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【WHILLで勾配も安定走行】那須ハイランドパークのWHILLモビリティサービスで「非日常」を大満喫

那須ハイランドパークではかねてから近距離モビリティWHILLが導入されており、これまでも多く利用されてきましたが、2023年9月13日より、歩道を走れるスクーター WHILL Model Sが新たなラインアップに加わりました!

ハンドルがあるModel Sを追加することで、お客様の移動ニーズや操作の馴染み度合いに応じたモデルを選んでいただけるようになっています。

「敬老の日」も控える中、おじいちゃまおばあちゃま、体力に不安がある方と一緒にお出かけを検討中の方へ、疲れや歩くペースなどを気にせず、あらゆる人が快適かつ気軽に移動できる環境が整った那須ハイランドパークも行き先の候補にぜひ知っていただきたく、現場からレポ📸👀をお届けします!


WHILLは免許不要で「歩行者」扱いの近距離モビリティ

WHILLは免許もヘルメットも不要で歩行領域(歩道・屋内外)を走れる近距離モビリティです。電動車椅子規格で開発されており、最高時速は6km。

道路交通法上は「歩行者」の扱いとなります。

左からプレミアムモデルの「WHILL Model C2」、折りたためるモデルの「WHILL Model F」、スクーターモデルの「WHILL Model S」

日常だけでなく、行った先でも使えるWHILLモビリティサービス

WHILLは日常の移動手段として多くのお客様にご愛用いただいているほか、全国の観光施設や商業施設、公園などで一時的に借りられる、法人施設向け事業「WHILLモビリティサービス」があります。

家族で同じペースでテーマパークを楽しめる

「すべてのお出かけ先に、WHILL あらゆる人を迎えるための移動サービス」として、高齢化・多様化が進む社会におけるニーズの高まりから実装が広がっています。将来的には”当たり前に”整備されているものとして、現在WHILL社としても力を入れています。

現在、北海道ボールパークFビレッジハウステンボス、ふかや花園プレミアム・アウトレット、日本科学未来館、アドベンチャーワールドなど全国の大型施設を中心に20ほどに導入されており、普段は車椅子を使わないけれど、長距離・長時間となるとつらいシニア世代などにご利用いただいています。

北関東最大級のテーマパークを楽しみ尽くしてほしい

那須ハイランドパーク🎡は北関東最大級のテーマパークで多くの方に親しまれています。

また、全国に先駆けてModel C2が配備され、年齢や障害の有無などに関わらずあらゆる人に施設をより満喫いただけるようなモビリティサービスとしてご利用いただいています。

高齢化や多様化が加速する中、来場するお客様に応じた移動ニーズに一層応えるため、この度、那須ハイランドパークでWHILLモビリティサービスのラインアップにスクーター型のModel Sが新たに加わることになりました。

ハンドルがあるため、普段から自動車などに慣れている方にとってはより気軽に操作していただけるほか、自転車のような感覚で特に施設の屋外を気軽かつ快適に周遊いただきやすくなります。

普段は車椅子を利用しないけれど、長距離・長時間の歩行となるとつらい方などが体力などの心配を抱えることなくゆっくりとパーク内を回れ、ご家族やご同行者と一緒にその場を心から楽しめる移動環境を整えたいと考えています。

横並びで顔を見ながら会話できるのもWHILLの魅力

利用方法と料金について

WHILLの貸出は、チケット売り場で利用したい旨をお申し出いただくか、直接入園口脇(ベビーカー等レンタル場所)にお越しいただきます。事前予約等は不要で、当日その場で利用できます。

ハンドルがあるModel Sが導入され、2モデルから選ぶことができます

係員が操作方法を丁寧に説明してくれるので安心です。利用時は同意書に記入の上、いざ出発です!

