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そもそもマジシャンになるにはどうしたら良いの?マジシャンデビューの方法。

よくクライアントから聞かれることの一つに

「マジシャンって、資格とかあるの?」

という質問があります。

また、プロマジシャンになりたいと願う子どもたちからも、

「マジシャンになるにはどうしたら良いんですか?」

と聞かれることが多々あります。

ところが、

答えがあまりに簡単すぎて、みなさん拍子抜けします。

「自分でマジシャンだと名乗った瞬間に、マジシャンになれます」

資格はありませんし、誰かの許可が必要なわけでもなく、届け出も必要ありません。(もちろん本格的に職業にするのであれば個人事業の開業届けは必要になりますが、それはマジシャンに限らず誰でも開業するにあたって必要なことです。)

ということで、

マジシャンになる方法は超簡単。ある日あなたが「私はマジシャンだ」と発信し始めたその日が、あなたがマジシャンになった日になるわけです。

ただ、これでは親切な答えにはなっていないので、もう少し現実的に考えてみましょう。

まず、マジックができなければ宣言することもできません。仮に宣言しても、それはただの妄言でしかありません。

そしてマジックができたとしても、あなたのマジックを見た相手が喜んでくれないことには、プロマジシャンとしては機能しません。趣味なら別ですが。

さらに、喜んでもらっておしまいでは、趣味でマジックをやっている人と変わりませんので、そこに対価としてお金が発生する必要があります。

整理すると、

自分でマジシャンだと宣言し、マジックを披露した対価としてお金をもらえるようになったら職業マジシャンとして成立することになります。

( ↑ ぼく自身は、お金を介さずに魔法で直接価値交換をする『魔法通貨』というプロジェクトにも取り組んでいるのですが、ここでは一般論として)

言葉にあまり意味はありませんが、マジックだけで生活できるようになったらプロマジシャン。他の収入と合わせて生活している場合はセミプロマジシャンというのが一般的のようですが、プロマジシャンとして生きつつもアルバイトをしている方もたくさんいますので、そのあたりは曖昧になっているようです。

こうして考えてみると、マジックができて、人を喜ばすことができて、対価としてお金をいただけるようになれば誰でもマジシャンになれるわけです。ある意味、めちゃくちゃオープンな環境なので、本気でやりたければ、誰でも挑戦することができます。

とはいえ、実際にはなかなかそこに踏み切れない人の方が大多数です。

仮に踏み切ってはみたものの対価を支払ってくれる人が見つからない、他のマジシャンと比較した時に自分が選択されない、思っていたより喜んでもらえない、、、そういうことも当たり前に起こってきます。

そこで、次回は「踏み切れない人」について書いてみようと思います。

この相談が一番多かったりします。


  ↓ <次回> ↓ 
なかなか独立に踏み切れない人たちの原因はコレ。マジシャン、クリエイター、起業。


このマガジンを始めた理由はこちら(初回記事) ↓ 
プロマジシャンとして生きていく方法

コミュニケーションにおける間合いと、相手や自分自身を見極める目を獲得するためのノートはこちら ↓


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