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みっしょん 第10話「鋭い目の男との戦い」 補足&解説

みっしょん 第10話「鋭い目の男との戦い」の補足や解説など

誰のために書くのか、という感じも若干ありますが、自分の備忘録のために残しておこうと思います。
キャラクターの設定や話の展開は時間に追われると、自分でも忘れてしまいがちですからね。

まずはChatGPTにあらすじを書いてもらいました。


登場人物

若矢(わかや)

  • 特徴: 主人公で、強い正義感と責任感を持つ若い戦士。

  • 行動: 仲間の危機を察知して、敵対する男に共闘を頼む。最終的に男との戦闘を経て協力を得る。

  • 印象: 熱血で正義感が強く、自分の力で皆を守りたいという強い意志を持つ。自分の信念に忠実で、他人のために行動する姿が印象的。

ファブリス

  • 特徴: 若矢の仲間で、勇者パーティの一員。リーダーシップがあり、戦闘に長けている。

  • 行動: ディドロスとの戦いで傷を負うが、インプたちを倒して再び若矢の前に現れる。

  • 印象: 信頼のおけるリーダーで、冷静かつ頼りがいのある人物。戦闘経験が豊富で、仲間たちを導く存在。

ラムル

  • 特徴: 若矢の仲間で、神秘的な力を持つ。瞬間移動や光の力を使うことができる。

  • 行動: 若矢たちを崩れゆく遺跡から救い出す。彼の存在に気付いていた男の行動を説明する。

  • 印象: 落ち着いていて冷静な判断力を持つ。仲間を助けるために自分の能力を最大限に発揮する献身的な性格。

鋭い目の男

  • 特徴: 強力な力を持つ謎の男。冷酷で自己中心的な性格だが、最終的には若矢の熱意に押されて協力する。

  • 行動: 当初は他人のために戦うことに無関心だったが、若矢との戦闘を経て彼の力と意志を認め、協力することを決意する。

  • 印象: 冷徹で一匹狼的な存在だが、若矢の強い意志に感銘を受ける一面もある。自己中心的でありながらも、その実力と冷静な判断力が際立つ。

ディドロス

  • 特徴: 強力な魔族。冷酷で無慈悲、目的のためなら手段を選ばない。

  • 行動: ファブリスたちを圧倒し、若矢にも攻撃を仕掛けるが、最終的には彼と仲間たちの連携に苦戦する。

  • 印象: 残忍で恐ろしい敵。圧倒的な力を持つが、それゆえに油断することもあり、若矢たちの結束に対して過信があだとなることもある。


あらすじ

若矢は壁画の描かれた遺跡を走り抜け、男に共闘を求める。ファブリスたちの危機を察した若矢は、魔族ディドロスの強大な力を前にして男の協力が必要だと感じたのだ。
しかし、男は初めは協力を拒む。
若矢の必死の説得も通じず、彼らは対立することになる。
若矢は男に戦いを挑み、その力を認めさせようとする。
激しい戦いの末、若矢は男を打ち負かすことに成功し、男は彼の力を認めて共闘を約束する。

その後、ディドロスが再び現れ、ファブリスたちを襲撃したことを告げる。
ファブリスたちは傷つきながらも無事であり、ディドロスと対峙するために再び力を合わせる。
ディドロスは遺跡を破壊しようとするが、ラムルの助けによって若矢たちは脱出に成功。
しかし、男は時間を稼ぐために残り、遺跡の崩壊と共に姿を消す。遺跡の倒壊が収まり、島に静けさが戻るが、若矢たちは男の犠牲を悼む。


登場人物の補足&解説

鋭い目の男
特徴
強力な力を持つ謎の男。冷酷で自己中心的な性格だが、最終的には若矢の熱意に押されて協力する。
行動
当初は他人のために戦うことに無関心だったが、若矢との戦闘を経て彼の力と意志を認め、協力することを決意する。
印象
冷徹で一匹狼的な存在だが、若矢の強い意志に感銘を受ける一面もある。自己中心的でありながらも、その実力と冷静な判断力が際立つ。

若矢の熱意に押し負けて協力した……というわけでもないんですよね。

「まさかここまでとはな……。いいものを見せてくれた礼だ。お前に協力してやる」

というセリフは、若矢に心から協力する気になったというわけではなく、想像以上の戦闘力、ことさら闘気の扱いを無意識的に行った若矢の戦闘力に興味を抱いて出たものです。

そのため、10話で繰り広げられる2人の問答で、若矢の考えに賛同したから協力したわけではないのです。

この男は、しつこく妨害をされるまでは若矢に興味なさそうにレリクス捜索を優先しています。
そして、若矢との問答で彼のことを"すべて支離滅裂だ"と語りました。

男が若矢のことを「転生者」であると気付いている描写から、若矢の身体能力の高さを知りつつも勝算があると踏んでいることの現れです。

実際、この戦いにおいて男は全くと言っていい程本気を出していません。
もちろん若矢の方も、まだまだ本気を発揮していませんが、彼の場合は力の使い方を知らないのです。


第10話「鋭い目の男との戦い」 全体的な補足

今回は若矢と鋭い目の男との戦いをメインに描いています。
若矢は拳を武器に、男は拳で彼と戦いますが、剣も所持しています。

力で勝る若矢と、戦闘技術で勝る男との間で互角の戦いが繰り広げられましたが、序盤は男の方が優勢でした。

男が黄褐色のオーラに包まれ、一撃で決着をつけようとした時、若矢もまた緑色のオーラに包まれました。
男はこのオーラを"闘気"と呼んでいるようで、若矢がその力を使えることに驚いているようでした。
もちろんこの時の若矢は、無意識でこの闘気を発動していました。

若矢が闘気を扱えることに驚いた不意を突かれるように、男は次第に若矢の攻撃を浴びていきます。
そしてついには、若矢の攻撃で地面に倒れ伏すのでした。

男を殺すつもりのない若矢が手加減しているとはいえ、第3話で巨体の魔王ムレクを圧倒する怪力を見せる若矢の拳を何度も受けて立ち上がり、余裕そうな笑みまで浮かべているため、やはり男は全然本気を出していないようです。

この話では弱い者を助けるために男に協力するよう、若矢は説得を試みました。
なんとしてでも、強者である男の協力を取り付けたい若矢。
彼の正義感の強さがわかりますね。

その一方で、

「それはお前自身の意思なのか?」
「お前、自分の言っていることがメチャクチャだと気付いてないのか?」
「人間ってのは急に力を手に入れると、気が大きくなるらしいな」

と、鋭い目の男に指摘されています。

若矢自身気付いていませんが、強い力を手にして間もなく、魔王を倒し、そのことで周りに英雄としてチヤホヤされ、少し思考がバグってしまっています。

転生者としてこの世界に送られる直前、今度こそ祖母との約束を果たすべく、自分の"使命"を見つけて生きることがが彼の目標でした。

そして今現在、彼は「転生者として強い力を持っている自分は、世界を救う使命がある」と思い込んでいます。
それこそが自分の使命である、と。

男が感じ取っているように、今の若矢は行動が本来の彼とは違う歪なものになってしまっているのです。

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