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(私見)作業配信が持つ独自性と期待していたこと

755日目の記事です。

本日は、このnoteを毎日書く際に必ず並行して配信していた、「フォーゼロスタジオ」という作業配信プラットフォームの方針転換について。

結論から言えば。
サービスを応援はしていきたいですが、自身がサービス自体を使える環境になくなってしまうと思うので、静観する形になるかと。
"有料で"自身が配信を続けていくかというと、他のサービスも視野に入れて検討していければと思います。

●作業配信は"視聴者がいなくとも"成り立つことが大前提

私がこのフォーゼロスタジオの配信サービスで何が一番魅力的だと思って、サービス開始からこれまでずっと毎日使い続けてきたかと言えば。
「視聴者に媚びない」スタイルでいいんだ、という配信の形です。

実際、他のサービスでのライブ配信者としても活動したことがあるのですが。
視聴者ありき、見てくれる人に対してどう振る舞うべきか、を常に考え続けることが求められるんです。
しかし、作業配信ではそうではなく。自身が"普段行っている活動を流し続ける"という点で、双方向性は担保されずとも成り立つ、という点が独自性を持っていてとても素敵だと思っていました。

そもそも、クリエイターさんたちの後押しを、というコンセプトでしたのでこのような方針転換になったのだと受け取ってはいるのですが。
私としては、この"作業配信"という配信の新しい切り口をこそ、残していくことがフォーゼロスタジオで価値を積み上げることにつながるのではないか、と考えていた一人です。

●作業配信が持つ"時間"を凝縮できる可能性

作業配信の強みは何かといえば。
「作業途中でも完成前にストーリーを共有できる」「作り手を作品完成前に応援できる」という点でした。
それがフォーカスされていましたが、私は別の点でとても魅力的に、そして唯一無二の価値を提供できる可能性があると思っておりました。

それが、実装されていた"タイムラプス"の機能の延長です。
要するに、作品に費やされた時間を『圧縮』して、完成した作品と"ストーリー"を並べて提示できる、というものです。

圧倒的な時間の積み上げ、に勝れるものはそうはありません。
これまでの先人の創作物である建造物などは、その価値を恒久的に認められていますよね。

そのような視点でフォーゼロの中身を見ると。
これまでの機能としては、1配信ごとにタイムラプス動画が作成できるようになっていましたが。
それが、"全配信から作成できる形になっているとしたら?"その軌跡自体が価値を生み、コンテンツとして成立するものになるのだと思っています。

またこれらが自動生成されるようになっている、あるいはそのしつらえができているとしたら。
他のサービスで必ず編集担当がこれまでの動画を全て切りはりして作成したものを代替できる可能性があります。

あるいは「何かが出来上がっていく工程の"すべて"」がその1動画に凝縮されるようになっていたとしたら。
唯一無二の、「作業を長期スパンかつ自動でコンテンツ化できる母体」になると期待をしておりました。

こうした、視聴する人に寄り添うという他のサービスを模倣するものではなく。
配信する人の"アーカイブ保管"に特化することで、他のサービスとの差別化と独自性の打ち出しができる側面もあるのだと考えておりました。

●クリエイターが向き合う"作業"の本質は孤独

少し嫌な気分になる方もいるかもしれませんが。

私はテスト勉強と称して、"皆で集まってやる"とか、「一緒に頑張ればなんとかなる!」という風潮がとても嫌いなんです。
なぜなら、勉強それ自体は結局個人の作業を積み上げる工程に他ならないからです。
その補助として、効率を少しでもあげるため、他者の存在を感じたり、集団として塾に通ったり、息抜きで友達とお話をすることがあるのだと認識しています。

しかしながら。
突き詰める作業は、その孤独を乗り越えることこそが本質で。
他人にどう頼るかという部分ではなく、自分の積み上げをどのようにするか、の勝負の際には心持ちが全く異なります。

こうした『コワーキング』的な考えは、側から見ると「コミュニティができる」「応援しあえる関係性が作れる」「創作意欲をもらえる」といいことづくめなのかもしれないのですが。
その実、本来向き合うべき孤独的な突き詰める時間を切り崩すことになっていたり、「これでいいんだ」と自分のポジションを他者と比べることで挑戦する意欲を無意識に削いでいることもあるかもしれません。

クリエイターの皆さんが向き合っているのは、そんな"馴れ合い"が通用する世界ではないと思っています。
レッドオーシャンに向き合う人、ブルーオーシャンの中で愚直に積み上げている人。
それぞれ関わり方は異なると思いますが、そんな"馴れ合い"が定常化することをプロとして許容できるのか。私としては疑問符がつきます。

色々と厳しめなことを書いてしまいましたが、これまで500日以上フォーゼロスタジオで毎日配信させていただいていたので。
寂しい想いや戸惑いの気持ちがあるのかもしれませんね。
ただ、そのサービスのあり方自体は、先に述べたように私が期待していたこととはかなりのズレがある、ということを改めて認識した次第です。

正直ぶっちゃけてしまえば、「コワーキングを打ち出すと衰退しちゃうんじゃないか」と思っています。
今配信でコメントもらって、私もそうだなと思ったことが↓

誰かの気配を感じたくて(欲しくて)フォーゼロに来ていたことが大きい

なので、お互いがワークしている必要はないですし、その強制力が出てしまう「コワーキング」という言葉が前面に出ているのはどうかなと思ってしまいました。
孤独な職人気質なもの同士が、何も喋らずともお互いの作業画面をつけながら作業する。そんな雰囲気や日常がとても好きでした。

これから。無料で配信できるうちはこれまで通り配信しますが。
有料に切り替わってからは、配信自体行わないかもしれません。
もう少し、自分なりにこの変化に向き合ってみようと思います。


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日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツコーチ 
日本障がい者スポーツ協会公認中級障がい者スポーツ指導員 
日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツトレーナー 
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高等学校教諭専修免許(保健体育科 茨城県) 
中学校教諭専修免許(保健体育科 茨城県) 
赤十字救急法救急員

【現在の大学担当授業】
於:東京経済大学・千葉大学・東洋大学 
<体育実技>  
●バドミントン ●卓球 ●バレーボール 
●トレーニング理論実習 ●フィットネス 
<ワークショップ科目>  
●テーピング・マッサージ実習 ●スポーツ医学理論実践 
<講義科目>  
●健康の科学a ●健康の科学b ●スポーツとの出逢い

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