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【最終回】「治す」に特化した勉強法

火曜日は、「治療系カイロプラクターの思考」「上位の先生方との会話から得たヒント」「臨床から得た経験」などを、【治せるセラピストを目指す方】に向けて有料配信して来ましたが、今回で一旦終了と致します。

このマガジンが始まって2年3ヶ月。今まで多くの方にご購読いただき、ありがとうございました。
感謝すると同時に、新たな有料情報にご期待いただければ幸いです。


<今週の課題>
「治せるはず」のものが治せない時、あなたならどうしますか?
「治せるはず」の判断基準は何ですか?

今回は最後にふさわしい、【治すに特化した勉強法】に関連するnoteです。

・しばらく見ないと思ったら、大病されていた患者さんがいる
・患者さんから、治らないので病院行ったら大病の診断だったと言われた
・「治せない患者さん」とは、どんな人なのかを知りたい

こんな先生をサポートしてくれる内容なので、ぜひ活用してみてください。


医者が治せないものを治せるのは当たり前

僕たち民間セラピストは、医師や柔道整復師の先生方が治せない症状を治すことができます。

正確には、「治せるものが多い」仕事です。

なぜなのか?の理由については、以前YouTubeで分かりやすく動画にまとめたので、参考にしてみてください⇩。

話は元に戻して・・・

この【治せる症状が多い】という当たり前のことを、「俺は医師でも治せない症状を治せる」と、さも特別かのように勘違いしてしまうと、事故や大きな見落としにつながってしまいます。

一方で、世の中にはどんなにゴッドハンドと呼ばれる人でも「治せないものは存在します」ので、治療系セラピストだから何でも治せるという考えもまた間違っています。

治せるのが当たり前だと言ったり、治せないものは存在すると言ったり、複雑ですよね。

そもそも、「治せないものが存在するゴッドハンドってなに?」と思いませんか?

これらについては、最後の章で解説したいと思います。

自分では「治せない」と判断したら専門医へ

みなさんは、「治せるはず」のものが治せない時どうしていますか?

僕は「治せない」と判断したら、問診段階でも専門の医療機関への受診をお願いしています。

その結果、専門医を勧めた3人に1人はオペが必要な状況であることが分かりました。

もちろん、後日報告がない方や、再来店されない方もいますので、正確な数字ではないですし、この確率が高いか否かは分かりません。

ただ少なくとも、直近で見つかったものが
・脳腫瘍
・肩部骨腫瘍
・肺腫瘍
・子宮腫瘍
・甲状腺腫瘍
・腎盂腎炎
・腰部椎間板ヘルニア
・大腿骨頭壊死
などの大病であることから、たとえ取り越し苦労になったとしても、勧めることに意味はあると考えています。

いや、勧めるべきだと僕は思います。

生命を脅かす恐ろしい病は、僕たち民間療法がなんとかできる問題ではありませんし、「しばらく通って治らなかったら病院行ってね」などと悠長なことを言っている場合でもありません。

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