見出し画像

#30 書きかけの有料noteに思う、対価とは

noteを始めたころ、有料noteをいくつか購入してみました。ちょっとびっくりしたのは、完結せずに「coming soon」と書かれていて途中で終わっているものがあること。

購入する段階でそれが分かる仕組みではなかったので、最初は、正直「え?」となんだかヤラれた感がありました。しかし、まぁ、最近はそういうのもアリなんだ・・と思い、アップデートされるのを待っています。

購入したもののうち、購入から1ヶ月後くらいには少し追記されたnoteもありますが、まだ完結はしていない。他のnoteも数ヶ月経ちますが追記はされていません。追記はされないかもな・・と、モヤモヤしつつ、仕事と対価について少し考えてみました。

仕事に対する対価を考えるときに、いくつか軸というか、考える視点があると思います。「価格」なら、市場価格と比較するとか、費用回収をした上で利益を上乗せする積み上げ的に考えるとか、あるいはそういうことはあまり考慮せずに自分が思う価格にするとか。

今回思ったのは、それだけでなく、「仕事がどういう状態か」というのも考える余地がある、というか、視点を持っておいたほうがいいのか、と気づきました。

私は今まで、「自分の中で完成した」あるいは「完成することを約束する、完成しなかったらなんらかの補償をする」という前提のもとに価格はつけられるものだと考えていました。その仕事がたとえ、100円でも100万円の価格であっても。
しかし、少なくとも有料noteを発信しているひとのなかには「たとえ途中であっても、そこまでの情報に価値があるので、その価値に値付けをする」という考えのひともいるのだと思いました。

発信者と購入者の間でそれで合意が取れているなら、そして「これは現段階では途中ですよ」というのが事前にわかる仕組みなら、まぁ、アリかなと思います。私の考え方とは異なるけど。

なので、事前にそういう旨を、せめて購入する前にわかるようにしてほしいなと思う一方、この世界は「これが普通」という感じなのだろうとも思っています。モヤモヤするなら、追記されないnoteの発信者の、他の有料noteを買わなければいいだけですね。

ちなみに、私の有料noteは、もちろん完結していますよ!
1記事120円。缶コーヒーくらいの息抜き、なんらかのちょっとした気付きになればいいな、と思っています。


自分がそれまで「こうだろう」と思っていた世界から、いろいろなルールややり方は変わるものだな、と思った次第です。書きかけで有料発信するひとと自分は、「棲んでいるタナが違う」。
あ、この表現、久々に使った。宮部みゆきさんの著書『返事はいらない』で出てきたセリフです。ちょっと使ってみたかった、宮部さん独特の表現です。

今日もまとまったようなまとまっていないような、自分の有料noteの宣伝もちゃっかり入れつつ、な、雑感でした。






もし気に入っていただけましたら、次回の更新もぜひ楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです。