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火事場のバカ力を意識的に使う方法

ワタナベさんです。
【見られ方が変われば人生が変わる】
をテーマに、ホテルマン時代に300人以上の億万長者のお客様から教わったブランディングをデータ化し、集客法に体系化して10,000人以上の店舗経営者や個人事業主に提供しています。



火事場のバカ力という言葉がありますよね。


意味としては
「火事のときに、自分にはあると思えない大きな力を出して重い物を持ち出したりすることから、切迫した状況に置かれると、普段には想像できないような力を無意識に出すことのたとえ」
と出てきます。


すごい簡単にいうとミラクルですね。

日本人なら誰でも一度は聞いたことがある言葉だと思いますが、火事の時だけじゃなく仕事など日常でも、普段の自分ではあり得なかった力をいざという時に発揮できたらいいと思いませんか?


今日はそんなミラクルと意図的に起こす方法を、お伝えします。


何か商売、ビジネスをされている方も、まだこれから起業をと思い探されている方も、ビジネス如何に関わらず私たちはこれまで人生を生きてきて意思決定、つまり「決断」を迫られて生きて来ているはずです。


その決断というものには必ず、賞味期限があったのにお気づきでしょうか?


例えば
・高校受験がいつあるから、それまでに勉強を
・就職の面接があるから、それまでに準備を
・地方予選があるから、それまでにチーム力向上を
・などなどビジネスじゃなくても必ず期限があったから
それまでにやることが決まったと思います。


成功したか失敗したかはそれぞれだと思いますが、期限がなければそれに挑むことすら無理だったでしょう。


ではそんな今まで生きて来た人生の期限は、あなたが自らの意思で決めてきましたか?


多分両親や先生のいうことを聞いたり、先輩、友人などがそうするからと便乗したりして決めてきたのではないでしょうか?


要は今まではほとんどの方が、他人に決められて生きて来たのです。


これがほとんどの人が、正しい決断ができずに力が発揮できない理由です。


今までや普通の人生は、それでも進めるかもしれません。


でもビジネスだけじゃなくスポーツでも何でも、大人になってから成功というものを収めたかったら他人任せの決断では成功は収めれないのです。


社会人になっても
「これは自分がしたい仕事じゃない」
と言っている人は多分そんな人です。


では決断ということとリンクした話をすれば、逆に自分では思っていなくても
「あなたには向いていない」
と他人にもし言われたとしましょう。


でも自分自身が本気で考え抜いた先に、決断したことであればどんな苦労があっても成し遂げようとしますよね?


判断を間違わないために、他人の意見を聞くことも大切です。


でもあなたの1度だけの人生です。


最後の決断は、自らが勇気を持ってしなければなりません。


結果が分からない中で決断し、その決断に期限があるから逆算して今やるべき事がわかるのです。


ではなぜ子供の頃の夏休みの宿題のように、締め切りなどリミット直前という、プレッシャーがかかる時期を逆にチャンスに変えれる人もいるのでしょうか?


簡単です。


もう期間がなくなるという賞味期限を感じやすいからです。


未知のことを決断する時ほとんどの人は、失敗を恐れて決断ができません。


確かに思うよな結果にならないときは、あるでしょう。


でもそれは失敗ではありません。


自分の子供が火事に取り残されたとしましょう。


親なら誰でも火の中に入って、助けに行こうと思うはずです。


でも失敗が怖くて決断ができない、行動ができないという人は、火が熱そうだからとか、大事な服が焦げたらどうしよう、と言っているようなもんです。


火の粉が燃え移って、服が焦げるのを失敗と思う人が多いのと同じなのですが、本当の失敗は火事で子供を失うことです。


子供に火の手が回ってしまう、子供の周りの酸素がなくなってしまうまでの時間が、賞味期限です。


失敗を恐れて決断できずに、何もできないことのほうがリスクじゃないでしょうか?


失敗するのを恐れて受験するかどうかを迷っていたら
失敗するのを恐れて面接を受けるのを迷っていたら
失敗するのを恐れて練習に身が入らなかったら
それこそが大きな失敗ではないのでしょうか?


本田宗一郎さんは
「チャレンジして失敗することを恐れるよりも、何もしないことを恐れろ」
とおっしゃっています。



また、松下幸之助さんも
「失敗することを恐れるよりも、真剣でないことを恐れたい」
とおっしゃり、日本を代表する経営者のお二人がこのようにリスクを捉えています。



私がこれまでにお会いした成功者の方々も、失敗を恐れている人は1人もいなくて、失敗するの逆をやれば成功できる、というようなことを言っている人ばかりでした。


失敗する人は失敗を恐れて決断できない人です。


その決断には何度も言うように、賞味期限があります。


ということはその逆は、賞味期限を感じて決断をしそこにポジティブな意味で危機感を感じる。


リミットが迫っている時というのは、そんな賞味期限を感じやすい時期です。


来月このままで迎えていいのか?
もしチャンスが今月で終わったら?
子供をこのまま火事で失っていいのか?
賞味期限をイメージできたら、決断できるはずです。


そんなときは、自分でも想像していない力が出るはずです。


人生にも賞味期限があります。


1日でも早く、火事場のバカ力を出しましょう。



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