道の駅 わや

北海道を自転車で巡る。ここだけの記録。 Sapporo City, Hokkaido,…

道の駅 わや

北海道を自転車で巡る。ここだけの記録。 Sapporo City, Hokkaido, Japan 🚲 SOMA Buena Vista

最近の記事

わや峠越え祭・オホーツク内陸編 #3

5/30 5:30 起床。かなり天気が良い。 滝上渓谷キャンプ場は、キャンプ場というよりパークゴルフ場の一角という雰囲気。こじんまりしてる分、ソロキャンパーには有名なのか数組の宿泊者がいた。 朝ごはん代わりに遠軽の道の駅で買ったサバチップスを食べる。美味しすぎて止まらない。 5/30 8:00 すぐそばにある芝桜公園の開園に合わせて出発する。 芝桜は斜面に植えられているので、園内はもちろん激坂。 受付に辿り着くと地元のおばあちゃんから「自転車なの!?」と声をかけられた。「こ

    • わや峠越え祭・オホーツク内陸編 #2

      5/29 2:00 うっすら聞こえる雨音で少し起きる。 屋根がある、という安心感を感じながら二度寝。 5/29 4:30 日頃、仕事してる時はあんなに眠いのに、旅中だけはショートスリーパーになる。でも、みんなそうなんだろうなと思う。不思議。 昨夜たどり着いた時は暗くて分からなかったが、寝床にした多目的ステージはとても立派なステージだった。おかげで夜中の雨も凌ぐことができた。 今日は遠軽の道の駅のオープンに合わせて出るつもりだったので、まだまだ時間に余裕がある。 ゴロゴロ三度

      • わや峠越え祭・オホーツク内陸編 #1

        いま、今年何度目かの道南へ向かう特急に乗っている。 5月下旬、オホーツク内陸の道の駅巡りをしてきたのでこの移動時間を利用して記録したい。 まず、話は4月中旬に遡る。 旭川出張の次の日がお休みということで、出張先までSOMAを連れて行き、仕事を終えた後にもう1泊して鷹栖経由で、剣淵、士別の道の駅をゲット。和寒、比布を通り旭川へと戻ってきた。この際に当麻の道の駅もゲットしている。 自分ルールで「一度入った市町村は輪行OK」としているので、これで士別も通る高速バス「なよろ号」に

        • 道南道の駅完全制覇の旅 #3

          4/28 14:00 太田山神社入口。 壁のような角度の階段。ロープが用意されてる時点でもう…。 とりあえず登ってみる。若干の高所恐怖症、転げ落ちたら死ぬと思うと足が震える。下を見ないようにとりあえず階段を登り切る。 階段の上からは海がよく見えた。海の見える神社は初めてだった。 さらに登る。 直角の梯子、杭が引っこ抜けて脆弱なロープ、生え放題のアイヌネギ。自分が向かっているのが神社だということを忘れそうになるくらい険しい道。 夏の峠越えくらい汗が噴き出てくる。タオルも飲み

        わや峠越え祭・オホーツク内陸編 #3

          道南道の駅完全制覇の旅 #2

          4/28 5:30 鳥の声で目覚める。気温は10度。 テントを張らなくてもしっかり熟睡。 昨日は暗くて気付かなかったが、五稜郭みたいな形をした敷地だった。 乙部のミニ五稜郭は野宿に向いてる、と心にメモをしながら出発の準備。 乙部、決して大きな街ではないけどセコマもセブンもローソンもある。 24h営業のコンビニがあるので野宿でもどうにでもなる。 舘の岬が通行止めなので、迂回路へ。といの水、という湧水スポットがあった。ここ以外にも乙部には湧水がたくさんあるらしい。ますます魅力を

          道南道の駅完全制覇の旅 #2

          道南道の駅完全制覇の旅 #1

          北海道の道の駅は127ヶ所。 その全てを自転車で回り、道の駅ピンズを集める旅。 今回の旅で、道南の道の駅が完全制覇となったので、記録しておきたい。 道南に一番最初に自転車で行ったのは2年前。 その時は、札幌を出発し八雲で一泊、砂原、鹿部、茅部、恵山から海岸沿いに進み函館へ。 グラベルハントの皆さんに汐首山へアテンドしてもらい、函館で3日ほど過ごした。 函館を出て、木古内、知内、松前、上ノ国、江差の道の駅を回ったところで、乙部が通行止めしていることに気付く。迂回すれば行けた

