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「大長老の決意表明」 3年・浦田幹

皆さんは知ってますでしょうか
最近、ア式蹴球部のピッチ外を支えている人間の特徴を。

それは、、、、2浪。
ここで2浪あるある言います。
「2浪やたらと誇りがち」
江田、平川の部員ブログ見てください。めちゃくちゃ誇ってます(笑)


改めまして、この度は私「浦田幹」の部員ブログを読もうとしていただきありがとうございます。
兵庫県は神戸市出身。
東京に来て3年、少しずつ標準語に侵食されており
関西弁が薄れてきております。
自己紹介はこのくらいにしておきましょう。

今年もついに部員ブログが私のところまでやってきました。
去年の部員ブログで、ある程度出し切ったつもりでしたので
ストックがない中、タイピングをしております。

そんな私のブログ、是非ご一読ください!!


最近では天パの2浪部員、さらには高校までサッカーをしてなかったのに学生コーチになるいかつすぎる部員も出てきており、正直キャラ潰しの被害を受けております。
もはや、モブキャラの浦田でございます。

しかし、まぁこれもア式蹴球部の多様性の現れなのでしょうか。

そもそも私は高校まで野球をし、なんやかんやで
ここまでやってくることができました。
今も思うことですが、当時の4年生はめちゃくちゃかっこよかった。
名前を挙げれば、全員を挙げなければならない気もするので、省略します。(笑)

ピッチ内では勿論、ミーティングでの姿、4年として振る舞う姿
全てに衝撃を受けました。
「歳は1つしか差がないのに、ここまで差が開いた“要因”はなんやねん!!!」
その差を埋めるべく、その差の正体を知るべくア式の門を叩きました。

1年生の時はとにかく「4年生のために」 それが私の“原動力”でした。
今でも間違いなく憧れの背中であり、超えなければならない背中。
いや、必ず超えます。

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今年の4年もすごかった、、、

心の底から大好きです。お世話になりました。

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悩みを優しく聞いてくれる金ちゃん
しかし練習前は要注意!
笑顔でボールを当ててきます。
ギャップ萌えを完全に履き違えてます(笑)

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ア式最大勢力バル会
早く7人でディズニーに行きたいね

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食事中は声が小さいKING
群馬でも頑張ってね

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賢柱は卒業できたんかな?(笑)

みんな凄いけど、どこか親近感が持てて
熱くて、ウザくて、しょーもなくて、かっこよくて、、、、、

昨シーズン、頑張れたのは間違いなく4年生のおかげでした。
下級生がよく口にする
「4年生のために」
僕もそんな大多数の1人です。

心の底から優勝したくて、笑顔で送り出したくて、自分ができることはこだわりを持ってやりました。

そのこだわりについて少しお話ししたいと思います。


鬼のこだわり其の壱 〜Warming UP〜

アップに関しては、今年もですけどめちゃくちゃこだわりを出してます。
この“こだわり”は、関東大学サッカーリーグ所属の学生トレーナーには誰にも負けません!!

こだわりを持ったきっかけは、自分が大好きなヴィッセル神戸で活躍されているトレーナーさんに聞いた、”アップについて”のお話の中にありました。
「試合前アップは変えないけど、練習のアップは必ず変えている」
「自分の分析力、トレーナーとしての能力がそこ(アップ)に現れる」

心の中で思ったのは
「カッケェ〜!!!!」

今年は俺もやってやると
試合を分析し、課題を改善するためのアップを毎日考案し続けた。

泰平には
「毎日変えやがって、ウゼェ」
なんて言われることもありました。(意外とちゃんとやってくれる泰平が好きです)

勿論、失敗と言いますか、納得いかないことばかり。
ただ、挑戦し続けた日々のおかげで
数パターン、昨年の練習から手応えのある鉄板メニューを持つことができました。


鬼のこだわり其の弐 〜サーキットトレーニング
サーキットはやる前日は本当に大変で、アイデアがなかなか浮かびません。
今年においては、千田先輩(ニックネーム:ちでぃ)から
「ボールを使ったトレーニング」とのオーダーが入り、
そんなオーダーになんとか対応し続けた1年。
彼の期待に応えたくて必死に考えました。

