴重」である。ということは、金というリソースの最適解は今この世界の現時点においては「金以外のリソースに、コスパ度外視で交換していくこと」となるとおもっている。金がどうでもいい、余るリソースだから他のリソースと交換していく。
・金と交換できるリソースについては、別の章で書いていく。

②年収1,000万円ぐらい稼げていると「男性の場合だったら、たぶんモテる」
・私はもう結婚してしまっており、不貞をはたらくつもりもないのであまり意味がないけれど、これから結婚相手を探したり、恋人を探したり、死ぬまで遊んでいたい男性の場合だったら、年収が増えるとたぶんモテるし結婚しやすくなる。
別に結婚もしたくないし、こどもも作るつもりはないし、遊ぶつもりもないというひともいるとおもうので、そういう人にはメリットではないかもしれない。女性の場合は稼げていることとモテることが比例しないのではとおもっているので、そこまでメリットが無い気がする。

③年収1,000万円相当の仕事、今回でいうサラリーマンで部長になる=裁量が得られること(ひらたくいえば、"制約の中で"会社の資源を自由に使えて、何でもあり状態になる)
・裁量があるというのは、いろいろな物事に関しての決定権があること。自由な範囲が増えることである。責任も増えるのだが、「目標、計画、ビジョンと実行する方法を持っている人の場合は」裁量はあればあるほど、楽になる。
・裁量は"金"みたいにわかりやすいものではない特殊なリソース?権利?で、「裁量を使い切る・使いこなす気概がある人には"素晴らしい権利"になる」が「使い切れない人にとっては"ないほうがよい"」という、特殊なもの、それが裁量である。使わないなら、もたないほうがいいという、ゲームで言う「攻撃力は全武器中で一番高いけど、装備するとデメリットのある呪われた剣」みたいなもので、使える人なら良いが、使えないとデメリットしかないみたいな武器が裁量。「なので使える人にとっては"仕事"や"組織"に関しての自由度が増すので、メリットである」具体的には下記などが特にでかい。
-採用・人事権:組織に誰をいれる、いれないを決定できる。優秀なメンバーを雇える。優秀なメンバーを自分で選べるというのはでかい。また頑張っている人の給与をあげ、頑張っていない人の給与はあげない。などの権限もある
-裁量労働的な契約になる:いつ出社してもいいし、働いていなくてもいい、オフィスにいても、リモートーワークでもいい。「仕事が回っていて、人が育っていて、業績が伸びていれば」どういう働き方をしていても良い。という状態になる。
-決裁権:「業績があがる、人が育つ」などを前提にはなるが「大抵のものは会社のお金で買えるようになる。会社のお金を金額に対しては大した手続きを行わなくても、使えるようになる。個人的に決裁権が増えて最もよかったのは「会社の金で1億円ぐらいで何かを買う。という"経験"を得ることができる」という。1億円は個人だと高いが、法人からすると大した金額ではないので、20代でも1億円を利用できる状態にできる。もちろん会社の方向性と合致しており、業績に連動する必要があるが、それでも「1億円を使って何かを買う、外部の会社に依頼をしてサービスを受ける」というのを自分の判断で行えるというのは「実験ができる。その経験を得られる」という面ででかい。
-人に仕事を任せていい:何を当たり前なことを!とおもっているかもしれないが、部長ぐらいまであがると「人に仕事を任さないほうが非効率」というレンジになり、任せるのが当然になる。だが、課長ぐらいまでは「ある程度自分で作業をするのが効率的」なため、「戦略、方針、業務フローとオペレーション、行動計画と管理方法だけ考えて、あとは頼れる人にまかせる」みたいな動きが許されない。そうなると「作業をすることが仕事」になるため、考える時間がとれない。合法的に仕事を人に任せられるのが部長のよいところである。
-事業を勝手にでかくしていい:これは「稼げている範囲でなら、色々実験していいよ」ということが暗黙的に示されているということである。もちろん好き勝手にやっていいわけではないし、失敗しすぎると怒られるかもしれないが、それでも怒られるぐらいである。顧客に新しい商品・サービスを売ってみる。こういうものは売れるのかというのが"実験できる"。自分の部署のメンバーに新しい教育的な要素、研修的なものを導入してみて、それが効果がでるのかを"実験できる"。と言ったように、事業を勝手に大きくしたり、会社によっては新しい事業を作ることすら裁量の中に含まれる。なので「どういう商品・サービスが売れるか、どういうビジネスなら成り立つか」を会社の資源(主に金と人)を自由に使って「経験値を総取りできる」という状態になる。イメージしてほしいが、年間1億円使って良いし、優秀な人に毎年500万円~800万円会社が人件費を支払ってくれて、そのひとたちを30人ぐらい自由に使っていいよ。となっている状態が部長クラスである。金額換算すると、毎年3~5億円ぐらい自由になっているのと等しい。これが部長未満では自由ではない。(会社によるとおもうが)別の記事で書いていくが、裁量は「経験値効率を10~30倍ぐらいにあげるために必要な権利」だと思えばいい。ただし使いこなせないとやられる。なので「使いこなせればいいのである」意外と裁量について、詳細に使い倒す方法を書いた書籍があまりないので、そのあたりも全部書いていこうと思う。

