Wellness Management 代表 佐々木拓男

日本体育大学卒、日本徒手整体トレーナー認定協会代表。 企業向け健康管理サービス「Wellness Management」を展開中。 著作「新常識!身体健康学」「運動で体質が改善できなかった人が読む本」いずれも大学教育出版

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    胴体

    ここまで脊椎、骨盤の矯正法、歪みのメカニズム等について言及してきましたが、脊椎、肋骨、肩甲骨、胴体について今一度考察していきます。 胴体の可動方向は結局骨盤や脊椎同様、前後屈、回旋、側屈方向の3次元となります。 この3方向ですが、年齢を重ね、様々な部位が硬化していく中でも、とりわけ側屈が最も可動域制限が起こるように見受けられます。前後屈は柔らかい、しっかり股関節も屈曲する、座位なら胴体もある程度回る(回旋)という方でも、側屈が理想的に行える、ということになるとなかなか難し

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      • 頸椎の調整

        7つの頸椎では捻挫部位によって症状も予測されます。頭痛、めまい、癲癇、眼精疲労、耳鳴り、突発性難聴、鼻炎等は頸椎1~3番、喉のトラブルは5、6番、上肢の痺れ、肩の痛みは頸椎下部全般となります。 頸椎1番はカイロプラクティックでは高度な技術を要しますが、オステオパシー領域では比較的簡易に、安全にスムーズに矯正が可能です。 仰向けから左右ゆっくりと回旋し、回旋し易い側に90秒程静止、その後ゆっくり元の正中上に戻すことで矯正されます。C1は屈曲や伸展等加えず回旋のみですがC2~

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        • 第一肋骨の調整

          今回は第一肋骨について解説します。第一肋骨は胸椎一番と連結している為、まず胸椎一番が変位を起こしていると考えます。形状が異なる頸椎と胸椎の境目に位置する為、あまり可動性は無く、しばしばトラブルを起こすポイントにもなりやすい箇所です。 上肢から手指外側の神経に繋がる神経根でもあり、ここに捻挫が起きると神経痛、痺れが起きることもあります。 ちなみに胸椎12番と連動し、同様に変位が生じることが多々あり、ロベットブラザーの法則と言われています。胸椎12番も腰椎との連結部で捻挫を起

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          • 肋骨部の調整

            前回までは胸椎の変位、その原因、そしてそれぞれの矯正法について解説してきました。 今回は肋骨の調整法について言及していきます。肋骨の痛みや炎症は背骨の横突起に近いに箇所の肋骨、胴体側面部分、そして胸骨側等に部位も分かれてきます。横突起に近い箇所は肋椎関節の捻挫や炎症、胸骨側は胸肋関節のトラブルの可能性もあります。いずれにせよ大元の胸椎に必ず変位が起こっていて、そこに連結する肋骨も必然的に変位から捻挫、炎症が生じることで疼痛の発現に至ります。 問題個所を触診するすると、隆起

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            • 胸椎の矯正 Ⅱ

              ここでは胸椎3次元の歪みについて解説します。 3次元とは椎骨の3方向の歪みを指し、椎骨の屈曲または伸展、側屈、そして回旋の3方向となります。痛みが慢性化および軽度で全体に広がったような痛みは側屈と回旋の2方向=2次元までですが、そこに更に前屈=屈曲、または後屈=伸展の前後屈の変位が加わると3次元の捻挫となり炎症及び痛みが強く可動域制限も伴うレベルとなります。 2次元では複数の歪みとなりますが、3次元はその椎骨単体、一か所の歪みなのですが、痛みが強く、その影響で炎症、可動域

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              • 胸椎の矯正

                脊椎の痛みは内科的トラブルを示唆した現象、と言及してきましたが、構造的的には2種類あり、2次元的歪みからくる痛みと、3次元的ピンポイントの痛みがあります。 2次元的歪みは脊椎が左右どちらかへの回旋、及び側屈が重なった変位となり、例えば左に後方回旋すると右に側屈、右に後方回旋すると左に側屈へと歪んでいきます。この2次元的歪みの場合単体ではなく複数の脊椎が同様に同方向に変位し、急性的なものではなく慢性的であり、その影響から後方回旋側に脊柱起立筋群が隆起、盛り上がっています。

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                • 背骨の歪みが示唆するもの

                  脊椎や仙骨の変位、亜脱臼、歪みは交感神経優位状態が継続し神経系の興奮、炎症によって生じると述べてきましたが、背骨の個所によって内科的問題も分類されてきます。 仙骨から腰椎4,5番の捻挫は、泌尿器系、生殖器系、消化器系の何らかのトラブル、炎症、病理等が示唆するものと考えられます。 腰椎1~3番、胸椎12番は腎臓、副腎に問題が生じている可能性があります。 背面、背骨を中心に右背部の隆起は肝臓、胆嚢の炎症、疲労が示唆されます。胸椎10,11右への回旋、歪みは胆嚢の問題、右5、

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                  • 骨盤や背骨が歪む発生機序 Ⅱ

