見出し画像

【車載して目的の観光地まで快適に移動を】家族が事前に調べ、新千歳空港でWHILLの貸出サービスを利用

旅行需要が特に旺盛になる夏に合わせ、新千歳空港の北海道ユニバーサル観光センターで近距離モビリティWHILLのレンタルサービスが約2ヶ月にわたり実施されました!

北海道はレンタカーで道内を観光する方が多いですよね。

本サービスは、車載しやすいWHILL(工具なしの分解、または折りたたみ)を借りて、車で到着した先でも快適に移動・散策していただくために始まりました。

シニア世代、長距離の歩行や体力に不安を抱える方などが、ご家族や同行する方と同じペースで自由に移動できる免許不要の移動ツールを用意しておくことで、北海道の素晴らしい観光スポットを堪能いただける旅行を楽しんでもらいたいとの思いが込められています。

新千歳空港でWHILLを借りられる観光センター

本記事では、実際にお借りになった方々の声を集めました!

※本サービスは、観光の繁忙シーズンもやや落ち着いていることもあり、9月末をもって終了しています。


WHILLは免許不要で「歩行者」扱いの近距離モビリティ

WHILLは免許もヘルメットも不要で歩行領域(歩道・屋内外)を走れる近距離モビリティです。電動車椅子規格で開発されており、最高時速は6km。
道路交通法上は「歩行者」の扱いとなります。

左からプレミアムモデルの「WHILL Model C2」、折りたためるモデルの「WHILL Model F」、スクーターモデルの「WHILL Model S」

特にModel Fは折りたたみができることから持ち運びや車載に特に便利なモデル。WHILL社では3日間から借りられるWHILL日額レンタルサービスも提供しており、お出かけ・旅行需要が高まっているにつれ、お申し込みが増えています!
気になる方はこちらもチェックしてみてくださいね✅

新千歳空港でのWHILLレンタルサービス 概要

本サービスは、WHILL取り扱いディーラーのトヨタカローラ札幌と日本UD観光協会が連携して実現!

普段は⾞椅⼦を利⽤しないけれど、⻑距離・⻑時間の歩⾏となるとつらいシニア世代などが疲れることなくゆっくりと観光でき、ご家族やご同⾏される⽅と⼀緒にその場を⼼から楽しんでいただけるよう、現地の新千歳空港でWHILLを気軽にレンタルできる体制を整えました。

  • 期間:2023年7月25日(火)〜9月24日(日)

  • 貸出場所:新千歳空港ターミナルビル1F 1 番・2 番到着出口すぐ

  • 貸出モデル:プレミアムモデルのWHILL Model C2、折りたためるモデルのWHILL Model F

  • 料金:4,000円/日(税込)、最長7日間までレンタル可能 ※6泊7日の場合は28,000円

WHILLを借りた方にインタビューしてみた

ケース1:家族の結婚式で北海道へ。息子さんがお母様のために事前にネットで調べWHILLを予約

お借りになったのは50代女性(お母様)で、四国からご家族で結婚式と観光で来られたそうです!

お母様は普段、杖を使って歩行しているが長距離歩行は困難のため、今回の旅行で移動手段としてレンタル。

スタッフさんから操作説明をしっかり受けられるので安心ですね!

旅行の計画段階で、息子さんが事前にインターネットで調べてWHILLのレンタルサービスの存在を知り、予約をしました。

期待お引き渡しの前に、WHILLのおりたたみができるかしっかり確認

札幌(すすきの)とニセコを観光し、段差や道路の隙間も軽々と超えられることや乗り心地の良さに満足いただけました。

こちらのご家族は、観光中は車で移動をしていたので、折りたたんで車載がしやすいModel Fを選んでいただきました。

※軽量とはいえ、人にしっかり乗ってもらい多少の安定感を持たせるべく、24kg(バッテリー込みで26.7kg)はあります。(車への積み下ろしは少し頑張る必要があることはご留意ください・・・!)

ケース2:元々WHILLが気になっていて、新千歳空港で見て1泊2日レンタル

大阪から観光にこられたご家族は、Model Fをレンタル。

元々WHILLを購入しようかな〜と考えていたそうですが、なかなか試乗する機会がなく、今回新千歳空港でWHILLのレンタルサービスを知り、1泊2日で借りました。

大変満足しながら返却に来られました!

旅行機運の高まりで、WHILLを利用したいユーザーさん・法人広がる

上述しましたが、ようやく従来の生活に戻り、これまでの時間を取り戻すかのように、旅行に出かける方が増えています!

