見出し画像

家で弁当箱を使って食べる選択肢

出社日数が減り、リモートワークが標準となる未来も見えた日本。 そんな文化として新しく進むこともあれば、廃れていくものもある。 例えば食文化においても、それはあるんだ。 そう、それは弁当だ。 とはいえ弁当は作るも大変、包むも持たせるもまた一苦労......。 家族、恋人、はたまた友人。 誰かへ、お弁当作る人たちは、肩の荷が下りた、という人も少なからずいるのではないだろうか。 

誰かの負担が減ることは、悪いことではない。 けれども、弁当一つ一つを詰め込む行為、私は嫌いではない。 なので、この文化が廃れるのではないかと少し寂しく思っていた。 なにより、家であれば自炊できるので、私も弁当を持っていくことをやめつつあった。しかし、ここのところで新たな発見があった。 それこそ表題の家弁である。

画像1

我が家の昼食は、もっぱらワンプレート。 単純に洗い物を減らしたいから。 それを持つことすら億劫になってきた。 そこでこの家で弁当箱を使うという、矛盾にも取れる行為が良かった。 盛り付けの計算というと大げさに聞こえるが頭が冴えるし、平皿はついボリューム多めになってしまう。 午後これからを乗り切る昼食なのだから沢山!も当然良い。 でも個人的には好きなものが好きなバランスでちょうど良くあるのが、やっぱり嬉しい。 そして何より、洗い物が、箸と弁当箱1つで済む。 これは重要だ。 乾きやすい天然素材の弁当箱なら、仕舞う時もなおさら楽だ。

画像2

ちなみに最近愛用しているのは「杉の木クラフト」の弁当箱(大)だ。 使用してまだ数ヶ月だが、驚くほど軽い機能性と、この綺麗な仕上がりが、とても気に入っている。 主観ではあるが、試しにスパイスカレーを入れた日の洗い上がり、杉の香りがまだまだ残っていたのに感動した。 カレーの匂いは定着しがちだから、これは本当にすごいと思う。 また、横長の作りなので様々なバッグにも収納しやすいほか、マチのないトートバッグの底に入れれば、この弁当箱自体がマチになってくれるのも地味に嬉しい。 この素晴らしい弁当箱については、また今度書かせてもらえればと思う。


弁当=自炊=節約とも一口に言い難い。 作る労力と調達費を考えると金銭的にはカップラーメンやチェーン店のご飯の方がよっぽどコスパが良い。それでも自分で作ることは大切にしたいなと思う。 いよいよラップに包んだおにぎりとかジップロックから直接食べ出してしまった......。 弁当から外食に切り替えたら食費がエゲツなくなった。 という方に、ぜひおうちでお弁当箱を、おすすめしたい。

この日の献立
・焼き鮭とクリームチーズのおにぎり
・残りもののスパイスキーマカレー
・蓮根のきんぴら
・人参しりしり
・茄子の焼きびたし
・味玉

この記事が参加している募集

習慣にしていること

最近の学び

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?