                    もう少し、骨盤や背骨が歪む発生機序について解説を続けます。 内臓不良=内臓炎症→脊髄興奮=脊髄炎症→脊椎や仙骨の変位、亜脱臼、つまり歪みになることを説明してきました。 問題個所が前後屈(屈曲・伸展)、側屈、捻転とそれぞれの三方向へ=3次元的に変位が生じると亜脱臼となり、連結する周辺関節や靭帯、筋肉にも炎症、損傷を起こし強い痛みを引き起こし、ギックリ腰、ギックリ背中という現象になります。 このような急性的な痛みに対しては変位箇所を矯正、微調整するとアライメントが整い、可動

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                    • 骨盤や背骨が歪む発生機序

                      前回までは腰椎5番を含む腸骨、仙骨等の骨盤の歪みの検査法、調整法について簡潔に述べてきました。 今回はそもそも何故これら骨格に変位が起こるのか、疼痛が発生するまで何故炎症が起こるのかについて解説していきます。 一般的に骨格の歪みは2足歩行、産後、日頃の姿勢、運動不足、老化等と言われています。 確かにどれもあてはまると言えます。ただ、2足歩行ではなく4足歩行でもヘルニアになったりギックリ腰にもなりますし、ターンし易い側(主に左)も存在するので歪みは起こっています。産後は一

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                      • 腰椎5番

                        前回までは腸骨の3次元方向、仙骨の歪みの考え方とセルフ調整法等骨盤帯について解説してきました。 骨盤は仙骨上部、仙骨底という部位と脊椎下端の腰椎5番と連結しています。この関節は腰仙関節と言われています。仙骨は腸骨と連結していますし、仙骨は腰椎と連結している、つまり仙腸関節が歪んでいるなら腰仙関節も歪むので骨盤と腰椎5番の矯正はセットで行う必要があります。骨盤のみの矯正とか骨盤体操等と言われていますが、腰椎5番まできっちり矯正しないと本当に骨盤が矯正されたとは決して言えないの

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                        • 仙骨のセルフ調整

                          前回までは腸骨の3次元のそれぞれのセルフ対処法、そして仙骨の矯正法について解説してきました。 今回は仙骨のセルフ調整法について説明していきます。 腸骨をある程度矯正すれば仙骨も連動して稼動し動きはつく為、仙骨については側屈変位の簡易な矯正法を前回までで説明していますが、いざ疼痛が強くなった時、というよりも違和感が出てきた時や日頃から仙腸関節の動きをつけるために行ってほしい調整法として捉えて頂けたらと思います。 両手で拳をつくって、仰向けの体勢からその拳を仙骨の下に入れま

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                          • 仙骨調整法

                            前回までは骨盤帯の腸骨にフォーカスして解説してきました。 腸骨の歪みは前述のとおり、3次元方向に変位していきますが、仙腸関節で連結している仙骨も当然腸骨と連動して歪みが起こっています。 仙骨もやはり側屈、前後屈、捻転と同様に3次元に変位していく可能性がありますが、腰椎5番とも腰仙関節と連結している関係性からその腰椎5番、そして腸骨の3方向を事前に矯正するとかなり仙骨も連動して動いていきます。ただ、交感神経が優位な状態が継続し、仙骨神経支配の内科的問題からくる炎症が強く起こ

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                            • 骨盤の検査法 上・下方

                              前回に引き続き、骨盤の検査法、調整法をご紹介します。 ◎腸骨の上・下方変位 腸骨が頭方側に変位する状態を上方変位と呼びます。骨盤前面、手で触れると出っ張り部分が上前腸骨棘(ASIS)ですが、触れてみたり手を置いて頭方側が上方変位になります(図1)。ちなみに地球の自転の影響もあり、左軸回転、左ーターンが車の運転でも、自転車操作でも、陸上トラック、スキーのターン等で体験済、証明されている通りで、左脚荷重気味となります。人間の二足歩行のみならず四足歩行の動物でも左ターンが得意で

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                              • 骨盤の検査法

                                前回は骨盤変位の外方・内方変位の診断法とセルフ対処法をご紹介しました。施術者が矯正する調整法は改めてご紹介する予定です。今回は骨盤、つまり腸骨が前方・後方に歪んでいる場合の診断法等をご紹介します。  ◎腸骨の前方・後方変位  腸骨の歪みのパターン3次元において、前方または後方の変位も起こります。仙骨を起点して、身体を横から観察した場合を想定します。ちなみに横からの基軸戦は重力線といいます。仙骨に対して腸骨が前方に回転する歪みは前方変位と言います。  一般的によく腰骨と呼

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                                • 簡単!骨盤の診断法

                                  • 骨盤の歪み

                                    前回までは骨盤の構造について簡単に説明してきました。今回は骨盤の歪み方と疼痛や炎症が発症する要因について説明していきます。 ◎ 筋骨格編  ・骨盤  骨盤は寛骨と仙骨、そして脊椎と連結した骨格部分の総称で、寛骨の一部である腸骨と、脊椎の土台を形成する仙骨とは仙腸関節でつながれています。以前は殆ど動きがないと思われていた仙腸関節が実は腰痛の大きな原因であるとも述べました。  何故仙腸関節が痛みの引き金になるかというと、仙腸関節面が捻挫によって炎症が強くなるからです。捻挫

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