膀胱経 2

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膀胱経 2

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膀胱経絡は陰陽論で言うと陽にあたるので一概には言い切れませんが、比較的急性期、初期症状でまだ、深刻に慢性化していない状況と割り切って考えると捉えやすいかもしれません。

膀胱に問題が起こると、後頭部痛、背骨の柔軟性、臀部や大腿裏、下腿部、踵の痛み、神経痛等に出やすいと述べてきました。夜尿症、膀胱炎、他泌尿器疾患、内臓の収縮等も起こります。逆に言うとそれらの症状を緩和させる作用も期待できます。

慢性化している場合は陰の経絡、対となる腎経絡へアプローチが必要となります。

血液の濾過作用が本来の泌尿器の働きなので機能低下が起こると、血液が黒くなり、肌も黒みがかり、目のクマなども顕著となります。腎臓や膀胱の炎症、疲労はその臓器の脊椎神経根となる仙骨、腰椎も炎症が起こって腰痛、坐骨神経痛になったり、ヘルニア、すべり分離症、狭窄症、靭帯硬化症等脊椎、脊髄全般の諸症状の引き金にもなります。

水分が不足する寒い時期、冬にギックリ腰、腰痛が発症するのもその為です。

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