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※様々な種目を短時間で強度高く行うトレーニング

大抵、練習前に「今日のメニューはサーキット」と選手に告げると罵詈雑言が私に飛び交いますので、そんな時は無視します。
特に主務の西前氏は、メニューの強度が高いと
「お前もやれ」とマジでやるまで言ってきます。

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やっとできたメニューは“我が子同然”で、種目の説明をしている時には自然と語尾に熱が帯びます。
1種目約15秒の短い時間で、気を抜いてる選手がいたら
それは許せません!
全てはみんなに強くなってもらうため(笑)

そんな努力が少しずつ身を結び
「本物のトレーナーっぽい」と言われた時は嬉しかったし
ある日、杉山主将(ニックネーム:ノキ)に
「今日の幹は日本一を体現していた」と言われた時は
その後、3時間は頬が上がりっぱなしでした。(笑)
(こういうところ愛される主将の所以です。)



自分自身、ここまでやれたのにはひとつ自分の中に考えがあって
「試合において、トレーナーって誰でもいいんですよ、ぶっちゃけ」

勿論、アップは誰よりも選手のモチベートを心がけてます。
試合前アップの雰囲気にはめちゃくちゃこだわってます。
試合中のアップも勿論です。

しかし、試合当日において勝敗を分けるのはあくまでも選手でしかありません。
私は選手にはなれませんし、勝敗に直接関わることができない。
負けた試合は歯痒さしかない、なぜなら間接的にしか力になれないから。
(勿論、選手に活力を与える側にもなれます、それは重々承知しております。)

だから、自分の“こだわり”や自分“らしさ”を出すことができる練習は
自分にとっては勝負の時間。
そこに詰め込むんです、“こだわり”や自分“らしさ”を。

“らしさ”だけでは足りないから
試合で出た課題を自分なりに必死に分析し
動画を切り抜き、選手に共有してアップに落とし込む。

全ては勝つために。

俺も戦ってるんだと胸を張るため。


話は変わりますが、
自分らしさを出すことができなければ
ア式という個性の集まりの中では押しつぶされてしまいます。
誰かに言われたもの、誰かのコピー、そんな二番煎じは通用しない。
スタッフであろうが、早稲田のエンブレムを背負うとはそういうことだと認識しています。

だからこそ、スタッフにだってプライドはあるし、持たねばならんのです。
下級生のスタッフにはそれを分かってほしい。
トレーナー、マネージャー、学生コーチ、審判関係なく。


そんなことを言っている自分ももう4年。
当時1年の浦田幹が今の自分を見て憧れてくれるのか
正直、わかりません。
ただ、4年として目の前にするシーズンは、今までとは違う何かをまとっていることは確かで
この何かに立ち向かう姿に感じるものはあるはずです。

そんな大勝負を迎えるにあたり
この場をお借りして決意表明をしたいと思います。
俗に言う覚悟ってやつです。

今シーズンは、誰よりももがき苦しむ
あえてそんな環境に身を置くつもりです。
前例のない挑戦を目の前に、少し震えている自分がいます。

それは不安なのか、高揚しているのか
今の自分には分かりません。

ただ、ひとつこのタイミングで言えるのは
どんな状況にいようが
私は、自分らしさを忘れず、戦い抜きたい、いや戦い抜く。

それが同期であり、部員であり、スタッフであり、家族であり
みんなが“浦田幹”に期待していることだと思う。


浦田幹

別名

でしゃばり天パ2浪ノッポトレーナー

どんな状況でも自分らしさ全開で、日本一を目指して戦うことをここに誓います。

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浦田幹(うらたもとき)
学年:3年
学部:スポーツ科学部
出身校:夢野台高校


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