見出し画像

半年断酒してみて

ごきげんよう。わらわです。

微妙に過ぎているのですが、私がお酒をのまなくなって半年経ちました!

今回は、ずばり「断酒」をテーマにお話していきます。
私の経験則ではありますが、お役に立てば幸いです。

初めに言っておきますと、依存症の段階に来てしまっている方は、自力で辞めることはできないので、精神科or心療内科に行きましょう。

依存症とは、そういうことです。

では。

1. はじまり

まず、お酒をやめた経緯…
と思ったのですが、直接的なきっかけは詳細に書くと心が折れてしまいそうなので、勝手ながら省きます。
心が折れてしまいそう、というくらい痛い思いをしないと、なかなか辞めようとは思えないくらい飲みまくっていたということですね。

私は元々、かなり酒を飲む方…というか、飲まれる方で、帰れなくなることはしょっちゅう。
ちょうどよく酔うという感覚がなく、正気で飲み会を終えられる方が珍しいというね…。

研究室に配属されたあたりから、飲み会の時にしか飲まなかったお酒を、ほぼ毎日飲むように。

飲み会など特定のタイミングでのみ飲酒することを機会飲酒、日常的に飲酒することを習慣飲酒と言って、実はこの時点で依存症予備軍です。

そんな感じで、だいぶお酒は飲んでた方だと思います。

が、自分が酔いつぶれる頻度が少しずつ、しかし確実に増えていることに気づき、このままだとまずいと思い、断酒を決意しました。

2. 断ちはじめ

断酒を始めて1週間くらいは、とにかく手やら身体やら震える。脱水症状みたいな苦しさも。

いわゆる、離脱症状ですね。
ここで、「あ、やっぱり自分アル中だったんだ」と再認識。

これでもまだ軽い方で、もっとひどいと身体を虫が這うような感覚とか、妄想に襲われる場合もあるようです。こわい……

この離脱症状は1週間ほどでおさまった。
離脱症状が起きている間は、断酒を強く決意している方であれば、逆に乗り切りやすいかも。

自分の習慣のせいでこんな苦しみを味わうのか、という実感を得られるから。

とりあえず、精神科なりの予約だけして、歯を食いしばりましょう。

3. 1週間後〜1ヶ月後

そんなこんなで1週間ほど耐えれば、離脱症状もおさまってくるかと思います。
ここからが、本当の戦い(?)ですね。

お酒を飲まずに過ごし始めて、まず思うであろうこと。

夜ってめちゃくちゃ長い!

以前は帰宅して…というか、帰路ですら飲酒していたので、退勤〜寝るまでの時間が一瞬で過ぎ去っていた。

しかし、飲まないでみると、夜って結構長い。
色んなことができる。
本を読んだり、お散歩したり。
ゲームも、お酒飲まない方が集中して出来る。

お金も貯まる。
居酒屋にもほとんど行かないし、日常的にコンビニでお酒を買ってたとして。

1缶150円としたら、やめれば1月4500円浮く。
毎月ゲームソフト買えるんですわ。買わんけど。

結構いいことばっかりじゃん、と思いながら過ごすのだが、たまに無性に飲みたくなる。

別に何があった訳でもないけど、飲みてぇ〜〜ってなる時が結構ありますね。

お酒の話を見たり聞いたり。

現代日本は思った以上に、お酒への誘惑に溢れているのよ。
時間や手間をかけずに浸れる娯楽だからかね…。

そんな時、私はアイスをめっちゃ食べてました。
これが、意外と有効。

無性に飲みたい時って脳が不満がっているので、アルコールの代わりに糖分でごまかす作戦ですね。

太るかもしれんけど、糖分はビールよりマシでしょう。
身体に悪い?どう考えても、アルコールよりはマシでしょう。

タバコに対してニコレット、みたいな感覚ですね。タバコ吸わないから知らんけど。

とにかく、お酒を飲みたくなったら他のものでごまかす、という作戦で1ヶ月はやめられました。

4. 1ヶ月後〜3ヶ月後

私の場合、1ヶ月経ったあたりから飲みたいという感情はほぼ消えた。

たまーに飲んでみたいと思う時はあれど、そこまで衝動は強くなく、理性で踏みとどまれる。

しかし…。
なんか、何が楽しくて生きてるのか分からなくなってしまった。
いや、分からなくなったのではなく、分かっていないことに気づいてしまった。

鬱期みたいな言い方をする人もいるようだが、私は少し違う考え。

お酒をやめたから鬱になるのではなく、元々鬱っぽいから、お酒に依存してたんじゃないの、と。

因果が逆なのでは、と思っている。

楽しみを見いだせる対象が極端に少なかったり、何も楽しいことがないからコイツで時間を溶かそう、とお酒なりタバコなりギャンブルに依存してしまう。

地獄みたいな現実からの逃げ場を急に失ったら、それは病みますわね。
ここで病まないなら、元々依存症になってない気がする。

という訳で、これから依存症を治そうと思っている方は、断って数ヶ月した辺りから、メンタルが病み始める可能性を覚悟しておいてください。

そして、依存症は結果の一つに過ぎなくて、その時の辛さこそが、問題の本質だということも。

心構えがあるのとないのとでは、全然違うはず。
もちろん、こうならない方もいると思いますが。

5. おわりに

久々に長文なのと、書きたいことと書きたくないことがグチャグチャしてしまって、あまりうまくまとめられていないような気がします。

ちゃんと筋道立って書こうとは思っていましたが、力及ばず……。すみません。

もし、なんらかの依存症に悩んでいて、これから治そうかなと思っている方の一助にでもなれば幸いです。

本日は以上です。読んでくださり、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?