【7月23日開催/インバウンドサミット】自分の地域を海外にPRするためにする最初のステップは??
皆さん、サワディーカップ!
水上マーケットで有名なアンパワーにおりますKENです(*^^*)
本日、「インバウンドサミット」という
訪日インバウンド業界で励む方々が
集まって打合せをするオンライン会議が
開催され参加しました!
その中で、どの地域でも活用できる!と感じた「自分の地域を海外にPRする最初のステップ」について私の経験も交えて記事にさせていただきます♪
海外の人が来ていない今だからこそ改めて、基礎基本見直してみませんか?
パソコンの画面を撮影しておりますので、見づらい画像かもしれませんがご容赦ください・・!
では、いってみましょう!
*インバウンドサミットを開催してくださった皆さま、誠にありがとうございました!勉強になりまくりMAXでした(*^^*)
1、自分の地域をPRする際の大切な心意気を持とう!
訪日インバウンドのPRをする際によくあることとして、
担当者の方に「地域のおすすめポイントは?」と聞くと
「いえいえ!どこにでもあるものばかりで」と
謙遜されることが多々あります!
他の業種に当てはめると「自社の商品はどこにでもあるんです」というと自分の商品を販売することができないのですが、これが訪日インバウンド業界ではあるあるです。
でも、そう思う理由もわかります。
だって、「いつもの見慣れた街並みに毎日特別感を感じる!」という人はそこまでおらず、「魅力が当たり前」に思えてしまうのでこのような回答になるのだと思います。
このようなときに大切なことが、「海外の目線」を借りることです。
こちらの画像は、左の方が地域のご担当者で地域目線では「私たちの街は古いだけでボロ屋が並んでいて・・」と言っておりますが、海外目線では「日本の家屋、蔵など文化が残っていて、観光地化不要!」とのこと!!
海外の方の目線を取り入れて、自分の地域を客観的に見つつ、「自分のところの魅力はこれなのか!!」と自分たちで胸を張れる心意気をまずは意識していきましょう!
インバウンドは、自分の地域を大切な宝物として売り込むことが必要です♪
今、この7月末のタイミングでまだこのような心意気が見つかっていない方は、「実際にPRしたい国の方(在日されている方もOK!)」もしくは「その国でインバウンドPRに従事している人(日本に帰国されている方はアフターコロナのトレンドを見失いがち)」に依頼してみましょう!ツテがない方、私のほうでご紹介可能です!!
2、自分の地域の魅力は1つに絞ってみよう!
地域目線でいえば、上記心意気を持った後にぶち当たる壁として、逆に「●●もPRしたい、●●もPRしたい!」とPRポイントが分散するときがあります。
とても素敵なことなのですが、
海外の人にとって、そのエリアに対するイメージはは「1,2個程度しか訪日前は持つことができない」ということを覚えておきましょう。
例を挙げてみます!
上記の画像は、様々な件名が色とりどりで並んでおります。
地域のイメージについて、AIを活用してヨーロッパ市場のSNSやブログなどオンライン上を分析し、それぞれの最も当てはまるイメージを集めると・・
・Kyoto=お寺/街並み
・Tokyo=ビル街
・Akita=秋田犬
・Miyazaki=宮崎駿さん
・Fukushima=原発
・Kanagawa=葛飾北斎の絵
・Osaka=大坂なおみ選手
・Kagawa=香川選手
・Hokkaido=富良野のラベンダー
と県名とマッチするイメージ1つがあり、これらが強烈に強く、他は副次的だということです。
「この1つ」をどうしていくのかを考えるステップとしては、
Step1:なぜ地域として訪日インバウンドに取り組みたいのか?を明確にする。
Step2:地域の観光資源をリストアップしてみる
Step3:地域の人たちでいくつかにPRしたい優先順位をつける。
Step4:つけた優先順位を元に、海外目線で再度選定する。
Step5:選定したものをテーマやコンセプトにする
というStepだと今日学んで再認識いたしました。
最も重要なことは、自分たちの目線だけでPR素材を決めるのではなく、選定時から海外の方の目線を含めて、異文化人材同士で協業することが重要だと感じております。
日本の方の売りたいものばかりを前に押し出していると、隠れたニーズにマッチしない可能性もあるので、Step2、もしくは3の段階からは協業くださいませ(^-^*)
3、もし、PRしたい国の中に現状の地域イメージが「マイナスイメージ」または「ゼロ」の場合
もし、マイナスイメージの場合は、
上記で絞った地域の魅力について「PRするためのブランディング」を行い、イメージを回復に向かうように届けていきます!
例として、福島県の事例をあげます。
福島県は皆さまご存知原発の爆発があるなど、大震災の影響をもろに受けた県ですが、今でもGoogleなどで「Fukushima」と調べると上記のような画像が出てきます。
この福島のイメージを逆転させるためには、「ボリュームの大きなポジティブキーワードと地域のイメージのすり合わせ」が大切です。
そこで福島が目を付けたのは、会津若松市が獲得している「SAMURAI CITY」の著作権でした。
画像内にあるGoogle内での検索ランキングはFukushima2位、Samuraiが1位とのこと!福島に残るマイナスイメージを、SAMURAIという検索ワードボリュームが大きな単語でまかないつつ、魅力を発信していきSAMURAI CITYという概念を定着させることが重要です!
福島県は、「サムライ一本でいく!」とのことで他の魅力ももちろん、特に秀でたPRはサムライブランディングとして実施していおり、ヨーロッパを中心に非常に人気とのこと(^O^)/
コロナ直前までは、「東京はいかないけど、福島に直行する」というファンも出てきていたそうです♪
4、最後に
まとめといたしましては、最初に取るべきステップとして
①PRする心意気を持ち、
②海外目線と地域目線を掛け合わせた観光資源の洗い出し
③PRするポイントを1つに絞る
ということです。
これらを行ったうえで、素材作りや広告手法が役立つと感じております!
何か海外目線部分でお役に立てることがあれば、お気軽にコメントくださいませ(*‘∀‘)もちろん、他のご意見などあれば交流させてください**
今日も最後までお読みいただき、誠にありがとうございます!
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