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人体を支配するしくみ「人体をめぐる血管の網」1

毎週水曜日は、Newton「人体を支配するしくみ」を、見開き2ページずつ読み進めるシリーズです。

どんなに難しい本でも、少しずつ読めば必ず理解できるはずというコンセプトなので、「人体の進化に興味はあるけど、難しそうだし面倒くさい」という方には、丁度いい内容になると思います。

僕も読んでいく中で学んでいく立場です。
ぜひ一緒に学び成長し、分かる楽しみを共有していきましょう。


今回から、新章「人体をめぐる血管の網」に入ります。
この章では、総延長90,000kmにもおよぶ血管の中を流れる、血液の働きを中心にまとめられています。

ちなみに、地球一周が約40,000kmということを考えると、すごい長さのものが体に詰め込まれてるんだなと驚きますよね。

血液の予備知識

おおよそ人の体の血液量は、体重の約13分の1(7.6%程度)です。
また、血液1Lの重さは約1 kgで換算します。

<例>体重60kgの場合
60÷13≒ 4.6kg ≒ 4.6L

しかし一般的に、体重が多い人や男性、年齢が若い人、体格が大きい人は血液量が多い傾向にあります。

より正確に測定するには、血液検査や採血による測定方法があります。

体に必要な血液量を維持するためには、バランスの良い食事や適度な運動が大切と言われています。

特に、鉄分やビタミンB12などの栄養素は、血液の生成に欠かせません。また運動をすることで、血液の循環を促し量を増やすことができます。

血液は、体の各部位に酸素や栄養素を運び、老廃物を回収する重要な役割を担っていることから、不足すると息切れ、倦怠感、めまい、立ちくらみ、動悸などの症状が現れます。

これらの症状が現れた場合は、早めに医療機関を受診して、血液検査や採血による検査を受けるようにしましょう。


次回(12/27予定)は、「心臓はポンプの役目」です。

次回も新しい発見と出会えますように。
それではまた

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