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失敗しない勉強方法⑧筋学(1)(forセラピスト)

 順調であれば、骨学を始めてから2週間ほど経っていると思います。コロナの影響もあり、勉強時間ができたことで、順調にすすんでいる方、逆に気持ちが落ち着かないという方など、様々かと思いますが、今回のnoteでは、筋学を紹介しようと思います。

筋学

 筋で重要になるのは、主に下の4つです。

・構造
・形、名称
・起始、停止
・運動、役割

 まずは「ぜんぶわかる人体解剖図」の、P.38-45で概要の把握してから、各筋の勉強に進むとスムーズだと思います。

 そして、今日はもう一冊、オススメ本を紹介します。

『筋機能評価法―ビジュアルで学ぶ触診・ストレッチ・筋力テスト 』
(医道の日本社 )

 実はこの本、著者が日本人カイロプラクターなので、治療まで使える便利な本なので手に入れてみてください。

 筋学の殆どはコレ一冊で十分すぎる内容になっています。

勉強法

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 学生時代のノートはこんな感じです。部位ごとに書き出し、覚えていく感じです。当時は、全てテストで出るので書いて覚えましたが、臨床をしながらだったら、絵にかいて覚えるほうがいいと思います。

 筋名が分からなくても、骨学と関節学を真面目にやっていて、起始停止が分かれば、作用も分かると思います。

 「え?」
ってなるようでしたら、そこからやり直しましょう。

 これから先、どんどん曖昧になっていき、頑張っても【癒やし系】【自称治療系】の道しかありません。

 神経支配は、後日神経をやり始めてから、追記でもいいと思います。焦らず一歩ずつが何よりも大切です。

 ちなみに、今回オススメした『筋機能評価法―ビジュアルで学ぶ触診・ストレッチ・筋力テスト 』は、この勉強法に最適の一冊だと思います。

参考図書の該当ページ(筋)

・ぜんぶわかる人体解剖図
 P.38-45

・筋骨格系のキネシオロジー ―カラー版
P.51-55

・ネッター解剖学アトラス 原書第6版
ほぼ全部

・筋機能評価法
ほぼ全部

まとめ

 筋学は、骨学以上に覚える数が多く、各筋の作用が似ているものも多いで大変ですが、実際に触れて確認しやすいので楽しく覚えられると思います。

 「結局、暗記かい!」

と思われたかもしれませんが、名称を忘れるのはOKです。

 ただ、筋名は覚えていなくても、そこに作用や起始停止がある筋の存在は忘れないようにしてください。それさえ分かれば治療は可能です。

 患者さんは「何筋が問題を起こしている」ということよりは「いつ治るの?」の方が感心があります。忘れた筋名は後でこっそり復習しましょう。

では、引き続き頑張っていきましょう!

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