深すぎる孤独
どんとの「波」という曲です。
もう25年くらい前の曲になるのかな?
これを聴くたびに思うんです。
孤独というものは
どんなに愛されても
どんなに褒められても
どんなにお金持ちになっても
どんなに笑っても
どんなに求められても
どんなに許されても
そういう一切の事柄とは
全く無縁に存在するものだと。
心の奥底にあって、
誰とも共有できない想いだということ。
あの人も孤独、この人も孤独、
でも一緒にいても孤独は埋められなくて。
こうなったら消えるとか、
救われるとか、
そんなものはなくて。
ただ抱えているだけ。
2番の、
この歌詞が胸に刺さり、それは見てはいけない、他人の心の深淵を覗いてしまったようで、それでいて自分の心象風景とも重なるのです。
深すぎる孤独にかける言葉もないけれど、誰かの海になれないとしても、通り過ぎる風くらいには、なれないものかと思ってしまうのです。
リンクはBEGINのカバーです。
どんとの公式のものが見当たらなかったので。
BEGINのアレンジも好きです。
変に感情的じゃないところが、逆に優しく染み渡るのでしょう。
どんとへのリスペクトを感じます。