新スタジオレッスンのアイデアの出し方・作り方・考え方③

こんにちは。フィットネスクラブ社員&フィットネスインストラクターの櫻井謙生です。

前回に引き続き『新レッスン開発』をテーマにお話していきます。

👇前回の記事はこちら。(手順:1~3)

手順3:ガイドラインを作成する

手順1~2で『15分でできるマットを使ったシェイプアップ(自重筋トレ)レッスン』を開発すると決まりました。

次に決めなければいけないのが、「ガイドライン」です。ガイドラインは、ルールブックのようなものです。

最低限、以下の項目は設けておいた方がいいと思います。

①レッスン名
・・・この重要性はまた次回お話します。
②レッスンのコンセプト
・・・どんなレッスンなのか?どんな人に受けて欲しいのか?どんな効果を感じて欲しいのか?
③時間配分
・・・始まりの挨拶から終わりの挨拶まで細かく時間を決めましょう。
④指導のポイント
・・・インストラクションが、優しい?落ち着いた雰囲気?ストイック?どれが適切なのか決めましょう。
⑤音楽のBPM
・・・最適なBPMを決めましょう。
⑥使用動作や禁止動作
・・・これを決めることで、担当者ごとの指導のレベルが一定化されやすいです。
⑦服装規定
・・・レッスンの雰囲気に合った服装を決めましょう。
⑧その他
・・・その他、統一したいことがあれば決めましょう。

手順3実践

では実際に『15分でできるマットを使ったシェイプアップ(自重筋トレ)レッスン』こちらのレッスンのガイドラインを考えてみましょう。

①レッスン名
・・・ショートシェイプアッププログラム
②コンセプト
・・・仕事や趣味で忙しい若年層(20~40代)をターゲットに、短い時間だから続く・成果が出るプログラムを提供していく。
③時間配分
・・・挨拶1分→筋トレ10分→ストレッチ3分→挨拶1分
④指導のポイント
・・・参加者がマイペースに動けるよう、優しく丁寧なインストラクションにする。
⑤音楽のBPM
・・・110~120くらい
⑥使用動作と禁止動作
・・・別で動作マニュアルを作成する
⑦服装規定
・・・明るい原色を入れる。黒やグレーが多いのは禁止

今回のまとめ

ガイドラインを作成することで、「○○さんのレッスンはこうだったのに」のような声を参加者からもらうことが減ります。

また、オリジナルレッスンはクラブ社員やアルバイトが担当する機会が多いため、指導レベルの一定化にはガイドラインは必須です。

新レッスン開発者の頭の中でイメージするだけではなく、細かなところまで、担当者に落とし込めるよう作り込みをしましょう。

次回も続きをお話していこうと思います。最後までお読みいただきありがとうございます。

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