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心の「おじさん化」を食い止めるための3つの方法

1.  エラソーなおじさんにならないために

現実を見ろという言葉は、面と向かってあまり言われることはありません。けれど、そういう現実に即した生き方が推奨されていることは、みんな子どものときから薄々気付くものですよね。

現実を見て、コツコツお勉強をして公務員になるか大企業に勤めることが、あなたのためだし、みんなの為になるよ」。こんな言葉が明言されているわけではないけれど、「解答」として暗示されています。

一番模範解答に近い生き方をしているのは、大きな組織の上で座している「エラいおじさん」なのでしょう。そのエラいおじさんたちは、上述したような思考を少なからず持っているに違いありません。なぜなら、学校でいい成績をとって、新卒入社してからは組織のために従順に働いてきたはずですから。

もちろんそのエラいおじさんたちは、志高く、「世のため人のために」頑張ってきたのだろうし、いまも頑張っているのでしょう。数十年もずっと勉強して、組織にうまく順応して登り詰めた高い位置から、世の中を見渡します。蓄積した知識と、経験の厚みでもって。

けれども、そのエラいおじさんを頂点とした生き方、偏差値の高低を気にするような生き方とは、別の可能性も開かれているのではないでしょうか。エラいおじさんはいいとして、そうなれずに「エラソー」にしているだけの、「最近の若者は~」みたいに説教するだけのおじさんには僕はなりたくありません。

2. 心が「おじさん化」する前にしておきたいこと

僕たち私たちは、早逝しなければおじさん・おばさんになります。そしてたぶんダサくなります。ほとんどの人が、体型がだらしなくなって、思考にキレがなくなります。そのような事態を回避、少なくとも緩和するための方法を3つ考えてみました。

2.1 若い感性を大事にして、それを言葉にしておく

まず、若い頃の感性を後から振り返られるように、今からでも遅くないので日記やブログ、もちろんnoteでも、始めてみるのはいかかでしょうか。というのも、自分がどのような出来事に接して心が動いたのかが記録されることで、自分の本当にしたいこと・好きなことを発見できるかもしれないからです。

2.2 新しい物事に取り組んでみる

自分のしたいことは、もしかしたら「自分が今までやってきて楽しかったこと」に限定されているかもしれません。だからこそ、自分が経験してこなかったことをやってみるということが有効なのです。それは、物事を見る尺度を増やすことにつながります。

2.3 スポーツをする・身体を鍛える

当たり前ですが、「おっさん化」するのを食い止めるために身体を鍛えましょう。身体あっての心ですから、やらない手はありません。

3. 「エラソーなおじさん」ではなく「理解あるおじさん」になるために

おじさんの説教臭さは、おじさんの有している尺度から若い世代の価値観を推し量ろうとするところに由来していると思うのです。模範解答からどれだけ外れているかのチェックなのです。

でもきっと、他である可能性を受容できるような、理解あるおじさん・おばさんになることはできるはずです。若いしなやかな感性を忘れない、多様な現実を受け入れられるようなステキな年の重ね方をしたいですねっ!

思考の材料

勉強してると説教臭くなるなぁという気づきから。本の著者はだいたい偉いおじさん研究者です。


(なんか他の記事より思考が浅い気もしますが、たまにこういう記事も書きます。)


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