前回までは脾経について解説してきました。

今回からは心経について言及していきます。

循環器系、心疾患は暑さのダメージを受けやすく、温泉での注意書、冬でもヒートショックの注意喚起がされています。東洋思想での心経絡はやはり、夏にダメージを受けやすく、養生には赤いもの、苦いものの摂取が良いとされています。

手の小指から上肢外側面に位置して、身体の血液循環促進、血流安定作用が期待され、冷え、のぼせにも対応されます。

また、神経痛、痺れの施術にも用いられます。総じて身体の血流促進、神経の促促通治療に古来から適応されてきました。

また、心経が陰なら陽経は小腸とされています。循環器と消化器が対?となりがちですが、小腸は多くの血管が走行していて、心臓同様、血液供給量の多い臓器という側面から対とされているようです。

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