頭が働かない…。うつで一番つらかったこと。
復職に向けたリワークが始まり、これまでの職歴やうつに至った経緯を思い起こす作業をしています。
うつがひどいときにどのような症状が出て、何がつらいかを書く場面がありました。
頭痛や吐き気の身体的症状や、マイナス思考のループなどの心理的症状がつらかったことを思い出しました。
その中で最もつらかったのが、頭が働かないという頭脳的症状でした。
システムエンジニアやプロジェクトマネージャだったので、身体を動かすよりも、頭脳的に考えることが求められます。
もちろん、折衝などの場では心理的な活動も必要ですが、自分の活動の仕方としては、まずは頭脳を使うというのがメインでした。
なので、休職する2~3年ほど前から頭の働きが鈍って、ものごとをうまく判断できないというのが続いて、非常につらかったです。
調子がいいときなら、文字や図を書いたりキーボードを打ったりする身体的行動をトリガーにして、頭脳を動かすということもできました。
でも、調子が悪くなると、それすら満足にできなくなるし、できたとしても頭脳を動かすトリガーにならない。
頭脳が動かないと仕事が回らないので、それがプレッシャーになって、自分を責めてというような悪循環に陥ります。
私の場合は体力がなく、仕事は頭脳で勝負するタイプだったので、頭が働かないのはうつの症状で最もつらかったと考えています。
うつ病について調べると、身体的症状や心理的症状についてはよく説明されていますが、頭脳的症状はさらっと書かれていることが多い印象です。
頭脳的症状が1つのアプローチになるのではないかと、医療の素人ながら思います。
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