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生きやすい思考③


 こんにーちわ!連続投稿4日目🌈今日は執着を手放し柔軟に受け入れる事にシフトして書いていきたいと思いますっ!

前作がまだの方はこちらも是非読んでみて〜


例え話①

「群盲象を評す」という言葉を知っていますか?インド発祥の寓話で数人の盲人が象の一部だけを触って感想を語り合う「6人の盲人と象」があります。

目が一切見えない盲目の5人の男性に象を触り、どんな形かを問いました。

1人目は象の鼻に触り、
「象とは蛇のようなものだ」

2人目は象の耳に触り、
「象とはうちわのようなものだ」

3人目は象の足に触り、
「象とは木の幹のようなものだ」

4人目は象の胴体に触り、
「象とは壁のようなものだ」

5人目は象のしっぽに触り
「象とはロープのようなものだ」

6人目は象の牙に触り、
「象とは槍のようなものだ」


 それから6人の盲人たちは長いこと言い争い、それぞれが自分の意見を譲りませんでした。


これらの話から

 この6人は、一部分しか触っていないために意見が食い違っています。自分の持っている価値観や体験談を正当化し、相手の意見を受け入れられません。しかし、全員正しいことを言っているのです。

 この話の教訓は
「あなた方は皆、正しい。 あなた方の話が食い違っているのは、あなた方がゾウの異なる部分を触っているからです。 ゾウは、あなた方の言う特徴を、全て備えているのです」を意味します。

 また、同じ真実でも表現が異なる場合もあることであり、異なる思いを持つ者たちが互いを尊重して共存するための原則を示しています。
 
 自分の思考や意見を主張するのではなく、人の考えや意見に耳を傾ける大切さ。あらゆる方向から考え、主観だけでなく相手や第三者の立場からの視点がある。そう知るだけで、世界は思考はより、生きやすくなると私は思います。

 つい、自分自身の考えに執着をしています。それは悪いとは言いません。個性を作るからです。ですがそれを他の人に押し付け相手の意見を否定することは、違います。同じ道なのに、くだりとのぼりで見える景色が違うように、同じ環境でも人それぞれ見える景色が違うように。皆違って、皆良いですね。

 これは、他人や、環境だけではなく自分自身の世界にも当てはめることが出来ます。嬉しい時には嬉しい時の視界、悲しい時には悲しい時の視界、見えるもの、気づくものが違う現実の世界は同じなのに、自分の状態で変わる世界。いろんな世界を見れるのなら悲しい時の視界も自分も愛せると思います。

 また、私は鍼灸師をしているのですが、鍼灸は先生の数だけアプローチ方法があります。身体のケアやセラピーが沢山国ごとに方法があるように、アプローチは違うが、目的は一緒なのです。

 執着せず自由に思考を受け入れることができるようになると、他人や物事の多様的な視点に気づき、次々と新たな可能性を見つけることができ、自分の思考が広がっていきます。より、生きやすくなるのです。  

 よく、他人との比較は悪いイメージを持ちがちですが、私はプラスにも働くと思っています。私は私の人生。素敵な人と出会い、私は、、と比べてしまう時がありますが、また自分を分析する、今の自分と向き合い選択する。その人のようになってもいいのです。ですが、私はその選択よりか私の人生を選んでいるんだ。そう捉えるとさらにその人を受け入れ、自分自身の軸も濃ゆくなっていきます。


例え話②


二人の兄弟がいました。

 亡くなった父の形見に指輪が2つありました。ダイヤとシルバーの指輪です。もちろん兄がダイヤを取り弟がシルバーを受け取りました。

 弟は考えました、シルバーを形見としたにはなにか理由があるだろうと。よく見たらその指輪には文字が刻まれていました。「すべては過ぎ去る」
 
 これは父からのメッセージだろうと、大切にその言葉を心にしまいました。

 ダイヤを受け取った兄は夏になると気分が高まり冬になると鬱になる性質を持っていました。

 シルバーを受け取った弟は、すべては過ぎ去り流れて行くことを大切にしていたため、季節それぞれを味わい常に満たされていました。


これらの話から

 ”今”が変化し流れていくのが、人生。今日もまた、いずれ過ぎ去ります。執着をせず、この一瞬を懸命に生きる事の大切さを実感します。そうすると、さらに生きやすくなるのです。炎の揺れが止まらないように、川の流れが止まらないように常に私達は呼吸をし、心も体も変化しています。

「諸々の現象は過ぎ去るもの 怠ることなく 修行を完成せよ」ブッダが亡くなる前最後に残した言葉

 「あなたに起きたことを、すべて覚えていますか?何ものも、どんな感覚も、永遠には続きません。夜は昼に変わるように喜びの瞬間と失望の瞬間は交互にやってきます。人生とはそういうもの、それもあっての人生なのだと受け入れることです。」寓話 “This too shall pass”のセリフの一部

 辛い時に、私はこれらの話を思い出します。全て過ぎ去る、と。海外生活では孤独を感じたり悲しみや試練に大騒ぎしてじたばたと色々な感情を味わっていますが大きな大きな目で見ればいつでも、守られている。進んでいる。生きている。その思考や世界があるだけで悲しみや苦しみの心に小さな光が降り注ぎ始めます。

 楽しさや悲しみその感情に執着をしてしまいますが、全ては過ぎ去るという思考を知っていると、私は更に生きやすくなりました。

 ですが、辛い時どうしょうもできないときがあります。ある時友達にこのような思いが溢れてきました。

 大丈夫、未来は明るいそんな無責任な言葉言えない。それは乗り越えた後の話であって、向き合っている、今は苦しいものは苦しいし、わからないって悲しいしあってるかわからないって怖い。この切り離せない自分の人生に時に疲れる。だけど、自分のために1人で自分の人生を頑張ってる。生きてる、有難う。頑張ってくれて有難う。生きて抜いてくれて有難う。そして、やっぱり私は貴方に伝えたい。私はあなたの人生を信じてる。未来は、明るい。

 信じましょう。全ては過ぎ去っています変化しています。感情も現実も全てこの瞬間も変化しています。


瞑想オススメです!

おわりに

 今日は執着を手放し、柔軟に受け入れるについてでした。その思考を知るだけで、人生はより豊かになります。ですが思考だけでは耐えれないときがあります。また、心の余裕が無くなったり、焦りや不安でいっぱいになると私自身だけではなく周りの環境や生活も歪み見始める、悪循環が始まります。そして、人間は同調する生き物だからこそ自分がそうなってるのではなく周りの環境ということも、あるだからこそどんなときでも自分に戻る時間を取る。呼吸整えるだけでもいい自分にあったどんなことでも、いい。時間が無い時こそ効果は抜群です!もし、辛くてどうしょうも出来ないときはいつでも連絡下さい!心の換気大切です。全ては過ぎ去ります。その思考からも一緒に抜け出しましょう!

 今日も最後まで見てくれて有難う。あなたは天才です。是非コメントやメッセージでフィードバックをくれると嬉しいです!!貴方にとって素敵な1日になりますように。



 この記事はSCHOLEの毎日投稿にて書いています。是非続けて読んでみてくださいっ!



 



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