英語を話せなかった私が、アメリカ大学院に正規入学した英語スピーキング勉強法

こんにちは！アメリカ在住6年目のみゆっこみゆたろう@アメリカです。私は以前全然英語を話せず、興味もなかったのですが、アメリカの大学院に正規入学し、渡米して5年半がたちました。今回はアメリカの大学院を受験するために実践した英語スピーキング勉強法をご紹介します。詳しいプロフィールはこちらをどうぞ。

本記事では、英語を話せなかった私がどのように英語、特にスピーキングを勉強し、アメリカ大学院に入学したのかをご紹介します。

この記事の対象：
英語を話したいと思っている英会話初心者の方。TOEICなどの筆記テストは点数がとれるけどスピーキングがなかなかできない、、という方。

私は、大学3年生の時に、ふとしたきっかけでアメリカの大学院に進学することを決意しました。アメリカの大学院出願に必要なTOEFLという英語試験は筆記だけではなく、スピーキングもあるので、英語を話せるようになるように試行錯誤しました。私は当時全然英語が話せなかったので、本当に苦労しました。

以下、振り返ってみて私が自分にとって効果的だった勉強法をご紹介します。以下の方法を実践して半年で日常会話が問題なく話せるようになりました。

目次
1. 英語を話せる外国人の友達を作る。
2.  LINEやfacebook messengerで英語の練習
3. 会話に役立つ英語表現のストックを作る
4. 英語がうまく伝わらなくてもめげない心を持つ！

1. 英語を話せる外国人の友達を作る。

目的: 英語を話せる環境を整えること。

私は留学生が多い日本の大学に在学していましたが、なかなか外国人の友達を作る機会がありませんでした。そんな私がどこで留学生の友達を作ったかというと、新留学生のおもてなしボランティアです。

このボランティアは、新しく日本に来る留学生を空港に迎えに行き、外国人登録や銀行口座作成などのお手伝いをする、というものでした。私はアメリカ人の女の子担当になり、このボランティアをきっかけに彼女と仲良くなり、留学生のパーティーなどに誘われるようになりました。

彼らも日本語を学びたがっていたので、良いランゲージパートナーができました。

2.  LINEやfacebook messengerで英語の練習

目的: スピーキングを自分のペースで行うこと。(アウトプット)

外国人の友達ができても、もちろん、それでいきなり英語を話せるようにはなりませんでした。緊張して、相手の英語が聞き取れなかったり、言葉が出てこなかったり、正しい英語表現が分からなくて困ったことが何度もありました。こんな私に効果的だったのが、留学生とfacebook messengerでやりとりしたことです。

私は毎晩パソコンで、messengerを使って留学生の友達に話しかけ、英語の練習をしました。messengerを使った理由は、当時私の周りにいた外国人留学生は基本メッセージのやり取りにfacebook messengerを使っていたからです。この方法の良い点は、3つあります。

①面と向かって外国人と話していないので、焦らず、緊張せず、自分のペースでメッセージを送信をできること
②自分のペースで、パソコンで英語表現を調べながら英語で返信できること
③相手の英語表現もわからない単語があったら調べられること

この方法で、だいぶ英語での表現の仕方が身に付きました。特に英会話初心者の方には効果大です、おすすめです！

周りに外国人の友達がいない場合は、匿名で参加できる英語チャットルームなどで同等の効果が期待できると思います。

3. 会話に役立つ英語表現のストックを作る

目的: 英会話に必要な英語表現を増やすこと。(インプット)

次に、英会話で必要な様々な英語表現が必要になってきます。CNNニュースやnprラジオを垂れ流しにしていたこともありますが、英語が早すぎて聞き取れず、これは当時の私の英語力ではほぼ意味がありませんでした。

そんな当時の私に効果的だった方法は、

①映画、ドラマを字幕付きで見る

洋画でも邦画でも構いません。大事なのは、洋画の場合も日本語の場合も英語の字幕を入れることです。洋画はリスニングにいいのはもちろんですが、邦画を見ているときは、日本語で内容が全て理解できるので、英語字幕を同時に見ることで「この表現は英語ではこういえばいいのか」と勉強になりました。

↑人気のテラスハウスも英語字幕付きで見れます。

「今日は疲れていて、洋画＋英語字幕はきつい。。」というときに邦画＋英語字幕をおすすめします。

②「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」を毎日使って英語表現を覚える。

この本は、英会話に必要な英語表現に特化した本で、実際に読者に英会話力が身に付くように構成された本です。この本に載っている英会話表現を毎日練習し、英会話脳ができました。

準備は完了！英語表現をストックしたら、あとはひたすらアウトプットするのみです。とにかく場数を踏みましょう。私の大学での所属研究室でも外国人留学生が何人かいたので、彼らに英語でひたすら話しかけました。

あとは、最後に、、

4. 英語がうまく伝わらなくてもめげない心を持つ！

外国人に英語で話しかけると、英語が聞き取れない、英語が通じないということが山ほど、数えきれないくらい起こります。少なくとも、私の場合はそうでした。

こういうとき、めげそうになるのですが、「私は絶対に英語を話せるようになるんだ！」と負けずにチャレンジしてみてください。

もし、周りに外国人がいない、という人は、留学生サポートの大学サークル、外国人が多く来るバーやハンバーガーショップなどのイベントに参加してみるのも手かもしれません。

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次回は、効果的に英単語を覚える方法を紹介します。是非お楽しみに！