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記憶が無くなること

良いことも悪いことも全部忘れてしまう。
忘れたくなくても忘れてしまう。いろんなことあって忘れ癖がついてしまって、そのまま記憶に残らないようになった。

忘れっぽいという自覚があるのでメモを取る癖がついている。
メモしたことを自体忘れる、というのはよく聞く話だけど自分の場合はメモしたことは覚えているが単語とか独自の暗号で書いてたりしてそれが何に対するメモなのか分からない時がある。わからなかったらもう諦めている。

自分がよく忘れる事柄のリスト
・自分が最近したこと、体験したことの記憶が曖昧である
・慢性的なストレスや疲労がある(あった)
・色々な名称(人・もの・場所)をとっさに思い出せない
・ちょっと前に言われたことを忘れることがある
・思い出話ができない
・時々、我に帰る時がある
・スマホのロック解除パスワードを忘れる(あとで思い出す)
・自分の言動が思い出せない

日付は忘れてることが多いけど曜日は覚えていたり、逆の時もある。
ご飯食べたか食べてないかはお腹空いてるかどうかで判断するし、風呂に入ったか入ってないかはニオイとかでわかるし、歯を磨いたかどうかも口臭とかでわかる。

一応今のところ服の着替えとか食事とかに支障はない。




思い出話が一番しんどい件

・思い出話をしてくる人間が周りに多く、その中に自分の存在がいたりするが自分は全く記憶に無く。「何で覚えてないの?」「あの時一緒に居たんだよ」とか言われても自分の中では居ないことになってるから記憶にすら残っていない。居ないことになってる場面のことを言われても思い出せるわけがない。
たまに薄っすら「居たかもしれない」ことを思い出しそうになるものの頭痛が襲って来て考えるのを止める。

写真という証拠で写っても「(これだれだ?自分によく似てるけど)」となる。

忘れちゃいけない、記憶に残しておきたいことも多少はあった。
あった、ということは忘れずに覚えていたかったことも忘れてしまう。

・仕舞いには<自分自身>のことを記憶から薄れつつあるのが今。
自分は誰なのか、と。

・空想なのは一応わかってるけど常に頭にモヤがかかってる。
スッキリしない。いつもフワフワしている。


キッカケはストレス説


死ぬことを常に考えていた10代半ば〜後半は夢と現実との区別がつかない状態だった。現実かどうか判断するためにリスカは跡が残るのを知っていたからやらなかったのと普通に怖いという感覚がありやらなかった。自分は指のササクレをむいたり皮を鋏で削いだり唇の皮を剥いたり口の中を噛んで血を出して痛みを感じて「今は現実だ」と判断していた。

初の自サツ未遂をガチで実行する少し前に頭が真っ白になった。
そのあとあのよく聞く、「ここはどこ?わたしは誰?」という状態になった。
自分の名前がわからなくなって床に落ちてた教科書に書いてある氏名、字は忘れていなかったから読めた。「あ、自分は夜永・・・夜永っていうんだ」と。

次に死のうとした時は名前とか、夢と現実の区別がつかないとかは無かった。
この辺りから記憶がかなり曖昧というかほぼ思い出せない。
このころののストレスよりも20代になって働き始めてからのストレスの方がキツイ。

精神科とかメンクリとか行ったことがないんだけど恐らく初めに死のうと思った時期の時に鬱を発症していると思う。数えきれないほど壊れて今も壊れたままだと思うけど死にたいとは思ってない。開き直っていると言ってもいいけど、しっくりくるのは「自サツは諦めている」、「死ぬために生きている」ような状態。

自死したいと思うほどのストレスを感じると記憶が飛ぶのは事実。
身をもって感じた。「ストレス 記憶なくなる」と検索すると解離性健忘という記憶障害が出る。

解離性健忘とは:心的外傷やストレスによって引き起こされる健忘(記憶障害)のことで、自分にとって重要な情報が思い出せなくなります。 記憶に空白期間がみられるが、その長さは数分から数十年にも及ぶ場合がある

精神科に行って診断してもらってるわけではないから「これです」とは言えないけど症状があまりにも酷似しているので恐らくこれだと思う。
(※自己診断は過信ししないように)


最近困ったこと

・直近の職場辞めてから色んな書類に前職やもっと前の職のことを書く(言う)機会があり、前職でやったこと(仕事内容)や頑張ったこととか。ほんの1週間前まで働いていたところの会社名や部門や仕事内容を全く思い出せなかった。これにはかなり焦って履歴書と睨めっこしたり、雇用契約書を探したりや求人サイトの応募履歴を見てなんとか頭痛と戦いながらウロ覚えで書いた。

