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【#Real Voice 2022】 「2022→2023」 3年・小倉陽太

さあ、皆さんお持ちかね。本日から超個性派集団ア式蹴球部3年のブログリレーが始まります。私以降の3年は非常に読み応えのあるものを書いてくれると思うので、期待してお待ちください。(文字数稼ぐために、ハードル上げておきました。)そんな超個性派集団のトップバッターを務める、小倉陽太です。拙い文ではあると思いますが、最後まで読んで頂けると幸いです。

入寮して早々、同部屋の藤本(3年•藤本隼斗)と任天堂Switchを買うために、東京中のビックカメラを巡り、池袋の店舗でやっと購入することが出来たあの日から3年が経った。
大学3年目のシーズンは自分にとっても、ア式蹴球部にとっても大きな1年だったと感じている。

プロの内定をいただいたこと。

早慶戦で勝利を収めることができたこと。

そして何よりも、

「ア式蹴球部の2部降格が決まったこと。」

流通経済大との試合に敗れ、2部降格が決定した時、自責の念に駆られた。
早稲田大学ア式蹴球部の名、歴史と伝統に泥を塗り、家族、OB、友人、地域の方々、ULTRASの方々など様々な人の期待を裏切ってしまい、不甲斐ない結果を残した、その当事者になってしまったという事実に、本当に申し訳ない気持ちと、悔しい気持ちで一杯です。

シーズン半ば、私は2024シーズンから、ユース時代にお世話になった横浜FCに内定したことをリリースした。そして後期リーグにプロ内定者として臨んだ。しかし、チームは降格。自分の力のなさを痛感した。もちろん、サッカーはチームスポーツであるから、1人じゃ何も変えられないのは分かっている。それでも、個人として常にチームに何か良い影響を与えられたのか。苦しい時にチームを勝たせられる選手だったのか。自分は早稲田大学の名を、早稲田のエンブレムを背負って試合に出ていいのか。何もかもわからなくなった。試合を重ねるごとに自信を失い、プロ内定を名乗るのが恥ずかしいくらいだった。正直、今でも自信はあまりない。
しかし、そこから得た学びは大きいと思っている。改めて、サッカーというスポーツにおいて、チームワークがいかに大切かを知れたし、我々が活動できることや、毎試合応援してくれる人がいて、苦楽を共にできる仲間がいるということが、どれだけ恵まれている環境であるのかを痛感することができた。そんな2022シーズンだった。



2023シーズンは自分にとって大学サッカーのラストシーズンとなる。今までア式蹴球部を引っ張って来て下さった最上級生という立場に自分が立たなくてはならない。ましてや、今年は創部99年目。来年は早稲田大学ア式蹴球部創部100年となる記念すべき年だ。そんな年に日本サッカー界を牽引してきた早稲田大学ア式蹴球部が2部リーグにいて良いわけがない。必ず強い早稲田を取り戻し、1年での1部リーグ昇格を成し遂げなければならない。これは、何人かの部員がブログにも書いていた通り、「使命」であると私も同様に感じている。

1部昇格を達成するために、去年のようにチームワークのない個人プレー頼りのチームでは絶対に昇格はできない。チームワークと個人プレー、その両方を兼ね備えたチームになる必要がある。新4年生は去年の教訓を生かし、最上級生として、後輩達にその道筋を照らさなければならない。
去年1年間を通して、3年となり、上級生の立場となって後輩を引っ張っていかなければならない大変さを知った。だからこそ、今シーズンは去年よりも大きなエネルギーを持って、チームを引っ張っていかなければならない。むしろ、2部として迎える今シーズンはこれまで最上級生として求められてきた以上のことを求められるシーズンとなるだろう。

必ず、1年で1部復帰を果たす。
1部昇格を果たし次の代の100年目へバトンを繋ぐ。これは大学卒業後の次のステップに向かう自分にとっても大きなものとなると感じている。その為には、まず自分から行動に移さなくてはならない。他人任せにするのではなく、自分が行動する。誰よりもピッチで声を上げる。誰よりも走る。誰よりも戦う。ピッチ内で、ピッチ外で示し続ける。できることはすべてやる。自分のために、そしてチームのために。ラストシーズン開幕まで残り少し。1日1日を大切に、後悔のないよう向き合っていきたいと思う。

まとまりのない文章になってしまいましたが、最後まで読んで頂きありがとうございます。今後とも早稲田大学ア式蹴球部の応援を宜しくお願い致します。



後輩へ
自分達、新4年生はもう覚悟はできてます。今シーズン苦しくなることは間違いないです。1部昇格には相当なエネルギーがいるし、4年生だけでは絶対に成し遂げられません。みんなの力が絶対に必要です。だからどうか、どんなに苦しくても、4年生を信じ続けてついてきてほしいです。

同期へ
今まで沢山の迷惑をかけてきました。その度に自分に対して本気で向き合ってくれて、支えてくれて本当に感謝してます。ありがとう。最後みんなで笑って終わろう。

◇小倉陽太◇
学年:3年
学部:スポーツ科学部
前所属チーム:横浜FCユース
⭐︎横浜FC2024シーズン加入内定

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