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双極性障害Webライターの成果報告【3ヶ月目】


7月にライティングの仕事を始めてから、3ヶ月が経ちました。怒涛の勢いで日々が過ぎ去っていきましたが、このままでは「どのような体調変化が起こったのか」、「何の仕事をしたのか」忘れてしまうので、記録しておこうと思います。


同じ双極性障害を持つ方や、Webライターの仕事に興味がある方の参考になれば、大変嬉しく思います。


3か月間の出来事

仕事内容や体調の変化、自分が行ったことなどを記録します。

仕事

・クラウドワークスのタスク案件(15件)
・クラウドワークスで記事執筆の応募(11件)
・恋愛ブログの記事執筆(23本)
・結婚祝いギフトの紹介記事執筆(1本)

①クラウドワークスのタスク案件

クラウドワークスを利用するにあたり、「ライティングの仕事をするには実績が必要」「最初はタスク案件をこなして慣れた方が良い」と聞いていたので、まずはアンケートやレビューなどの簡単な作業を行いました。

15件作業したところで、アンケートに飽きてしまったので、そろそろライティングの仕事に応募してみよう!と次のステップに進みました。心配性の私でも、タスクは15件程こなすと慣れるみたいです。

②ライティングの応募

記事執筆の仕事をすべく、最初は自分でも書けそうな内容の記事や、文字数の少ないもの、「初心者OK」の文言がある募集にしぼって応募しました。

「初心者は30~50件応募して2~3件通るレベルだからどんどん応募しよう!」とネットに書いてありましたが、心配性の私は「何十件も応募して全部合格したらどうしよう…」と傲慢な不安を抱えていたので、2~3件応募して落選したらまた2~3件応募する、という形を取っていました。

この3ヶ月で応募したのは全部で11件。その内9件は不合格で、2件はありがたいことにお仕事に繋がりました。9件の不合格のうち、7件は返事もなくお祈りされ、残り2件は丁寧にごめんねメールをくれました。不合格の場合は無視されることも多いのだな、と勉強になりました。

ネットで聞いていたよりも少ない応募件数で仕事ができたのは、自己紹介文と実績のおかげだと思うので、これはまた追々noteで書けたらなと思います。

③記事執筆の仕事(計24本)

3ヶ月で24本はかなり少ないと思います。平均すると1ヶ月8本。だいたい週2本ペースです。厳密に言うと、下記のようなスケジュールでした。

7月:タスク案件(15件)/恋愛ブログ(3本)
8月:恋愛ブログ(10本)
9月:恋愛ブログ(10本)/結婚祝いギフトの紹介記事(1本)

なぜここまで抑えたのかというと、体への負担をできる限り少なくしたかったからです。実際、残念ながらこの3ヶ月の間に躁転・鬱転しました。体調の変化は、次に詳しく記録します。

体調


前述のとおり、この短期間で躁転・鬱転しました。気をつけていたのに…と残念な気持ちもありますが、「もうあかん死ぬ」といった、どでかい気分の波はなかったので、そこはまだ良かったなと思います。
実際の体調変化と反省点は下記の通りです。

7月:初めての仕事にド緊張。軽躁状態。
8月:1ヶ月で10本の恋愛ブログ執筆。
納期の心配・久しぶりの仕事・知らん人との会話・難しい修正対応…により不眠が発生。体は躁、心は鬱の混合状態。
さらに謎の腹痛にも悩まされ、CTを撮る羽目に…。(異常はなかった)
9月:恋愛ブログの執筆や先方とのやり取りに慣れ、不眠が解消。精神的にも安定。腹痛も治り、寛解状態の自分に戻った。


7・8月は特に緊張していたので、1月からずっと続けていた日記が書けなくなっていました。「ルーティンがこなせない」という体のサインは出ているのに、「納期厳守」という逃れられないタスクを抱えており、精神的に参りました。

Webライターの仕事を始める前、情報収集する中で『1ヶ月で〇万円稼ぐ方法』といった本をよく読んでいました。しかし、こういった本のマネをしなくて良かったなと強く感じています。同じことをしていると、確実にもっとひどい状態になっていたでしょう。自分に合ったペースを見つけるのが大事だなと痛感した出来事でした。

収益


タスク案件はアンケートなどの軽作業なので、1件あたり3円とかそんなもんです。というわけで、15件こなしたタスクの収益は160円でした。
ライティングの記事24本の合計は15,000円くらい。

