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【#Real Voice 2023】 「悩み」 2年・谷村峻

今回のブログを書くにあたって入部してからの約2年間を振り返ろうと思ったが、長く日記のようになるので私が抱えている悩みについて書きたいと思う。



私の悩みは
大学卒業後の将来が不安だということ。
なぜなら、何をやりたいとか、何になりたいのかが自分の中で定まっていないからだ。 
どれくらい悩んでいるかというと旅系YouTuberやクレープ屋さんで働くのもありなのではないかと思うほど悩んでいる。


きっかけとなったのは、3年生が練習後に部室で就活の話をしていたこと。インターンどこに行くのかであったり、4年生と就活について話しあっていたりする姿を見て、もう1年後かと思ってしまった。
つい最近、大学に入学した感覚なのに気がつけば1年後には将来を選択しなければならない立場になっている。あと1年あるでしょと思うかもしれないが、時の流れの早さにあと1年しかないのかと思ってしまう。
中学や高校の頃ならば同じような状況になっても焦らなかったけど、大学卒業後の進路は中学や高校のときの進路選択とは重さが違うと思う。大袈裟に言えば、今後の人生が決まる可能性もある。だからこそ、見通しのない自分に焦っている。



悩み始めてからは、大学で研究している人や専門学校で忙しい日々を送っている人など目標や夢に向かって走り続けている人が羨ましく感じる。目標や夢のためではなくとも海外留学に行っている行動力がある友達は、将来何をしても活躍できるのだろうなと思うこともある。


そして、1番はチームメイトがプロサッカー選手になるという夢を掲げていること。後輩や同期の部員ブログを見ても強い覚悟を感じる。羨ましいというよりは、堂々と夢を語れることがかっこいい。


見通しのない自分に焦っていると何行か前に書いたが、


プロサッカー選手は目指さないの?
と疑問に思った人もいるかもしれない。


はっきり言って、目指す自信と覚悟がない。


シーズン初めの監督との面談でもプロを目指しますとは答えられなかったし、友達に聞かれても曖昧に返事することが多い。昔の自分が今の自分を見たら情けないとかカッコ悪いとか否定的な意見をぶつけてくるだろう。しかし、10年以上サッカーをやってきてプロになることがどれだけ難しいことなのか身をもって実感してきた。仮になれたとして厳しい世界でやっていけるのか。今までとは違って時間が確保されていない世界で闘う覚悟と危機感を持って毎日の練習や試合に取り組むことができているのか。現状できていない。


だからといって、練習や試合で手を抜いているわけではない。全力でやっているし、どうしたら上手くなれるのか成長できるのかを考えながら取り組んでいる。実際、1年前の自分と比べて少しずつではあるが成長している実感がある。結果として表れていないかもしれないが間違いない。
まだまだ上手くなれる、もっと上へ行けると思う気持ちや心の底にあるプロになれるのではないか、あの舞台でプレーしたいという気持ちが原動力になっているから今もサッカーを続けられているのだと思う。


大学卒業後の将来が不安という悩みを書いたが、書いているうちにそれって自分だけじゃないなって思った。悩みがない人なんて世の中にいないし、悩むのはそれだけ今に本気になっているってことだと思う。今は将来について見通しがなくてもサッカーや勉強、遊び、全てにおいて全力で取り組んでいれば何かしらヒントになるものが見えてくるはず。 
焦っていても何も始まらない。
今やれることを精一杯頑張ろう。



最後に、
関東1部昇格、新人戦日本1
簡単に達成できるものではないけど、成し遂げたい。
少しでもチームの力になれるように残り3ヶ月全力を尽くします!

◇谷村峻(たにむらしゅん)◇
学年:2年
学部:スポーツ科学部
前所属チーム:FC東京U-18

【2023シーズンはじめに行われた同期・山市秀翔(桐光学園高校)との対談はコチラ☟】


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