          道南道の駅完全制覇の旅 #1

          タイヤ交換…2023シーズンイン

          スパイクタイヤから夏タイヤへの交換。 それは、シーズンインの合図。 今年はタイヤ交換後、夜通し走ってそのまま約100km先の倶知安まで行ってきたのだけれど、この話をすると「冬で体力落ちてないの?」という質問を投げかけられる。 実際、落ちている。普段キツくないはずの上りで息があがりかけたり、平坦でスピードが出なかったり。 遠出ができない分、冬は明らかに体力は落ちる。 でも、乗れてしまう。 タイヤ交換をしたその日だけは、麻薬のような感覚に包まれるから。 そんな麻薬の虜になっ

          タイヤ交換…2023シーズンイン

          7日間かけて十勝平野になる旅 #3

          9/26 6日目 晴れ 帯広→鹿追→白樺峠→駒止湖→東雲湖→然別湖→幌鹿峠→糠平 本当はこの日に札幌へ帰る予定だった。 しかし、旅中に地図を見ていたら気付いてしまったのだ。 「東雲湖がすぐそこじゃないか」と。 言わずと知れた(?)北海道三大秘湖の一つである東雲湖。 10年ほど前から知っている大通の寿司屋の大将が教えてくれた名所だ。 そんな場所が現在地から100km圏内にあるなんて、行きたい、行くしかない、と思いすぐにルートを調べて宿も取った。 旅中に行き先も予定も180

          7日間かけて十勝平野になる旅 #3

          7日間かけて十勝平野になる旅 #2

          9/22 2日目 晴れのちくもり 日高→日勝峠→十勝清水→芽室→帯広 自転車を手に入れ、道内各地を巡り自分は峠が好きなんだと自覚した頃からずっと行きたいと思っていた日勝峠。ついにご対面の日を迎える。 山間の広くて長い直線の道、内陸特有の大きな岩石だらけの川沿いの道、峠に挑む前からわくわく感をそそる274号線。 大颱橋で釣り人を見かけ「次は十勝釣りライドだ」と心の中でつぶやく。 日勝峠は合目毎にかわいらしい看板が立っており、それが見える度に「もうちょっと!」と励まされるような

          7日間かけて十勝平野になる旅 #2

          7日間かけて十勝平野になる旅 #1

          今年9月、会社員わや、奇跡の7連休に敢行した十勝の旅について書きたいと思う。 もともと9月前半に4連休を取って、どこかに旅に行く予定を立てていた。 連休前夜、「今日の仕事が終わったら最終バスで旭川入りしよう」と考えていたのだが、上司に呼び出され緊急案件を言い渡される。 正直断ることもできたのだろうが、やってみたい仕事でもあったので引き受け、4連休は別のタイミングにずらすことに。しっかり代休を取れる会社である。 もともと9月後半に3連休を予定していたので、それとガッチャンコし

          7日間かけて十勝平野になる旅 #1

          洞爺3泊4日保養の旅 #3

          3日目。 6:30起床。 日付を跨ぐほどあんなにもメロディアスな夜を過ごしたにもかかわらず、我々の朝は早い。 かねてよりお願いしていたタロさんに朝活に連れて行ってもらうためだ。 正直、今回の旅の一番の目的と言っても過言ではないほど、わたしはこの朝活に対して前のめりだった。 6月にタロさんの巧みな営業トークによって「釣りの世界」に興味が沸き、7月にまんまとロッドを購入。 それから諸事情でなかなか試す機会を作れないまま、3ヶ月も経ってしまっていたのだ。 7:00 ZERO

          洞爺3泊4日保養の旅 #3

          洞爺3泊4日保養の旅 #2

          洞爺保養の旅2日目。 いつもより早起きして湖畔沿いのいつものベンチで、昨日ラムトーヤで買ったパンを食べる。 ほのかなトマト味。美味しい。毎朝コレがいい。 この日の早起きの理由はZERO DAY「3 MILES CLUB」に参加するため。 ※3MILES CLUBとは… 余裕をもって起きてしまい集合時間までまだちょっと時間がある。温泉街もメインの通り以外はじっくり見たことなかったので、少しサイクリング。 ラーメン屋、居酒屋、スナック、どこかの会社の社員寮。ちょっと奥の方

          洞爺3泊4日保養の旅 #2

          洞爺3泊4日保養の旅 #1

          洞爺は何度行っても魅力が尽きない。 意図せず毎回違うルートを通っているから、というのはあると思う。 初めては支笏湖、美笛経由で。 2度目は道南をぐるっと周った帰りに。 3度目は中山峠を超えて。 4度目は徳舜瞥でキャンプをしたあとに。 今回はどのルートで行こうかな、白老側からホロホロ峠を越えて行こうか、登別側からオロフレ峠を越えていこうか。はたまた初心に帰って美笛から行くか。 どの道を通って行くか、そればっかり考えて着いてからのことはいつもノープラン。 いつもそんな自転車旅だ

          洞爺3泊4日保養の旅 #1