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だが断る‼ ウェブ広告戦略と我は呼ぶ

前回書いたのはこれ。

SEOガチでやってくれている業者さんなら、前回書いたようなことはいいませんよ。たぶん「ゴール設定とかどうしてますか?」とか「読者さん(お客さん)に何を伝えたいですか?」って聞いてくれます。そう期待しますです。そうであってくれ。

前回、Googleサチコさんを設定してたらまぁまぁ登録してくれると書いてますが、そこでピンときた方は鋭いです。

そうなんです。そこそこ登録されちまうんです。

だからまぁ、メタタグとか入れてあっても無いよりはマシなんですが、それよりもコンテンツの「質(クオリティ)」とその質のままの「量」が掲載されているサイトが強いわけですよ。品質管理って大事なんすよ。QC活動してますか?

だから計画が大事。

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ウェブサイトはなんで必要なのかって哲学みたいな事を考えなくても、営利目的や学術目的、問題提起など大まかな目標は定まっているはずなんです。

で、大概covid-19下で問題になっているのは「営利目的」のサイト。それも非ネット商売と飲食・観光関係(所謂サービス業)の方たちの。

慣れてないからしょうがないとはいえ、ウェブサイトの維持管理って、めっちゃめんどくさいし、手間かけないといけないし、育てないといけないんですわぁ。育てゲーと同じく。だから計画はご利用に合わせて♡

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そして、同業他社サイトを見てもしょうがない

わけなんです。矛楯と同じ理論。どっちが強いって言われてもねぇ。同じ業界だし。差をつけるといっても外絡みたらみんな僅差だし。

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そしてこの流れで、ことほむ合同会社ってウェブ制作会社なの? って勘違いされそうですけど、違います

この頃多いんですよ。この手の相談。観光協会さんとか観光組合さんとかに「SEO対策されてないですねぇ」って言われて予算組んで作り直した結果、どんぐりの背比べみたいになっちまった観光案内サイト。

QCどこいった?

話を聞いてたら、担当者さんに他地域サイトを見せて、こんな感じにしましょうよと話を持ちかけてくるそうなんですよー。

そしてコラボコンテンツ企画で想定していたサイトPV、がっつり下がっちゃったりして、余計に広告費が発生するとか出ちまいまして。

じゃあ何を見ろと。(見るんかいっ)

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はっきり言う。エンタメ系(ゲームかアニメ)のサイトを見ろと。

観光はもとより、飲食だって宿泊だって輸送だって多かれ少なかれ「エンタメ要素はある」。

というか、そこで差を見つけてお客さんに来てもらおうとしているはず。
基本的な機能は大差ないから。だったら、今そこそこ安定しているエンタメコンテンツのサイトを見るのが吉。

ということで、「天穂のサクナヒメ」のサイトを例に取ってみます。

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え? なんでココかって?

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まぁこのサイトに限らず、エンタメ系のサイトって大体似た構成なんです。特にマニアックな作品は参考になります。

だからアニメやゲームコンテンツサイトは+.゚(*´∀`)b゚+.゚イィ 参考になる‼

たとえば、NieR:Automataモンスターハンターテイルズ オブ アライズとか。アニメだとゾンビランドサガ リベンジかくしごとヴァイオレット・エヴァーガーデンとか。(選択したサイトは思いつき)

SEOどこ行った? そんなことを見比べてみて思いません?

そして、見せ方やサイトの構成など似通っていてどんぐりの背比べになるはずのところが、見事に売上で差が出てるって部分に注目ですっ
(ウェブを探せばセールスランキングとかで出てくるから)

さらに自分のサイトと何が違うか…

ゆっくり考察してみましょう‼

……………。

投げっぱなしで終わりませんよ。ちゃんと考察してみますよ。
自分で考えてみたい人はココまでにしときましょう!

ではココから!

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ってほどのことでもないかもですけど…

さて、アニメもゲームコンテンツも機能的には「楽しんでもらう。欲求を満たしてもらう」部分については全く変わりません。

では、何が差を生んでいるのか? サイトを見てもらうと分かる通り、

ターゲットがエライしっかりしている。

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こんなふうにドドンと全国の農家さん向けのタイトルが…ではなく、数多の日本人の中から「日本神話」にワクワクする同人ゲーマーがターゲット! この時点でかなり狭いセグメントエリアが狙われている事に注目。👈
(コレポイント!)

さらにこのゲームコンテンツ、もともとコミックマーケットで頒布されたことがはじまり。(wikiを読んでもらうと良いです)👈
(ココもポイント)

さらに「ゲームクリアに必要な情報は農水省にあるっ!」という斜め上からの情報がTwitterで拡散。👈
(コレカナリ重要)

出荷本数100万本達成! 👈イマココ

という該当サイト以外の情報もしっかり収集おきます。
(考察するならこれをやらないとダメ)

その上でサイトを見ると、ターゲットをしっかり意識した情報提供をしてるでしょ⁉

これが今は大事。

主に観光情報系サイトが弱い部分。コレ。他でも心当たりがあるでしょ?

何より大切なのは「物語」。これって「世界観」の説明でもある。観光関係の方々から「物語」は大事なんで…とか言われるけど、その時の認識は地域ごとの担当者によってみんなバラバラ…。

その担当者の方たち、全員集まって思っていることをシートにまとめれば、かなりいいペルソナシートが出来上がるんだけどなぁ。

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ペルソナさえできれば、誘導はカナリ楽になる。

さて、件のサクナヒメのサイトを見てみると、物語のページはシンプルだけど、伝えたいことを絞り込んで書いてある。動画も交えて。

ここで満足されたら、ゲーム買ってもらえなくなるので、ウズウズするところで情報を切ってることは凄いポイント。

続きはゲームで体験してくれ。この考え方は、そのまま他の業種のサイトでも通用できる。

さらに「物語」の「特徴」を紹介するページがあって、ココで決定的に他のゲームとワケが違う部分を説明してる!👈

コレですよコレ。

基本的に物語の概要と特徴を説明できれば、ターゲットは勝手に創造をふくらませてくれます。残りはその創造をふくらませるための情報を入れておけば良いわけで、サクナヒメのサイトでは「アクション」や「登場人物」のページに分けられている。

まとめると

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何らかの物語を語って👇

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その物語の特徴を表して👇

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できれば、ターゲットの想定を超えるエピソードなども用意して👇

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創造を膨らませてあげる情報を掲載する。

以上!

物語の作り方はまた別の記事で気が向いたら
(反響なければ書かないしモチベも上がらないしw)

そしてこれらのコンテンツを効果的に拡散するにはウェブ広告を使うことも視野に入れるなど、広告戦術の知識も必要になります。

これらを合わせて「ウェブ広告大戦略」と銘打って、計画を立案することを進言するのであります。(`・ω・´)ゞ

おわりに

今回は、ダーヤマさんプロデュースのヒューマンピクトグラム2.0から素材をお借りしました。

くどいようですが、ウェブ制作ではなくて、コンテンツ企画とか歴史文化観光とかをプロデュースしている

がお送りしました。(最近ウェブ関係の相談が多いんで、記事がどうしてもウェブ系に偏っちゃってるけど…)


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