④偉いとみられはじめる(実際に偉いかどうか、尊敬されるような人間かどうかはおいといて):
・なんかやたらと偉い人、すげーひと扱いされはじめる。自己肯定感が低いタイプだから嬉しさ、喜びはないが、"役職がつく"というトリガーで、なぜか人は"偉い人なんだろうな"という、ラベルを見て人の実力を判断するし、"錯覚する"
・どうでもいいひとも多いだろうが、"人によっては「偉い!と思われている状態」これはモチベーションにつながると思う
なんだかんだいって偉い、評価される、会社に認められる、周りの従業員に承認される、尊敬されるというのはモチベーションがおもったよりあがる。いわゆる承認欲求。
・承認欲求が強い人、他社に認められるとすごい嬉しい人には特におすすめである。

⑤持てるものの義務(ノブレス・オブリージュ)を果たせているのではと思い始められる:
・前提として私は自己肯定感がとても低い。なので「ある程度、人の役にたっていないと、あれ、生きてていいんだっけ?何か役に立てているんだっけ?と思い始めて鬱になる。そういう価値観で生きている人がいればこれはでかい。「ある程度人の役になっている感が養われ始めるのが、年収1,000万円到達している仕事、部長などをしている状態あたりから」だ。
・ノブレス・オブリージュについてニュアンスを説明しておくと、「どうせ暇な人生だし、部長になれない人もいるなかで、なれる素質とリソースがあるなら、それはならないと失礼かな。という考え」
にもとづいている
・既得権、両親の資産、持って生まれたリソースや能力。それを生かさないというのは、タンス預金をそのままにして相続しないおじいちゃん。国を動かす権限を持ったまま何もしない王様。のようなものである。なので、自分自身という資源/リソースも客観的に、一人の人間と見た時(ゲームで三人称視点で、キャラクターを操作して、パラメータを開いている感じ、ゲームしているのに、キャラを操作して目標を達成しないで、ずっとゲーム内で釣りをしたり、同じ敵を倒し続けるのは暇すぎると思わないか)、利用しないと価値がない。もちろん人間の価値なんてどうでもいいし、ゼロでもいいわけだが、どうせ働かないと暮らせないという世界にいきているのであれば、働いている間だけでも利用価値は最大化したほうがいいということである。
・そして年収1,000万円あるいは部長クラスになる。というゲームの難易度について、大いなる勘違いをしている人が多いが、ベリーハード、鬼モード、クリティカルモード、ルナティック、難易度ペルソナほどは難しくない。初見でも死ぬことはないし、何度もタイムリープや死に戻りを繰り返さなくても、人生1回目でクリアできるレベルである。なぜなら「労働人口の3~5%、30人の中で1名というのは、1クラスで1名は部長になるぐらいの確率のため、学級委員長ぐらいの難易度だということだ。立候補をして、それなりの能力で人にある程度信頼されている人なら誰でもなれる。学級委員長ぐらいのレベル感の"難易度"で部長になれるのであって、過度に高難易度と勘違いをしていて、"なれるのに、実際に部長になって年収1,000万円に到達しているひと"は体感で少ないと思う。(色々な会社の人にあったときに、なんでこの人は部長になれる"能力と素質がある"のに、ならずにいるんだろう。という人が私の身の回りには多く存在していて、話を聞く機会があると、大抵は"部長というロールでの攻略法、具体的な動き・ムーブの正攻法"などを習わない、共有されないために、苦労している部長を見すぎて、難易度を過剰に高く見積もっているのではないか。と思われる話が多いから。というのを雑な根拠としている)
