普段使いの食材で体調改善を目指す。薬膳ごはん始めました 〜初心者の日記〜
まだ5日ほどしか経っていないけど、日々の食事に体を温める性質を持つ食材を取り入れるようになってからなんとなく調子がいい気がする。
きっかけは有賀薫さんの『スープ・レッスン』というレシピ本。この本は薬膳の本ではないのだけど、「ぽっかぽか薬膳 生姜入りの麻油鶏」を食べた後、体がポカポカしていい感じだったので、そこから「薬膳って具体的に何をするんだろう?」と興味を持った。
その後、『新版 千葉大学病院の薬膳ごはん』と、『からだに効く 和の薬膳便利帳』を購入した。どちらも薬膳の基本的な考え方と、具体的な料理のレシピが載っている。『和の薬膳便利帳』はどちらかと言うと参考書的で説明文が多く、レシピは写真ではなくイラスト、かつ副菜的なカロリーの低い料理が中心。
私のお気に入りは『千葉大学病院』の方で、病院の先生が書いただけあって薬膳の解説が論理的で説得力がある。レシピの部分は料理の写真が美しく病人感がないし、味付けもバリエーションに富んでいる。レシピ本として素晴らしい内容。さすがフレンチやイタリアンのレストランで活躍するプロのシェフが考案したメニューだけある。病院の食堂で実際に供給されているらしいのだが主催と副菜のバランスが良い。健康食と言うと動物性タンパク質が不足した野菜中心の貧相なレシピが中心になりがちだけど、そういった問題もない。なにより単純に食べ物として美味しそう。
これら2冊を熟読して、薬膳のことはだいたい理解した。追加要素として、そもそも薬膳や漢方の考え方の基盤となる「中医学(東洋医学)」とは何か知るために、クラシエのサイトを参考にした。
医療の情報は信憑性が何より大事なのでソースには注意している。薬膳はややもすると胡散臭いスピリチュアル系とつながりが生まれそうなので気をつけて行きたい。私は科学を信用するタイプなので……
薬としての漢方に関しては既にかかりつけの内科医から適宜その時の状態にあった処方薬を出してもらっているので、私にどうこうできる問題ではない。が、自分の体に起きていることをどういった理論で解釈して薬を処方しているのか、それについて知ることは意味のあることだ。
私の場合、入浴したりして体を温めたり血行をよくすると全身の痛みや手足のこわばりが楽になる。生姜を含む料理を食べた時、それと似た感じで手足のこわばりが少しだけではあるけど改善されるので、熱性・温性の食材を料理に取り入れて食べて行こうと思う。とはいえ熱し過ぎも良くないらしいのでバランスが難しいなぁ……
元々高校生ぐらいの頃から食事の栄養バランスには興味があって、若い割には野菜をたくさん食べたりと気を使っていた方だ。でもカロリー計算や蛋白質、食物繊維、ビタミンなどの考え方だけではなく、体を温めるとか冷やすとか旬であるとかそうでないとかいった側面からも食材を捕らえて行こうと思う。
特に最近は太りたくないあまり、糖質を制限すべく根菜を控え、トマト、ズッキーニ、茄子などを食べていた。これらの夏野菜は水分量が多く、むくみや冷えの原因になるらしいので摂取を控える、もしくは食べる時は加熱したり生姜などと合わせて中庸に保つなどしていきたい。
そもそも私は食べるのが好きで、レシピを考案したり食べたことよない味を考えたりするのが好きだ。食に対する執着が強いし、様々ある健康法の中でたまたま食事と組み合わさった薬膳というものが向いるんだと思う。食べるの大好き!
最近食べたもの
■スープレッスン参照
香ばしくとろり 焼きねぎのシンプルスープ
ぽっかぽか薬膳 生姜入りの麻油鶏
寒さ知らず 白菜の塩しょうがスープ
■千葉大学病院の薬膳ごはん参考
たらの甘酢焼き(鶏むね肉から変更)
■和の薬膳便利帳を参考にアレンジ
きくらげとエビと豚の和風生姜炒め(テフロンフライパンでほぼ油なし)
黒豆ごはん梅干し風味
■上沼恵美子のおしゃべりクッキングより
鶏のトマトジンジャー煮
■しあの考案オリジナル
焼き芋のポタージュスープ
【レシピ】
焼き芋を買ってくる
皮をきれいに剥がして綺麗なとこだけ刻む
鍋に水と焼き芋を切ったやつを入れて沸騰させる
ハンドブレンダーとかフードプロセッサーとかでジャーッてやる
牛乳を加えて温める
塩で味付けを調整
器にスープを持って皮を飾りっぽくトッピング
→甘みがありとろっとしてかなり美味しい!素材の味しかしないのでお好みで調整してください
※さつまいも芋の皮は腸内で身の部分のでんぷんが過剰発酵してガスが発生するのを防ぐそうです
Special thanks to いつもごはんを作ってくれる家族
おわり
#コラム
#音声入力で書きました
#今回はGboardの音声入力を使用
HAPPY LUCKY LOVE SMILE PEACE DREAM !! (アンミカさんが寝る前に唱えている言葉)💞