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依存先にしたい、自分の強さについて

**最初にお断りしておきます。この記事は、負の感情で書かれているように見えます。しかし筆者の実態はそうでもありません。
実家でゆっくりのんびり書いています。
やり方がわからないことを言葉にしたい、
ここにいるのは、拙い生き方の生き物です。
腹に一物あるわけでも もちろんありません。
あと多分とても読みづらくて、
そもそも人目から見て面白いと思われようとして書いても、いません。**


”感情の依存先”というものって、なんだろう。
私はいつもきっと誰かに依存しているんだ。
言葉が雑だと怒ってもらって、
(嫌ってくれ、いらないものだろう私は)
と言って離れた場所への感傷は
どこに置いて良いですか。

依存していたのか、依存されていたのかわからないけれど、
電話対応でたった一つの説明をするのに30分かかったおばあちゃんは
「ご主人が倒れた直後で気が動転していたの」と
とにかく全部を説明しようとした。
…今の私はどうだろう?彼女を馬鹿にしているだろうか。
感情の依存先。


***ここから先は、感情論でお送りします。***

『あなた人を馬鹿にしているの?』と言われた時に「いいえ馬鹿にしていません」「お客さま、深呼吸しましょう。」「大丈夫ですよ」
『こっちは急いでるのよおんなじこと何度も何度も!』いや何度も説明をしているのは貴方の方ですよ、あまりにも前に進まないまま、さっきもお答えしましたよその質問。っていう。
心を飲み下す。

急いでいる。だから私も助けたい。そうですよ。

「わかっていますよ」と私の口が発する音は、
喪う怖さをその痛みを”知ったかぶっている”ようには見えないだろうか。どうだろうか。気をつけたい、対応したい、どうにかこの人を宥めたい。

けれど言葉が矢継ぎ早に降ってくるせいで、なんだか無性に腹が立った、そっかあの時私、腹が立っていたのか。文章にしてみたら見えてきたな。
温度が違うことが腹立たしいと思う気持ちがこちらに刺さるほど、ああ。もうだめかなこの人は、と言いたくなるのを堪える。
”私はあなたには怪物みたいに見えているのか?”と少し思っていたのはあるかもしれない。

「私も動転しているんですよ。ドキドキするのはわかります。
深呼吸しましょう。」

私ってこういう感じにしてしまう何かがあるんかな。
どうしたらそういうふうにさせないで、お客さまの喉を酷く痛めないようにしてあげられるんだろう。
『早く救急車呼ばないといけないのよ!』
「っま、待ってください、お客さま。救急車まだ呼んでないんです?」
少し慌てたそぶりにしてみた。いや、演技でも、考えてやったわけでもなくて、
ただ感覚的にそうしていた。”これで普通に見えるだろうか”と。なんていうか、どこまでも少し冷静なんだ。そしてその冷静さが癇に障るのだろう。

『ようやくこっちのことわかってくれたわね!』

いや、貴方、我々は双方、ここまで酷い目に遭う必要ないのでは。
なんでヒートアップするんだ。喉痛みませんか。ああ、なんて愛想のない店員なんだ、私は。クソだな。ぼんやりしてしまうようになったのには、ーーーーー…まあ、私のせいで自分を(そして私のことも)悪人にしてしまった人のせいなんだけど…。

私は心がないのかな。何があったって、動揺したって意味がないのを知っていた。目の前で物事がすごいスピードで進行していくのも、
感情がへし折られてしまうのも、
みているしかなかったことがたくさんあった。既視感だ。かつて私がしたことだ。
悲しかった、私は犯罪者なんだろうな。この人の中で、今まさに。
貴方を犯罪者にしたいんじゃないんだよ!って叫び続けるイメージも思い出せる(そんなこと一言も言ってくれなかったけど)。あの人、徹頭徹尾 ”善人”だったからなあ…。私は聴衆にとって”最高最低の悪役”だったに違いない。こちらが譲り受けてきたわかりやすい説明をしようとする意思を挫くような揺すられ方。つまり私は先輩方に依存しているんだ。居なくなった先輩方に、いまだに。
助けてもらえないのに。

相方をなくすような経験を私はしてしまった、と去年思っていた。
TRPGで無理やり引き出された、私の本心かわからない何か。私の話も聞いて欲しかったな。まあ私のは急に倒れられるのとはきっと違う。ただのイメージで、もっと柔らかくて、血生臭く汚辱に塗れていた。
人を悪人に仕立て上げようとする悪意をとにかく耐えた。耐えたというか、その通りですー抵抗しませんーみたいな‥?こんな想像になってしまっている時点で相当あの場には嫌われていたと思うんだけれど(そして私も嫌いだったんだろうけれど)。あ、シナリオ書いた方々のことではないです。
あくまで問題だったのは我々プレイヤーです(多分一緒に悪者にするな、っていうんだろうな)。TRPGの出だしから私は相当”素直じゃなかった”。周りからそう見えていることにも気づかないまま、(ああ、なんか嫌だな。ついていけないかもしれない。)の(嫌だな)を後回しに、
周りのみんなが楽しいならまあいいか。
とぼんやりしていた。それをみんなが痛く気味悪がっている(というか嫌がっている)ともわからないで。
あんな状態でも楽しめるようにセッティングしていた彼らの手腕は間違いなかったと思う。ただ私はもう2度とあの地を踏めないけれど。
…足がない感じがすごいな。