利用料金はいずれも一律2,000円。
ただ、Model Cシリーズの場合は障害者手帳またはシニア年間パスポートをお持ちの方であれば無料で借りることができます。

詳しくはこちらもご覧ください👀

WHILLで回ると移動に対する欲が出る

まずはパーク内の広さは東京ドーム3個分の広さを有するほか、那須高原に位置するため坂や斜めの道、凸凹道なども結構多いです。

アトラクションゾーンからお土産コーナー、レストランなど行きたいところが点在します

体力に自信のある方でも一日中練り歩くとかなり疲れます😬 今回、ずっとModel Sに乗らせてもらいましたが、体力モリモリの同行メンバーはエントランスに帰ってくる頃には、暑さと勾配も相まってお疲れの表情。笑

乗っていた当人はというと、もっと周りたいな、奥のエリアにも行ってみたいな、と後ろ髪を引かれるほど。Model Sのおかげで、体力や気力を温存でき、むしろもっと楽しみたい、動いていたいという欲が出ていました。

施設は広いので、アトラクション前のスペースにModel Sを駐車し、鍵を抜いておけば安心。そのまま、メリーゴーランドや観覧車など、ご家族などと一緒に楽しめます!

近くに止めおき、家族と一緒にアトラクションに乗ることもできます

お土産屋さんやレストランに入る時も同じく、前のスペースに停めておけば大丈夫です。Model Cシリーズであれば、小回りもきくので場合によっては中に入っていくことも可能です。

「勾配がしんどかった。WHILLなら”最高”」

パーク内で、坂道を歩行器で登られているおばあちゃまとご家族に出会いました。Model Sを貸し出し、「手を離すとブレーキがかかること」「足は機体から出さないこと」を強調めに伝えながら、操作を説明させていただくと、難なく坂道を走行。

勾配の途中でもしっかり止まります

坂道を登り切ったところで笑顔を見せてくださいました。

歩行器で歩いていたおばあちゃまにお貸出。坂道もスムーズに登っておられました。

「最高です」と、これ以上ない最高のお言葉をいただきました。

もともと素敵な方ですが、どことなくきらきらした雰囲気がより醸成されているように、個人的には感じます。気持ちや心の内面の余裕が、ソトに作用しているのかもしれません。

那須ハイランドパークはテーマパークの中でも、東京ドーム3個分の敷地内に勾配が非常に多くある施設の一つ。

色々家族と回りたいのに、せっかく来たのに、、頑張って歩いてしまい早く帰りたい・・・という気持ちが先行してしまうご高齢の方も多くいる中で、WHILLはそんな気持ちを軽減させてくれるソリューションの一つではないでしょうか。

家族も、親の体力が心配で、、と気にしてしまう方も多くいらっしゃいますが、「WHILLがあるなら親を連れてこれる」と安心して誘いやすいともいいます。

那須ハイランドパークのスタッフさんも「小さなお子様からおじいさまおばあさままで、せっかく来ていただいているので、勾配や凸凹道があるテーマパークではあるけれど、WHILLを気軽に利用してあらゆる世代に楽しんでもらいたい」との思いを話してくださいました。

移動課題を解決してくれるだろうとWHILLに期待を寄せてくださるスタッフさん

WHILLモビリティサービス導入施設一覧(2023年9月13日現在)

今後も随時増えていきます!※予告なく変更となる可能性がございます。

北海道・・・北海道ボールパーク F ビレッジ(Model C2、Model S)
茨城県・・・笠間市観光協会(Model C2)
茨城県・・・いばらきフラワーパーク(Model S)*10/4より
栃木県・・・那須ハイランドパーク(Model C2、Model S)
栃木県・・・那須高原 りんどう湖ファミリー牧場(Model S)
埼玉県・・・ふかや花園プレミアム・アウトレット(Model F)
千葉県・・・流山おおたかの森S・C(Model C2)
東京都・・・日本科学未来館(Model C2)
東京都・・・寺田倉庫 *不定期(Model C2)
静岡県・・・日本平動物園(Model C2)
三重県・・・志摩スペイン村(Model C2)
滋賀県・・・信楽伝統産業会館 (Model S)*9/1~11/29
奈良県・・・平城宮跡歴史公園(Model F)*9/16より
和歌山県・・・アドベンチャーワールド(Model C2)
広島県・・・国営備北丘陵公園(Model S) *2024年6月まで
広島県・・・三次市交通観光センター(Model S) *2024年5月まで
長崎県・・・ハウステンボス(Model C2)
長崎県・・・雲仙温泉街(Model C2)

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