見出し画像

部屋の余白は、心のゆとり

僕は一人暮らしで、昨年11月に引越ししました。間取りで言うと1K→1Kで変わらず、メインの部屋が少し広くなった感じです。

部屋はサイズアップしているので、もちろん以前の家具や持ち物はすべて収まるのですが、あえて断捨離して物を減らしました。

「え、部屋が広くなったんだから、その分なにか物を置くんじゃないの?」
「物を減らすなら、狭い部屋でいいじゃん」

そう言われたこともありますが、僕の場合はそうじゃないんです。

広い部屋へ引っ越すのに、あえて物を減らした理由

なぜか分からないのですが、子供の頃から片付けが好きでした。散らかしたおもちゃは自分で片付けるタイプで、床に物が散乱してるのが嫌いでした。

初めて一人暮らしを始めたときも、部屋の一角は空けてありました。

「このスペース、無駄じゃん」
と言われたこともありますが、僕にとっては空いていることが重要で、"空いている"というもので埋まっているような感覚でした。
もちろん、お金がなくて色々買えなかったということもありますが。

それから10年以上が経ち、気付けば物が多くなっていました。

結婚式の引き出物でもらったもの
旅行のときに買った思い出のもの
いつかまた使うかもと思って残しておいているもの
・・・

挙げればキリがないですが、物って溜まっていってしまいますよね。

それで引越しを機に断捨離をしたり、家具や家電をコンパクトなものに買い替えたりしてみて思いました。自分にとって部屋の空きスペースって、心の空きスペースなんだな、と。薄々思っていたことだったのですが、初心を思い出したというか、改めて実感しました。

部屋の広さの選び方が変わった

部屋を選ぶとき、自分の持っている物やこれから購入する物が収まるかどうかという基準で広さを決める人が多いのではないのでしょうか。

今回の引越しを機に、今後は以下のような基準で引越し先の部屋の広さを決めようと思いました。

必要最低限の広さ + 心のゆとり分の広さ

もちろん、家賃との相談にもなるので、無限に広い部屋には住めません。家賃が上がれば、その分、心のゆとりは減ります。

あなたにとって、心のゆとりはいくらで買いたいものでしょうか。

もちろん、家賃が安ければ安いほど心のゆとりが持てるのであればそれもOKです。大切なのは、物理的な広さだけでなく、精神的なゆとりについても考えることだと思います。

物を保管するにもコストがかかる

空いている場所に物をただ置いているだけでも、よくよく考えるとそこにはコストがかかっています。

コストには2種類あって、場所に対するコストと、管理するコストです。

場所に対するコスト

よく言われるのは家賃按分です。
たとえば、20平米(約12畳)の部屋に家賃6万円で住んでいる場合、1畳あたり約5千円になり、年間で約6万円のコストがかかっていることになります。

その1畳のスペースに、1年間に6万円払ってでも保管しておきたいものを置いているかどうかを考えてみてください。

「空きスペースにしているほうがもったいないじゃないか」
その考えももちろんOKです。僕の場合は、空きスペースであることによる心のゆとりと比較しています。

管理するコスト

ただ物を置いているだけでも、ホコリが積もったり汚れたりしたら掃除が必要ですし、物が多いと探しものをするときに時間がかかったり、虫が迷い込んだら物をかけわけて追い出すのが大変だったりと、色々と手間がかかります。

物を減らせば、それらのことから解放されて、それがまた心のゆとりに繋がりますよ。

僕が捨てたもの/買い替えたもの

以下の記事に書いていますので、もし興味あれば読んでみてください。(ただ羅列しているだけですが)

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事が参加している募集

よろしければサポートをお願いします!良質な記事を書くための技術検証費用として利用させていただきます。