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読書メモ⑨大人の独学に役立つ本

 大人になっても業務の知識研鑽のため、資格取得のためなど勉学に励む機会は多いと思います。そんな時に役に立った本を紹介します。

①『仕事ができるとはどういうことか?』楠木建・山口周

 タイトル通り、仕事ができる人にはどんなものが備わっているのか?というテーマについて著者2名の対談を掲載したものです。今までのビジネスシーンではスキル(役に立つ事)が必要とされ、人の価値を測る物差しになっていたが、今はセンス(意味のある事)が評価されつつある、と語っています。仕事ができるというセンスは後天的に身につけられるものだとし、その方法を様々な事例を元に解説しています。イメージしやすく著者の深い思考を感じることができる一冊だと思います。


②『知的戦闘力を高める独学の技法』山口周

 MBAを取らずに独学で経営コンサルとなり、独立研究者として活躍する著者がどのようにして学び、試行錯誤してきたのかという「独学の技術体系」について解説しています。本書では学び方だけでなく、この分野について学ぶならこの本、とおすすめ作品をピックアップしてくれているため、何から手をつけて良いか分からないという状況を打破してくれる有難い一冊となっています。


③『大人の週末起業』藤井孝一

 急に起業して大きなリスクを背負うのではなく、会社にいながら週末少しずつ準備をしていきましょうといった内容です。独学とは少し違うかもしれませんが、自分にはどんな才能が備わっているか?何を仕事にできるか?について深く考えるため、キャリアについての独学として考えられるかもしれません。起業するまでの小さなステップを具体的に細かく説明してくれているため今のキャリアを再考するきっかけになってくれる一冊だと思います。

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