見出し画像

『幸せのメカニズム』(2)統計の見方には注意が必要!!

10月21日(水)に開催された「『幸せのメカニズム』について著者と語る会」に参加して気付いた事、関心を持った事、などについて書いています。

今日は、統計の見方には注意が必要だという事について書いてみます。

幸せの統計について

海外と日本で、幸せですか?というアンケートの回答で、日本の方が幸せと感じていないと話題になる事があります。

これについて興味深い話がありました。

例えば、アメリカなどの個人を大切にする教育の国では、幸せですか?の質問には、ハッピーだよ!!と高得点を付ける学生が多い傾向にあるそうです。

一方、協調性を重視する教育を受ける日本では、同じである事が美徳とされ、「出る杭は打たれる」ということわざもある様に、一人だけ突出するのを嫌います。そうすると、それの傾向がアンケートにも出てきてしまい、幸せですか?と聞かれると、たとえ幸せな人でも、高得点を付ける人はすくなくなる傾向があるそうです。

例えばお金持ちの人は幸せだろうし、トップにいる人は幸せだろう。だけど、自分はそれほど不幸も感じない。だから中間にしようと考えて回答する傾向にあるそうです。

確かに、自分も体調はいいですかについて、「とてもよい」~「とても悪い」の選択肢があると、絶好調でもないけど悪くもないから、普通にしようと考えて、真ん中の点数をつける事がありました。

これの問題点は、人により、出て来る答えは違うという事なのです。

控えめな人なのか、自分をアピールしたい人なのかによっても、点数の付け方が異なるので、同じ5点でも意味が異なるのです。

私も、20代より若い頃はとても消極的な生き方をしていたので点数は低い傾向にありましたが、うつ病から抜けた今は、とても高い点数をつけるのも躊躇なくなってきました。

ところが、統計を見る側からすると、同じ質問で同じ条件でうけものだから、出て来る答えも同じだろうとみてしまい、後者はなんと点数が低いのだろうとショックを受ける事になってしまう事が起こっているそうなのです。

だから、幸せですか?の様な結果でも、なかなか比較するのは難しいのだという事がわかりました。

この視点は私には無かったので、なるほどな~と感じました。

この様な統計については、国民性がでるので、見方に注意が必要なのだという事が分かりました。

幸福学に関する動画

前回に続いて、幸福学に関する動画を紹介します。

この動画には、奥様である、前野マドカさんが出ておられます。

『幸せになる為の4つの因子【はぴtube #00 】』

幸福学の本

今度、お二人で書かれた本が出版されるようです。

『家族の幸福度を上げる7つのピース』(青春出版、1400円)
前野隆司、前野マドカ 著

前野先生のFacebookには、以下の様に紹介されています。

***

妻と書いた新著の見本が届きました。1週間後くらいに書店に並ぶ予定です。Amazonだと10/21発売となっていますね。本には11/1第1刷と書かれています。
『家族の幸福度を上げる7つのピース』(青春出版、1400円)
前野隆司、前野マドカ 著

7つのピースとは「自分軸因子」「成長因子」「リフレッシュ因子」「思いやり因子」「役割因子」「認められてる因子」「協調因子」。
パーソル総研との共同研究で求めた「はたらく幸せの7因子」(自己裁量、自己成長、リフレッシュ、他者貢献、役割認識、他者承認、チームワーク)を家庭に置き換えたものです。
パーソル総研との共同研究の詳細はこちら。
https://rc.persol-group.co.jp/well-being/
https://rc.persol-group.co.jp/news/202007150001.html
https://rc.persol-group.co.jp/.../Well-Being_AtWork_ver1.pdf

***

まとめ

今日は、統計のデータの見方について、書いてみました。

統計というのは、集計する時に気を付けないと、まったく違った結果になる事があるのだという事を、別でも聞いた事がありました。

交通事故で無くなる人の計算についても、交通事故発生から何時間だと、交通事故が原因とカウントするそうですが、それよりも時間が経過すると、たとえ交通事故だろうと、異なる集計になるそうです。

統計については、どのような母集団で調べているのかとか、どのようなアンケートをしたのかによっても結構変わるのだそうです。より一層注意してみたいと思いました。

前回の記事


*~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~*

今日も、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。\(^o^)/

私はうつ病を経験した事で、自分の人生が大きく変化しました。

私の体験が誰かの参考になればいいなと思い、このnoteを書き始めました。

今後もさまざまな投稿を行って行きますので、スキ・コメント・フォローなど頂けると、とても嬉しいです。

これからもよろしくお願いします。m(__)m

・プロフィール:私は何者なのか? (自己紹介)

自分再発見カウンセリング(インナーリーディング※1)のお申込みはこちら


※1:インナーリーディングは、商標登録依頼中です(商願2019-112891)


今日も、いい一日でありますように。\(^o^)/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?