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【ガーデニング】人間と花との攻防戦

 可憐な花が大好きなカナメと異なり、たくさんのお花に囲まれて過ごしたいなどと微塵も思わない私。どちらかと言えば、観葉植物の深い緑の方に萌えるタイプである。

カナメは花の咲く植物をたくさん植え、それを毎日のように愛でてはいるようだが、私の方は、野菜&ハーブたちのケアと収穫、洗浄と調理のその一連の流れで忙しい。時間は有限で、彼が花を眺めている時にも、私は常に動き回っているのだ。

さて。

食べる植物専門の私ではあるが、花をウェルカムしないわけではない。うちに植えている子たちは、以下の3種類に分かれる。

1、主に葉の収穫を目的とするもの

サンチュ、コリアンダー、大葉、エゴマ、バジル、その他の多くのハーブ。

2、主に果実の収穫を目的とするもの

トマト、キュウリ、甘唐辛子、レモンとライムなど。

3、花から茎まですべて収穫できるもの

エキナセア。

この中で、果実を収穫するものについては、花が咲かないことには前に進めない。だから蕾がたくさんついて花が咲くと、流石に私も非常に嬉しいのであーる。

キュウリさん

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が。

問題は、葉を収穫するもの。

これらについては皆共通に「花が咲くと、新たに葉をつけようとしない」のである。先日まで現役バリバリに見えた子たちが、いきなり不惑モードに突入し、瞬く間に人生を畳もうとしてしまうのだ(汗)。まぁ正確に言えば、ハーブなどは根や株のコアな部分だけでも越冬して、翌年に何事もなかったかの様に生い茂ったりするので人生が終わるわけではない。

が、とにかく人生サイクルの後半戦になると、彼らの動きはいきなりスピードアップしてきてしまう

彼らの老化を、阻止したい。
彼らを長く長く現役として働かせたい。
定年月数を引き上げてしまいたい。
まだまだ老体に鞭打って、私のために葉をつけるのだよ。

などと脳内でイヤラシイ想いがグルグルする。

そんな鬼畜の様な私と、健気に人生の花を咲かせようとする植物たちの攻防戦がすでに勃発しておる。

すでに、私が負けを認めたのが、この方たち。

サンチュさん

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コリアンダーさん

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今のところ、私の駆逐作戦が勝っているのが、こちら。

バジルさん

これらはすべて剪定しちゃったもんね!

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ミントさん

即カットである。うかつに花を咲かせてタネが飛び散ったりすると、大変である。

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まだまだ駆逐作戦、あきらめてないからね!まだ戦う気満々よっ!

さて、彼らのカットは、いつもこのハサミを使っている。

お花をやっている方で知らない方はいないほどのベストセラーだけど、ご存知ない方には超絶オススメするよ。力を入れなくてもサクサクと切れる。ちなみに屋上だけではなくて、室内用やバックアップ用で数個持っている。古いタイプの重い花切狭など使う気にならないほど、快適に使えるよ!

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