見出し画像

意識がハッキリした話

わたしは双極性障害とパニック障害を併発している。そして発症してから常に頭の中にモヤがかかったように頭が働かず意識も鈍かった。
バカになってしまったといえば分かりやすいか。
お陰で緊張とは無縁になり考え無しに行動できるようにもなっていた。
しかし、木曜に処方を変えてもらい薬の量を増やしてみると副作用が強くなったものの意識が少しだがハッキリしてきた。

これにより無縁だった緊張感を少し感じられるようになった。思考が少し回るようになった。
読み物を読むのが早くなり物事の理解力が少し戻った。


そして今日はとある企業の代表面談の予定がある。そろそろ一次面接で貰った冊子を読み返して話をスムーズにできるように準備を始めるべき時間だ。

わたしは就職面接というのは労働者と企業との磨り合わせだと考えている。お互いの欲しいものを相手が提供してくれるのか?それを確認し合いマッチするようならば一緒に仕事をしよう!というものだと考えている。
故に、思考力が少し戻った今ならば話の仕方も前とは変わってくるだろう。
平等主義者として、契約主義者として、人が人として扱われる世の中を切望する一人の人間として代表面談に臨む。

これはつまり一つの挑戦である。
わたしの仕事運は酷く悪い。わたしの企業を見る目もなければ相手もわたしのことを誤解して採用する。そんな日々が続いている。
今回一次面接を突破して代表面談に進んだからこそ、その心配が強くなる。かの企業は果たして大丈夫な企業なのか?面接では良い側面しか語られないしあちらは【社風という名の洗脳】を受けている可能性が高いので代表以外と話しても意味は薄い。しかし、今日は代表との直接面談だ。
わたしはズカズカと踏み込み話すべきことを話そうと思う。
最初に書いたがわたしは精神障害者だ。
それを踏まえた上でそれをどう捉えるのか?
それに対してどんな理解度なのか?
もっと言えば労働者の事をどこまで考えているのか?
それを試す為の面談になるだろう。
わたしが一方的に試験されるつもりはない。
わたしもまた試験官なのだ。
それが労働契約の本質だ。

田舎には仕事がないという。
なので田舎はブラック企業が蔓延っている。
その上で人を人として扱えるまともな企業が存在するのか?わたしは喜んでその試金石になろう。
どれだけの苦労をしようが無茶をしようがそれが今のわたしのやりたい事なのだから……。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?