・また、難易度を過剰に高く錯覚しているのとあわせて、"能力や個人の限界まで頑張らなくていいよねという空気感が蔓延している。気持ちはすごいわかる。「能ある鷹として生まれたが爪を隠して生きている」人が多い"と感じる。だが、ずっとそのように爪を隠していると、鷹ではなくなっていくとおもう。イメージとしてはなんだろう、異世界ものの世界設定の中で、くすぶって、酒場に入り浸って飲んだくれている、元騎士団長みたいな人が多い。そういう飲んだくれ元騎士団長的なマインドの人に伝えたいのは「どうせ暇だし、働かないといけないんだから、1日8時間は働かないといけない」のなら、その時間だけでも"鷹として生きたら?"ということである。「えー、でもなー。やれるかもしれないけど、つらそうだなー。」とおもっているかもしれない。それはあっている。実際辛い。ストレスフルになる。けれどストレスフルでいいのではないか。だってどうせ暇だし。人間は負荷と暇つぶしのバランスなのである。真っ白い部屋に数日いれられて暇すぎても死ぬし、負荷が高すぎてもストレスで精神的に死んだり、自殺して物理的に死んだりする。ストレス自体は悪くないのである。過度に暇だったり、過度に負荷が高いことが、人間の健康にとってよくないのである。部長になる・年収1,000万円ぐらいの仕事をこなす=ストレスフル=死ということかというと、別に必ずしもそうではない。責任はやはり重いのだが、この責任の重さは、鋼の錬金術師でブラッドレイから"鋼という二つ名"を与えられた際の「いいねェ、その重っ苦しい感じ、背負ってやろうじゃねーの!!」ぐらいの重さである。能ある鷹のあなたになら"部長"や"年収1,000万円"という二つ名は背負える程度の重さである。きんくま卿(著者)の名において、汝に"年収1,000万円、部長"を授ける。
⑥幸せ=没頭である。没頭=最高の暇つぶし。最高に適切な難易度である。簡単なゲームを続けるのは苦痛。無理ゲーも苦痛。段階的に難易度を上げていった先の部長というマイルストーンは、"結構適切な、ぎりぎり無理ゲーではなくクリアできるという難易度"で、"仕事をゲーム化する上で、良い目標設定である"=つまり、簡単にクリアもできないから、数年遊べるけど、死ぬまでにクリアできないという難易度でもない。人によるが、10~15年で達成できるぐらいの難易度である。めちゃセンスあるプレイヤーなら現状次第だけど、3~5年で到達できると思う水準である。私は上司に恵まれたり、運が良かったり、ゲーマーで攻略法を見つけるのが早かったから6年ぐらいで到達した。ただこの記事はめちゃセンスのある天才プレイヤー向けではない。そういうやつらは勝手にクリアしていくし、天才すぎてクリアした方法をwikiに書かない。あと天才だから感覚で全て理解しているので、その感覚は本人から再現されることはない。なので天才まではいかないけれど、運良く早めに年収1,000万円、部長になれた30歳の凡人が、可能な限り言語化をして、再現性を持って言葉の限りを尽くした50万文字で攻略wikiとして解説しようという試みが本書である。これを読んでぜひあなたも"年収1,000万円・部長ゲーム"に没頭してもらってよい。
⑦アーリーリタイア的な発想が現実味を帯びてくる。年収1,000万円だとそんなにアーリーではないけど、定年が早まったりはするとおもう。たとえば現在めちゃくちゃ浪費しているが、30歳時点で資産としては500~1000万円相当のものがある。そして年間で貯めようと思えば500万円以上は無理せず貯められる。適当に株につっこんでいるだけで増えているので、運が良ければ定年はもうちょい早くなる。今30歳で40歳までに6000万円貯められるとして、株に突っ込み続けたら、きっとその頃には1億円ぐらいにはなるだろうから、40~50歳の間に適当に働きながらセミリタイアぐらいはできるとおもう。そこまではいかずとも、今の30歳はおそらく定年70歳ぐらいになるだろうが、それが55歳~60歳ぐらいまでは縮むのではと思う。それでも十分ではないか。暇な余暇が10年増えるのだから。余暇がなくても暇である。