何でもかんでも忘れることで困るのはやっぱり昔やってたらしいことを思い出すこと。頭が痛くなる。

・これから何か新しいこと始めるたりするなら日記ていうかアナログで手帳とかに書いて行った方が良いかもな〜と思っている。デジタルよりアナログの方が覚えやすいし。

・noteを書いているときも思っていることを打ちきれずに忘れて、文が途切れて止まっていることが多い。ここの文は何を書きたかったのか思い出すのに時間がかかる。

・ふと自分が何をやってるか分からなくなって結局に何を書きたかったのか分からなくなること。変な日本語になってたら「あ、飛んだんだな」と思ってください。


メモ魔

・ここ1〜2年は忘れっぽさに磨きがかかってきている気がする。
記憶の引き出しを探せば探すほど奥まで探していると頭痛が酷くなる。
まるで思い出してはいけないかのように頭痛が思い出すことを阻止する

・不安になったらとりあえずメモを見る。
メモに書いてないことはもちろん抜け落ちている。

・スマホのカレンダーにどの店に買い物にいって何を買って何円使ったか記録をするようにしている。理由はよく聞く、同じもの(似たもの)を何回も買ってしまうから。それを防ぐために記録している。

・あとで調べておきたいことはネットを開いて検索かけておいてあとで見たりすることもある。検索したサイトもメモの代わりだったりする。スマホでタブが多い時で80弱になってたりパソコンでは20弱開いてる時もある。1つずつ消化していっても常にスマホのタブは20〜30開いたまま、パソコンでも10個は常にタブが開いてある。

覚え続けることが困難で忘れるスピードの方が早いから本当に時間との勝負すぎる。

・なにかの拍子に思い出すことも多いから普通のもの忘れ説もあると思っている。認知症レベルではないと思う(自覚があるから)


忘れることを認める

「あれ、思い出せない」「もしかして他の人と比べると忘れっぽい?」という疑惑が日に日に疑惑じゃなくなって、「なんですぐに忘れるんだろう」「忘れるのが怖い」と不安&嫌悪していた時期が数年単位で苦しめたられた。

4、5年前が特に忘れっぽい自分を認められなくてメモに頼り切らずに仕事をしていたらミスが多すぎていっぱい怒られてさらに嫌悪した。怒られたことすら次の日には忘れてまた同じようなミスを繰り返しているうちに嫌悪感だけ忘れずに覚え、ストレスで壊れたこともあった。

それ以来なんでもかんでもメモする習慣をつける練習をするようになった。
指示されたこととかアドバイスとか「これはメモしなくていいよ」と言われたこともコッソリメモするようになってからミスをほぼしなくなった。

他の人が当たり前のようにできることが自分にはできないんだ、という自覚というか「忘れっぽいけどそれに上手く付き合っていければなんとかなる」と忘れやすい自分を認めるようになってから「また忘れちゃったけど、まあいっか」と思えるようになっている。いつものこと。

身内や周りの人間も忘れっぽいことに慣れたのか呆れているのか、心の中は読めないけどド忘れしてしまった時に教えてくれたり一緒に何だっけ?と考えてくれる。1人で抱え込まずに周りも巻き込んでいくスタイルになった。慣れてない人にとったら迷惑だろうな〜^^^^

今のところ上手く付き合えているけど認知レベルになったらさすがに自分でも手に負えなくて周囲が気づいてくれると思ってる。そのときはもう素直に病院行きます。

「20代で認知とか草(笑)」と思う人も少なからずいると思うけど若年性の認知症というものがあるらしい。笑い事じゃなくなる。

若年性認知症:18歳から39歳までに発症した若年期認知症を加えた認知症のこと


時間差

なにかの拍子に思い出す時は大体、お風呂に入っている時と眠りにつく数秒前。

頭皮マッサージしながらシャンプーしてるときによく思い出す。
さすがに風呂場にはメモするものが無くて風呂のドアを開けて出た瞬間にはもう何も覚えてないパターン。
最近スマホを持ち込んでいるけど手が濡れててタオル持ち込んで拭いてる間に忘れる。もう風呂場で思い出しても覚えてることがほぼ無いからほぼ諦めている。

もう1つある、眠りにつく数秒前。
確率は低いけど、朝起きてもまだ覚えてる時もある。大半は忘れてる。

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忘れっぽいけどなんとか生きれてます。

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