訪日観光客を各地で見ることも増えましたし、出張が多い筆者も、新幹線や飛行機も満席に近い状態が多くなった、ホテルも早めに予約しておかないと!と、旅行機運が高まっていることを身をもって実感しています。

こうした背景を受け、WHILLを借りたいというエンドユーザー様からのお申し込みはもちろん、観光・旅行・レジャー業界の法人との協業もあらゆる方面で広がっています!

ホテルでWHILLを借りてそのまま観光へ

例えば、HISとの協業。
8月に航海したクルーズ船でWHILLのレンタルサービスが提供されました。

また、9月からは、これからの行楽シーズンにご家族との来場が増えることに備えて那須ハイランドパークや平城宮跡などでWHILLの導入が続きました。

ニーズは「普段は車椅子は使わないが、旅行中は気兼ねなく家族と過ごしたい」

WHILLの一時利用(レンタル・貸し出し)がエンドユーザーや旅行・観光業界の間で広がっている背景としては、「普段は車椅子を使わないけれど、旅行の間だけ使いたい」というものがあります。

「旅行中はたくさん歩くことになるから体力が不安だ」「普段慣れない土地で家族と同じペースで回れるか心配」といったご本人の思い。
そして家族も「一緒に旅行したいけれど、疲れさせてしまうのでは」「同じペースで回りにくく、かえって遠慮させてしまうかもしれない」といった高齢の家族を大事に思うばかりに湧いてくる気持ち。

普段は杖をついて歩くけれど、コンコースの広いエスコンフィールドではWHILLを借りてくださった素敵な3世代親子

こうした双方の悩みや課題感を解決する一つに、WHILLを選んでいただけているようです!

ちなみに、WHILL社調査では、歩きづらさを抱えるシニア世代の2人に1人が、行きたい場所があっても何かしらその気持ちを抑えていることがわかりました。その理由は以下の通り

とはいえ、施設に設置されていることもある介助式車椅子を使わないシニア世代は97.3%に上り、自由に動けない不便さや、乗りたいと思えるものではないという心理性、同行者への申し訳なさが主な理由です。

介助式車椅子ではなく「同行者のサポートなしで自分で気兼ねなく移動できる乗り物」が求められていることもわかっており、WHILLが選ばれている理由の一つになっていることが窺えそうです。

旅行を計画しているけれど、どうしたらいいの?

「ご家族と旅行の間だけ使いたい」
「普段は車椅子を使っていないけれど体力が心配だから相談したい」
「WHILLで観光できる場所ってあるの?」

そんな方へ強い味方を一覧にしましたので、ぜひお気軽に問い合わせてみてくださいね🤗

WHILLコンタクトデスク

WHILL社のコンタクトデスクです。
平日9:00~18:00(通話料無料)で、専門のコンシェルジュスタッフがWHILLの製品やサービス、ご相談内容について丁寧にお答えいたします。
TEL:0800-080-4338 ※平日9:00~18:00(通話料無料)

HISのユニバーサルツーリズムデスク

WHILL社はHISと協業しています。クルーズ船でのWHILLのレンタルサービスもその一環で、HISではご高齢の方も障害がある方も、あらゆる方が旅行を楽しめるような各種サービスや取り組みに力を入れています。

HIS新宿本社営業所ではWHILL3モデルが常設展示されているので、実機を見ることも可能です👀

少し試し乗りすることも可能です。

日本交通EDS(エキスパート・ドライバー・サービス)®

WHILL社は日本交通とも協業しており、WHILLの車載方法やお客様対応の研修などもドライバー向けに行っています。

定期的に研修が行われています

タクシーに乗って目的地まで行った後もシームレスに移動できるようWHILLを借りたり、ご自身のWHILLを載せたりすることがしやすいです。タクシーをご利用時には一度ご相談いただけると適切なサポートをご提案いただけます。
TEL:03-6265-6270(受付時間 平日:9時~17時)

EDSではまた、観光タクシープラン「隈研吾 建築ツアー in Tokyo」のオプションとして、WHILLをレンタルすることが可能です!

東京観光の専門資格を持ち選抜された日本交通のEDS観光担当乗務員が案内

◇予約方法:EDSホームページまたはお電話にて申し込みください。

※お申し込みフォーム「その他」欄に、「WHILLレンタル希望」とご記入ください。

お電話の場合は、03-6265-6270(受付時間 平日:9時~17時)
※担当者へ「WHILLレンタル希望」とお伝えください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?