私はとにかく社会人をすぐやめたかったので、⑦リタイア>⑥没頭できる>⑤義務感>①金の順で良い。メリットである。良かった。とおもっているが、あとはどうでもいい。一般的には①金>④承認・認められる>⑥没頭できる>②異性にモテる、という感じではないか。

私は感覚が少数派なのではというのは理解しているが、実際にそうなのでそう書く。ただ原動力なんて、なんでもいいじゃないか。結果は同じなんだから。モテたいからやるでもいいし、なんかゲームっぽいからやってみるでもいいし、金のためでもいい。「人生捧げるレベルではなくて、5年~10年で比較的誰でも達成できるレベル」なので、今後の人生のためにやっておこう。そしたら少なくともお金はそれほど困らなくなるから。ぐらいの感じでやってみてもいいのではないかとおもう。

最後に部長になって良かったと思うエピソード

年収とは無関係に、最後にすごいまともな感じの部長という管理職の良い点、良かった点をご紹介する。
①やる気ある若者を育てるという、楽しみを新たに得られた。意外といいものである。名作ゲームぐらいには面白い。
②やる気がなく、くすぶっていたひとたちを再起させて、没頭させて、闇落ちしていた人たちを良きルートに軌道修正し、日々頑張りだしている姿をみるのは、よいものである。これも人気の異世界転生ものぐらいは見ごたえのある現実世界の物語として面白い。「40歳でくすぶっていた元騎士団長、剣聖になる。みたいなのを現実世界でつくれる」
③変なやつ・無能なクソ上司・クソ経営層に管理されるより、自分で管理したほうがマシという考えで、実際にマシな組織ができあがる。

①と②を数年間試みた結果、本人たちに結構感謝される。感謝されるのは悪い気分ではない。それなりに嬉しい。自己肯定感があがるわけではないが、感謝されている事自体は嬉しくおもえる。
また、人が前向きに取り組んで、伸びていって、やる気を出していっていると、闇落ちしていた人が復活すると、組織力があがっていき、それに応じて売上や業績があがっていくから、経営層にも感謝される。株主とは直接話す機会がないが貢献できる。そうなってくると、あらゆる方面から感謝されているのであれば、ということで最低限の自己肯定ができる。(まぁそれなりにやっているよな。と)企業は"人"とよくいわれるけれど、人が本気出せば勝手に上がる。なので、基本的なビジネスモデルがあり、時流にのっている業界であれば、"人に"本気を出させるだけというのが本質っぽいが、この記事は「会社の中の人に対しては"本気だしてみなよ"というのをある程度やって、暇になってきたので、日本全国の人を対象に、"本気だして、部長になって年収1,000万円ゲームをやってみなよ"を後押ししようかな」企画である。

今回は約10,000文字ぐらいだった。
つづく。

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