閑話休題。

意思疎通がうまくできたきっかけはよくわからないけれど、持ち直したのはお客さまの自律神経だけだったと思う。私は本当に、何にもしていない。ただ

『こうして欲しいのわかった?』に対し
「はい、大丈夫です、それは既に履行されています。大丈夫ですよ」と言っただけ。3度くらい。そして(もうそろそろお客さまのエネルギーが切れる)、という頃に

「一つ私、落ち着き方を知っているんですよ。大丈夫ですよ。
お客さま。大丈夫って言ってくださったら私も大丈夫になるんですよ。私は大丈夫。お客さま、大丈夫…?」と言った。
この人は”落ち着きたくない”んだろうけど、こんな状態の方に
看護婦さんとかこれから医者とかがぶち当たるのを、考えたくないんだ。私。
あと単に、これ会社的にどうなんだろう。というのもあった。
私どんだけ仕事できないんだろうみたいな。はちゃめちゃ構文だった。世の中にはベイマックスが居るべき。可哀想で仕方なかった。この人の隣にベイマックスがいないことが。

ものすごい罵倒されてるのは確かにただただ無関係な私だけど、今、可哀想なのはこの電話越しの向こうのこの人。
だからずっととにかくその態度が嫌だと言われようが(多分これをもっとうまくやる先輩はいるはずだけど)

「気にしますよ」「そうですよ」「違います」「前に話を進めましょう」

当たり前のことだけ繰り返した。慇懃無礼でも、それが正しいと信じたことしかできないんだ。私は気難しいのか生真面目なのかわからないけど。
ブレたくない。

「配送をストップ」の、業者へ一本の電話で終わる、たった一仕事をするだけのためのことにこんなに時間がかかって、周りに迷惑がかかって、私はすごくなんというか 自分のできることの少なさにぼんやり(なんで全部がこんな大袈裟になるんだろう)と呆れた。

誰か褒めて欲しい。私、馬鹿なりに妄言に付き合いました。
自分の猛言を言わないように勤めました。
いつだって猛毒がこの体の中にあるのを、申し訳なくて友人を同じ地獄に連れ込みたくないと消えたのを、言い訳しませんでした。

でもあの場所を失わせる結果にすることによって、
結局同じ地獄に引き摺り込んだんだ、きっとさ…。

こんな時間の無駄な仕事もなかったし、もう体力的な面では
とにかくお客さまのこと不幸にした。馬鹿ですみません。きっと頭が悪いんです私。誰のことも即座には信じられないんです。時間がかかるんです。
サクッと距離感よく線びいて、話をまとめられたなら、お客さんも「ああ、よかった」の一言で終わったろうに、私は自分への自信の失い方が半端ないので
全然お客様が話を聞いてくれない。

良い人すぎ胡散臭い、と高校時代に友人から言われたのも思い出した。そだね。好きって感情は儚いものだなあ。

私の今の依存の心は、このnoteという場をお借りします。
上司には言ったところで伝わらないんじゃないか、と思ったので。
上司はこんなバカきっと好きじゃない。
このおばあちゃんにはいくつあったんだろう、そんな場所が。
私が聞こえていますよ、わかっていますよとどれだけ言ったかなんて、耳をあまりに上滑りして一切届かないのだろうな。
切羽詰まっている人というのは、そういうものだと思う。

「朝からこんな状態の私にぶつかっちゃって貴方も災難だったわね、ごめんね」と早口&大声でとにかくいうのを
「いいえ、滅相もない、仕方がありませんよ大変な時ですから、お客さまそうではなくて、一旦受話器を置きましょう?もう今できることはしてありますよ、そんなことより救急車呼ばないと。お体に障らないようにしないと。」と私も早口で言っていた。

伝わっただろうか。”世間の人々は貴方を拒絶していない”と言うことは。
電話の先にいるのは、単なる店員だ。
電話の先にいるのは、単なる顧客だ。
わかってくれ。そういう戦争があるんだってことを。
最後には電話越しに、
「ごめんなさい、たくさん動揺してしまって、ああもうなんだか涙が出てきてしまった、貴方もごめんなさいね」と泣かれた。

それが安堵で、だったならいいんだけれど。
私との会話が終わることへの喜びだったなら、私はなんのために怒鳴り散らされたのだろう。

最後が「大丈夫?では受話器置きますよ?じゃあね…」とできる限り小さな声で、落ち着いてくれますように、と思いつつ電話を置いた。
責めるようなことは言ったつもりはない、一つ覚えていてほしい。
怪物などどこにもいない。

