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#70 筋肉量の維持と柔軟性の維持の違い

お客さんの体の状態を観察して気づくことでもあり、自分の体でも感じることでもあるのですが、筋肉量を維持することと柔軟性を維持するためのトレーニング頻度には違いがあるように思います。

筋肉量を維持する、つまり、筋トレをして筋肉を増やすという目的であればトレーニング頻度は毎日でなくても良いように思う。

たとえば、週1回の筋トレを1ヶ月やったあと、その週間が途切れて1ヶ月経過したときに、筋トレでついた筋肉がゼロになっているか、というと、そういうふうには見えません。

ご飯をしっかり食べていれば(タンパク質・炭水化物の摂取)、ある程度維持されているように見えます。


一方、筋肉の柔軟性(収縮度合い)は、なるべくマメにストレッチを続けていないと硬くなりやすいように思う。1週間がんばって毎日ストレッチをしていても、そのあと習慣が途切れて1ヶ月経過もすると、元の硬さに戻ってしまうくらいの感覚があります。

柔軟性について少し詳しく書くと、柔軟性は、筋肉を伸ばすことと縮めることの両方を意味しています。

筋肉を伸ばすというのは、脚を180度開くような、開脚をイメージすると分かりやすいと思います。脚の筋肉が伸びづらい状態など。

縮めるほうのイメージは、たとえば腰や肩の筋肉です。

両方の手のひらを背中で合わせるポーズをしたときの肩周りの筋肉は縮んでいます。ブリッジや背中を後ろに反らしたときの腰周りの筋肉も縮んでます。この縮む力が弱いと、背中で両手を合わせたり、背中を反らせるのが難しくなります。

デスクワークや立ち仕事の多い方は、肩・背中・腰の筋肉は、日常生活で「伸びている状態」がずっと続いているので、基本的に縮める力は弱いです。


ストレッチの習慣が途切れると、特にすぐに戻りやすいなーと感じるのは、筋肉を縮める動きのほうです。わたし自身も背中や腰は硬いほうなので、この部分のストレッチをしていない期間が長く続くと、硬くなってしまいます。


筋肉をつけたいひとは、運動習慣にムラが合っても、とにかく継続をしていれば徐々に筋肉量は増えていくと思います。(ただし、筋肉を維持するのに必要な栄養素はしっかり取らないとダメ)

柔軟性を維持したいひとは、ストレッチの習慣は途切れないように注意していないと戻りやすいので、短い時間でもなるべく時間を見つけてストレッチすることがおススメです。



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