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アルビがみんなを繋いでいる

【ALB Link Vol.24 -2020.10.10 京都vs新潟ー】

前節ホームビッグスワンで4-0と町田を相手に快勝を収めたアルビレックス新潟。

今節は勝ち点1差で新潟のひとつ順位が上の5位、京都サンガF.C.との戦いです。

関西エリアの3クラブがひしめき合うJ1とは違い、J2は関西エリアのJクラブが京都しかないので、滋賀県在住の僕にとって関西エリアでのアルビレックスの試合は本当に特別な一戦です。

関西に移り住んでから観に行ったアルビレックスの関西アウェイゲームは5試合。

全てが良い思い出ということもなく、特に2017年のアウェイセレッソ大阪戦はリーグ戦、カップ戦ともに悔しい結果でした。

しかし、その年の10月14日のアウェイガンバ大阪戦は自分の人生の中で決して忘れられない1試合になりました。

これを読んでくださっている皆様もご存じの通り、2017年はチームとして苦しい戦いが続いていました。

シーズンホーム初勝利から16試合勝ちがないという状況の中でJ2降格のかかった試合。

ただ、結果はなんと1-0の勝利。

苦しい時間を耐え抜き、現在関西1部のFCティアモ枚方で監督を務める小川佳純選手が決めた虎の子の1点を守り抜き、およそ5ヶ月ぶりの勝利を挙げました。

結果的にその3試合後にJ2に降格してしまったものの、あの日吹田スタジアムで流した嬉し涙は忘れられません。


そんな思い出の詰まった関西でのアルビレックスの試合を関西に住む者として見ることが出来るのは自分にとって今節が最後になります。

関西に住むようになって、関西でのアウェイゲームの時はアルビの選手達、サポーターの方々が来てくれて、その姿を見ることが出来るだけでとても嬉しく、幸せなのだという事にも気付きました。

この気付きの内容を昨年の京都戦の後にnoteに書いたところ、新潟県のある企業様の公式アカウントの中の方からTwitterの引用リツイートでこのようなコメントをいただきました。

アルビレックス新潟は、アウェイに”新潟”を届けに行ってるんですね。住む場所は離れていても思いは同じ。アルビがみんなを繋いでる

いただいたコメントを読んで「そうです!そういうことなんです!」と自分の伝えたかった思いが文章を通じて誰かに伝わったということがとても嬉しかったことを覚えています。

アルビレックス新潟はプロスポーツチームであるとともに、誰かと誰かを繋ぐ「ハブ」のような存在になってくれています。

自分自身、アルビレックスのおかげで素敵な出会いに巡り会うことができ、嬉しい再会をすることも出来ました。

そして来年の春から、自分のnoteの記事にコメントをしてくださった企業様に入社することも決まりました。

もちろん、この一連の流れのおかげで採用が決まった訳ではありませんが、就職というタイミングでもアルビレックス新潟という存在が自分の中でのきっかけの一つになり、自分と企業様、そして自分と新潟県を繋いでくれました。


自分にとって特別な関西でのアルビレックスのアウェイゲーム。

今節は新潟サポーターが関西に大挙するという光景を見ることが出来ないのは残念ですが、今シーズン最初で最後の関西アウェイゲームを勝利で締めくくってほしいです。

誠ボランチ

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