私は神様みたいに優しかったですか?
私は心療内科医とか精神科医とかですか?
うんざりするんだ。人並みに。それが仕事だって思えないから。

私の仕事は確かに、信用の笑顔が張り付き、心がふくよかな医者、じゃない。疑われてしかるべき販売員だ。
善人だとたかを括られると苦しい。まるで便利みたいで。
便利なのはわかるよ。だけどそこで捲し立てないで欲しいんだ。
サービスには定型的な形になった理由があって、それを履行するのにすごく単純でわかりやすくてシンプルなルールが示されている時、
店員は多少なり、貴方を誘導するだろう。
それが一番、解決の道筋として最短距離だから。

…ガイドライナーを馬鹿にしないでくれ。疑ってかからないでくれ。
やりたいことは一つだけ、貴方を掬い上げたいだけだったよ。

わからないわからないわからない、って、
わかろうとしてないだけにしか見えない。
でも今回の今回については、お客さまの理由が理由だったから、割とまともだった気がする。

もっともっともっともっともっと
酷いのによく会う。
私仕事できなさすぎか、
あるいはもう十分仕事する理由を失いつつあるか。笑わないよ。
全然笑えないんだ。

これを繰り返すうちに、
世界一大切にしたかった友人に、当たってしまった。このことについては上司に言った。「もう大事な人に八つ当たりするのが嫌だ」と。
「お前を障害児と呼んだのは誰だ」「前の店長です」と。
「果てしなく遠い道のりだ、それでもお前はちゃんと信用できるんだよな。信じたいんだよ、俺は。お前の言い分だとお前は全然ダメみたいだが、俺の視界じゃお前は全然ダメなわけがない。可愛がられて当たり前の人間だ。」とも。

それで、全部なんのせいだろうとかどれのせいだろうとか、友人はそう言って私を悪人なんかじゃないって言ってくれたのに、
私は全員の手を振り払って「鬱陶しい」と思った。
私が壊してしまったんだそうだ。私の認知の中では。けれどきっと全員が「自分が悪かった」とか「いやでもあいつが悪かった」とか言ったぼやきを持つんでしょう。いや、優しい妄想をしているだけで、知らないところで私を諦めていたかな。
それとも、
いなくなったこと自体、損失でもなんでもないか。そりゃそうだ。

自分の声が、うるさかった。私って気狂いみたいだ。悲しいな。
仕事のことを、他の場所に持ち出して愚痴を言うんじゃなくてね、お前は強いねって褒めて欲しいんだ。
でも第一声が「仕事ばかりしすぎだからそうなのね?」って言われる場所で、どう感じると思う?
(ああ、私はきっとみんなほど可愛くないんだな)だ。
だって誰とも違うらしいんだ。私だけが。
本質が同じだよね、って笑い合っている姿を、眺めて「本質って何?」と聞いているのに、返してくれないあの人の口で。もう一度。
ただ褒めて欲しいだけ。

…でも私が選んで離れたからもうそんなことしないでいい。しないでくれ。
イメージの中の私、最低なんでしょう。
いつもいつも同じことの繰り返しなら誰か答えてほしい。
私よ、私が見えていませんね…。


愛情を向けるべき相手が決まっているなら、教えてください。私の運命はどこにいるんですか。
全ての人に優しくするべきじゃないんですか?
やり方が大いに間違っている場合、私がするべきことってなんですか。
悪いことをしたと思った時に
「謝らないで、私は自分で処理できるのでね」と言われた場合
どこにいきゃ良いんですか。
「あなたと遊びに行くことだけが楽しみなんで」という言葉が、
(私にとっての他の居場所をお前が奪った)、と聞こえるとき。

奮起と暴言と妄言と仕事のお願いと、そして謝罪。
私はその全てをもらって、
私はまるで誰かの感情のゴミ箱みたいなのに、
「善人面構をしないといけないのかあー」
って間伸びした愛想のなさを、いまだにぶん殴られ続ける場所に立っている。

私が見ていてどう考えても、私の父は母を大切に愛しているし、それを否定する母を私はあまり好きになれません。それでも母の方がより一枚うわてなんだ。
私よりも、私に優しい。
なんで大人ってそうなんでしょう。友人。
私より7も上の、思い描いた理想の兄のような人。

貴方はもしかすると、
私のアカウントの小説を読んだことがあったんじゃないですか。
自滅していくようなあの小説の中にある姿を、愛してくれる形にそっくりだったから。思い上がりだったことを、たくさん覚えている。

またいつか会いたいです。本当に、本当にもしも、
彼が私にとって毒役でないのなら。逆も然りで。

だから、もっと笑おうと思うのに、
休日は優しい妄想にすぐ泣いてしまう。
なんでもないことに心が揺れる。
次の運命の中では、

貴方ともっと、優しい関係になりたい。

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