見出し画像

483*まずは基本に忠実に

この1週間ほど、久々にピアノを練習し始めました。

ちゃんと習ったことがないものの、幼いころから鍵盤にふれる機会は多く、幼稚園では鍵盤ハーモニカ、小学生では学校の鼓笛隊や音楽会でキーボードやバスマスターと呼ばれる鍵盤など、中学では担任でもあった音楽の先生のご厚意で放課後などに少し教えていただき、高校でも音楽部の空き時間に先生に教わったり、合唱の音取りでピアノを使ったり、大学のサークルでは発声練習でピアノを弾いたり。

26年生きてきた中で5歳くらいから弾いていると考えると、20年以上も鍵盤楽器にさわっていることになります。三味線の10年より長い。なのに、そこまで弾けない。

やはり、期間の長さではなく、基本をしっかり身につけてきたかどうか。独学で練習していると、どうしても基本的なことを疎かにしてしまいがち。基礎練習が大事なのは解っていても、早く曲を弾きたくて形ばかり弾けるようになろうとしていた気がします。

でも、そうやって結果を急いだところで、形だけのものは面白くない。本当に弾けたことにはならないのだと、今更ながら反省。

ということで、久々に基礎練習の教本を引っ張り出しました。まずは最初のページをスムーズに弾けるまで練習しようと思います。

私の恩師は20代からピアノを習い始めたそうです。まだまだ取り返せるはず!

ピアノは幼い頃からの憧れ。
習ってみたいとは言い出せなかった。
でも、友人の発表会の練習に付き合って昼休みにピアノを聴いていた小学生のころも、中学の合唱コンクールで伴奏するクラスの女の子たちの姿を見ていたときも、いつか自分も弾けるようになりたいと心のどこかで思っていた。

誰のためでもなく、自分が弾けるようになりたいから練習する。誰に聴いてもらえなくてもいい。そんな自分善がりな動機ですが、巡り巡って誰かの役に立つなら、それはそれでやった甲斐があったと思えます。

まずは基本に忠実に。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?