平均すると、1ヶ月5,000円。「やっっっっす…」と思われるかもしれません。いや、思いますよね。文字単価で言うと、だいたい0.3円でした。

この3ヶ月間の目標は「慣れること」。3ヶ月目でちゃんと慣れたので、そこは目標達成だなと思っています。


ただ、専業ライターとして独立を考えている人は、しっかりと貯金してからでなければ生活が終わると感じました。よく「1~2年暮らせるだけの蓄えを持ってから独立しよう」と聞きますが、本当にそうだと思います。


私は夫に養ってもらっている状態なので、お金の心配が少ない点では、かなり夫に感謝しています。ありがとう、夫。

やっていて良かったこと3選


仕事が単発にならないよう、リピートしてもらうために気をつけていたことがありました。自己分析した結果、これが良かったのではと思ったことを3つ紹介します。

①ブログを書いていた

仕事を始めたのが7月。心配性な私は、2月から通信講座で勉強していました。その際、先生から「ブログがポートフォリオになるから書いた方が良いよ」とアドバイスをもらい、3月からもうひとつnoteを作ってちょこちょこ更新していました。

すると、noteに設定していた「仕事依頼」ページからスカウトが来たんです!何があるか分からないものですね。


アドバイスの中に、「雑記ブログではなく、自分のライティング力を示せるような記事を書くべき」「何かに特化しているとなお良し」と聞いていたので、その2つを実践したのが良かったのかもしれません。


文章力を上げるためにも、ブログを作ることをおすすめします。

②プロフィールを工夫した

当初、クラウドワークスの自己紹介文にかなり悩みました。「実績ほとんどないのに何書いたらええんや…」「フォーマットでもあればええのに…」といった感じで、とりあえずネットで見つけたテンプレートを丸写ししていました。

しばらくはそれで満足していたのですが、ある日、クラウドワークスで他者のプロフィールを見ることができると気付きました。そのときの衝撃たるや!「みんなめっちゃ書いてる…」「みんなめっちゃ分かりやす…」と、自分のプロフィールのカス具合に恥ずかしくなりました。

そこで他者の文章を参考に、必須項目や書く順番、良いなと思った文言まで拝借し、自分なりに納得できるレベルにアップデートしました。
すると、一気に閲覧回数が激増したんです!(プロフィールを見られた回数を確認できる仕様になっている)

アピールできる実績が少なくても、プロフィールの文章でライティング力はある程度分かります。今後も定期的に更新し、アピールポイントを増やそうと思います。

③丁寧な対応と爆速返信

情報収集していると、ほぼ確実に出てくるアドバイスが「爆速返信」。とにかく連絡が来たら最低でも24時間以内に、新人なら12時間以内には返信しよう、とよく目にしました。ここで私は違和感を覚えたのですが、「12時間以内って遅くない…?」ということ。

事務職時代、「あれ手配して」「これ送って」などといった営業さんの無茶ぶりに応える業務をしていたので、できるできないは置いといて、とにかくその日中に返事をするよう努めていました。


最低でも勤務時間の8時間以内には何とかしないといけないので、常にメールや電話を見張っている状態。この経験のおかげか、クライアントから連絡が来てもすぐに気付くことができ、遅くても3時間以内には返信していました。


また、事務職で鍛えられたビジネスメールのおかげで、「丁寧な印象を受けました」「丁寧な仕事をありがとうございました」と言っていただけるように。社会人経験があって本当に良かったなぁと実感しました。ここから、自己PRを「丁寧で誠実な仕事をします」という文言にしています。

「そうは言っても3時間以内に返事できないよぉ」という方におすすめなのが『Apple Watch』です。メールが来るとApple Watchが振動して受信を教えてくれるのだとか。私は一日中スマホで音楽を聴いているので、連絡にすぐ気づける仕組みになっています。もし良ければ試してみてください。

今後の目標

2~6月はインプット、7~9月はアウトプットに徹してきたので、次の3ヶ月は再度インプットの月にしたいと思っています。文章力はもちろんですが、企画やお金回りの知識も入れようと計画中です。現時点での目標をまとめると、

・ブログを10記事更新する
・企画の知識を増やす
・税金や契約書関連の知識、不随する法律の勉強をする
・日記を再開して体調管理を徹底する

この辺りを重点的に攻めようと思っています。
何にせよ、1番大事なのは体調。人と比べず焦らず、マネできるところは取り入れて、良いとこどりするようしたいと思います。


この記事が参考になれば、大変嬉しく思います。


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