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【マガジン追加記事ご紹介】研究者・博士課程・ポスドクのリアル ④

インタビューでご協力いただいております研究者の皆様が1月、2月はお忙しいので、まとめ記事の第3弾、第4弾を2つ連続でお届けいたします。

匿名だからこそ表現できる本音を集めるこのまとめ記事も、探す度に私自身が知っておきたかった、知れて良かったことをたくさん発見することができ、学びに繋がっています。

お断り
個人のnoteの紹介になります。「若手研究者を応援するnote」が賛同または批判する目的で掲載するものではありません。多様な価値観の読者の励みになることを願って、様々な記事を取り上げていければと思っております。

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①博士がゆく 「博士への一歩」

博士とは?、研究室の見分け方、就職時の選び方、海外で働きたい人の選択の仕方など10回に分けられて、博士課程の道が書かれています。10回目以後も、学歴ロンダリング、スタディ・ワークバランスなど大学院を選ぶときに知りたいことがたくさんあると思います。

(目次)
博士になるには?
博士のお金事情
一般企業か研究機関か
研究室の選び方

②大学院 博士課程進学、とは

博士課程を学生の延長と考えて進学するとその後のキャリアに苦労するのかもしれません。自分の選択に納得のいく進学ができるよう、節目節目で自分と向き合い将来のプランを見つめ直していきたいものです。

研究で成果を出さないと卒業できないし、研究室でマネジメントも担うことが多いし、生ぬるいレベルだと先生からのプレッシャーもある(先生からのプレッシャーがない研究室は、やめておくべきだと思ってます。ただ、ハラスメントだけはお気をつけください、意味が違います)。

ただですね、このキツさって修士課程なら社会に出てから味わわないと、当然ながらレベルに差が生まれてきます。
自分が会社に入ってから実感しますね。
でも、会社ではなかなか体験できない。
そうなると、自分で環境を設計して、そういう状況に身を置かないといけない。

③【就活】研究職に就くのか。研究者になるのか。

確かに同じ職種名でも会社や組織によって仕事が異なるときがありますよね。就活で全ては聞けないことも多そうですが、自分の成りたいイメージをより具体的にして企業を探していけるといいですね。

私がイメージする研究者は、「研究をして、論文投稿や学会発表をするお仕事」です。

研究職の全てがそのようなお仕事をすると思っていた時期がありました。

研究職がすべて、研究者になれるとは限らない。

研究職を志望する就活生のみなさん

研究職に就きたいのでしょうか。研究者になりたいのでしょうか。
自分のイメージを具体化して、選考を受ける会社や組織に尋ねてみてください。

④博士課程進学のメリットとメリット

もちろんメリットデメリットがあるかと思いますが、メリットを経験も踏まえてわかりやすくまとめられています。アカデミック×エンジニアはまだまだ強そうですね。

指導教官や大学の先輩後輩だけでなく、同世代(他大学)のアカデミック系人材や学会や国際会議でご一緒なった先生など、かなり広い人脈が構築されます。

同世代でアカデミックに残った友人は、その後どんどん偉くなり、卒業後20年ほどたった今、どこの旧帝大などにも気軽に電話やメールができる知り合いがいるような状況です。

そんな先生方と雑談することもありますが、アカデミックな状況を理解しつつ、実務ベースに議論できる話し相手して、認識いただいており「真面目な話題を、実業界での状況を踏まえて、フランクに会話できる相手」と重宝されています。

こういった人脈は、先生方との共同開発や、さまざまな情報収集などなど、時間を経るにしたがってとても有益な情報となっていると感じている今日この頃です。

お知らせ

「若手研究者を応援するnote」では先輩研究者の皆様の声を届けております。

次に「この人の話を聞きたい!」という研究者の方がいらっしゃいましたらお教えいただけますと幸いです。できる限りアポイントを取れるように努めます。

研究者のお名前と所属をコメントでお教えください。

また、質問箱も開設いたしました。

「若手研究室を応援するnote」のご感想や、質問やご相談がありましたら、匿名ですのでお気軽にご連絡ください。


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