七草粥クライシス
ー早めの準備、これ大事
きのう(1月7日、人日の節句)、危うく七草粥を食べ損なうところだった。この日の夕方、奥さんと大手スーパーに行くも、七草粥に欠かせない「春の七草」セットがどこも売り切れでない。3軒目の中堅スーパーでようやく見つけ、どうにか事なきを得た。調べると、どうも人日の節句の当日は、売り切れて買えないことがままあるらしい。早めの準備、これ大事。
折れない心
一年の無病息災を祈り、人日の節句に七草粥を食べる。江戸時代から続く日本の習わしだ。万難を排して守るほどの気概はないも、これまで続けてきたこともあり、ここで投げやりにする気はなかった。
「お好み焼きで良い?」とあきらめ顔でメニュー変更を伝えてくる奥さん。それを励まし、3軒目となるオオゼキで「春の七草」セットを見つけたときは嬉しいというより、むしろホッとした。折れない心、これも大事。
苦労して具材を調達したおかげもあってか、ことし(2024年)の七草粥は実に美味しかった。火を起こして薪をくべて作るキャンプ料理が抜群に美味く感じるのと同じ原理かもしれない。奥さんは自信作と胸を張っていた。
売り切れ理由
人日の節句の当日、「春の七草」セットが売り切れて買えなかった理由は何かー。ある個人ブログにあった「そもそも在庫を抱えたくないスーパーが仕入れ数を抑えている」という言葉が最も腑に落ちた。
そのブログによると、「春の七草のうち、セリやスズナは七草粥以外でも使える。ただ、ゴギョウやホトケノザは七草粥以外では買う人はいない」という。なるほど、仕入れ数を抑える合理的な理由と言える。なるほど納得。
味落ち懸念
七草粥は、一般に人日の節句の朝に食べる人が多いそうだ。そのため、前日の1月6日に「春の七草」セットはよく売れるらしい。正月明けから販売しているとのことなので、見かけたらすぐに買っておきたい。
労せずに手に入れて作った七草粥は味が落ちる!?懸念。
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