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朝ごはん

週に1回は、朝ごはんをサボりたくなる日がある。

ひどく疲れたり夜更かしをしたわけでもないのに、とにかくどう頑張っても寝起きからエンジンがかからないのだ。

それでもお腹はすくし、寝るまで元気に過ごしたいから朝ご飯は食べておきたい。
だからそんな時は冷凍庫にしまってあるおもちを温めてお雑煮にしたり、余っているご飯でお粥をつくったり、準備も食べるのもできるだけぼーっとしながらできるものを用意する。

おきあみ、オクラ、もみのり、醤油麹


温かいごはんができたら、少し冷ます間に沸かしたてのお湯でお茶をいれて、一口一口じっくり味わいながら、朝のひとときを過ごす。
目覚めのコリ固まった体には、熱いものの方が全身に染み渡る気がする。こんな時、コーヒーよりもお茶を欲するところが、自分は日本人だなぁとしみじみ思う。

おなかが温まると汗もじんわり滲んできて、器が空になる頃には頭も目もすっきり覚めている。
それから少し伸びをしたら、エンジンがゆっくりかかり始める。

心身が軽やかになるのを感じるのも心地よく、何だか気持ちも前向きになる気がする。

朝ごはんって、やっぱり大事だ。


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