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会話の量がお互いの価値観の「ものさし」をすり合わせる

昨日10年来の教え子とご飯に行って、9:1で話が展開しました。
もちろん私が9割「聴き役」です。
話一個一個がおもしろいし、なにより話を聴いていること自体のがとても楽しい。

#仕入れの量が半端ない
#感受性が豊か
#話をしていてご飯が進まないことが唯一難点かも


さて、今日はコミュニケーションについてのお話。

会話の量がお互いの価値観の「ものさし」をすり合わせる


●「ものさし」は可変

定規ではなく、「ものさし」です。

つまり、絶対的な指標ではなく、相対的な指標であるということです。


人の価値観は、絶対不変ではなく変わっていきます。
その変わる元は、自身の経験や知識、積み上げる情報が基となります。

特に、人から人への情報だけでなく、その熱量や「他者の価値観」を仕入れることで変容することもとてもよくあります。

会話をしていくと、その価値観を自分の中の「その人の価値観」としてインプットします。
そうすると、「その人の価値観」が自分の中でも出来上がります。

会話をすればするほど、「その人の価値観」が形作られていく。
会話を積み重ね、形作られた「その人の価値観」は、自分がその人を語ることができるくらいになっていきます。

これが、「自己内他者」の形成です。

自己内他者が形成されると、自分と「自分の中のその人」が会話できるようになります。

こうすることで、自分の判断基準や方針と他者のそれとを比較することができる。
その中で、物事について価値基準や価値観のポジショニングがどうなっているかを相対的に把握することができます。

人と話をすることは、この自己内他者をいれる重要なことだと思います。
同時に、自分の「ものさし」を長くも短くもしますし、そもそもの目盛りを書き換えることになるきっかけにもなります。


●口に出さないとわからないことばかり

このような前提としては、相手のことを知らないのだから、

言葉にしないと伝わらない

ということです。

自分の中の"当たり前"は、相手にとっての"当たり前"ではないのですから。

「自分はこう思う。」
「あなたはどう思う?」

この繰り返しを持って、一つの物事に対しての視点の多さを知ることができます。
さらに、自分の視野の狭さを思い知ることもできます。
あるいは、自分の視座では思いつかない刺激を得ることもできるでしょう。

これについても、自分が今何を考え、感じ、どうしたいのかを言葉にして相手に伝えなければ何も始まらないと思っています。

察して欲しい。
わかって欲しい。
実はこう考えていた。

こう言われたとしても、言葉で届けていないのならば、ただの一人相撲で終わってしまいます。


●無理・無駄・めんどくさいは何からきているのか

3M

Muri|無理
Muda|無駄
Mendokusai|めんどくさい

この言葉たちはあまり好きではありません。

なぜなら、前を向いていないから。

何かに挑戦しようとすると、これらのハードルが無意識に襲ってくる場合があります。
また、他の人たちから投げかけれらることもあるでしょう。

しかし、他の人たちからであれば、それはその人の「ものさし」を勝手に自分に当てはめているだけ。

表面で判断するのと、背景まで汲み取って文脈を含めて判断するのは雲泥の差があります。

これらは、「知らないことを否定する」「知らないことを怖がる」ことからくるのだと思います。


●できない理由を探さずに『できる手段』を模索する

〇〇だからできない。
××は不安だからもう少し時間が欲しい。
△△は自信がないからやっぱりいいや。

こういった意見はよく聞きます。

しかし、こうしたことを聞くよりも。

「無理かもしれないけどやってみたい!」

と宣言して、方法をがむしゃらに模索する方をみるのが好きです。
自分もその応援をしたくなります。

とりあえず始めてみる。
初心者からスタートしてみる。
自分の「ものさし」では判断できないけど、できるかもしれない。

こうして挑戦することにはとても価値があると思います。

石橋を叩くことも大切な時はあります。
大切な人を守るためにそうすべき時もあるのかもしれません。

しかしながら、
どうしたらできるかな?と思いを巡らせる方が、圧倒的に「楽しみ」が増える
のだと思います。

それが「ものさし」をすり合わせたパートナーであればなおさら。

一緒に歩んでいく仲間と、会話と重ね、ものさしをすり合わせながら、違いも受け入れた上でも楽しんで進んでいけることが素敵だなと思います。


今日はここまで。

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●藁科 侑希(わらしな ゆうき)
 大学教員として、教育・研究現場で活動中。また、スポーツ現場でもトレーナーやコーチとして活動。選手や学びたい人にとって、最良のアドバイザーであることをモットーに、肩書きにとらわれない現場目線のサポートを模索中。 #西野亮廣エンタメ研究所 サロンメンバー

【現在の大学担当授業】東京経済大学・千葉大学・日本女子体育大学

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【保有資格】

博士(スポーツ医学 筑波大学)
日本スポーツ協会公認バドミントンコーチ3
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツコーチ
日本障がい者スポーツ協会公認中級障がい者スポーツ指導員
日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツトレーナー
NSCA認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト
NSCA認定パーソナルトレーナー
高等学校教諭専修免許(保健体育科 茨城県)
中学校教諭専修免許(保健体育科 茨城県)
赤十字救急法救急員

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