作業効率は試行錯誤の質と量で決まる
どうも。藁科侑希(わらしなゆうき)です。
普段は大学教員やスポーツ現場でコーチやトレーナーをしております。
今日が600日目のnote投稿です。
祝600日!ということで、毎日のnote記事投稿が600回目となりました。
キリのいい数字は、ちょっと気分が高揚しますよね。
積み上げてきた実感が湧くのが、このような瞬間かなと思います。
さて、今日はほぼ一日病院の付き添いにいっていて。
そんな中で漠然と考えていたことについて。
今回受診した病院が、総合病院で。
とてもシステマティックに、作業が分割化されて、効率的に運用されているなと感じたんです。
ですが、その裏にはいろんな積み上げがあったことは間違い無いですし。
そのメリットだけではなく、デメリットも確かにある、ということを感じていました。
今日はそんなお話。
●効率を求めるために、準備の準備で終わらないようにする
まずはこちらなのですが。
何かを始める際に、「きっちりやりたいから」「事前にちゃんと準備しないと」とコメントをする方が一定数いると思います。
決してそのような方々を否定するわけではないですし、準備も大事だとは思うのですが。
その道で続けよう、歩んでいこうと決めるのであれば。
その準備で終わってしまわないようにしないと、そのさきの効率や質にさえ拘れないで終わってしまうことにもなりかねないのだと思っています。
●確立された"効率のよい方法"が自分に絶対に当てはまるわけではない
その道の教科書や資格、効率的な勉強方法などは今や、体系化されて確立されたものがあって。
それ通りに辿れば、習得できたり、自然と効率的なことができたりするのだとは思います。
しかしながら。
提示されている方法が、本当に自分自身にあっているのか。
自分にとっての効率として、最高のものかと問われれば、異なる場合も往々にしてあります。
自分自身の性格にもよるかもしれません。
睡眠時間や生活スタイル、趣味嗜好、こだわりによっても異なることもあるでしょう。
そんな自分自身と手法とのすり合わせ自体は、紛れもなく自分自身で行うべき課題ですし、自分にしかできない試行錯誤なのだと思っています。
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●個人の効率と組織の効率は全く異なる
そして最後に。
冒頭、病院の例を出しましたが、個人の作業効率がいくら高かろうと、そこに介在する不確定要素(病院であれば外来患者や入院患者の動向など)が介入すれば、効率は未知のものになったりします。
それを是正するために、システマティックな部分を導入して、導線を明確にして、組織運営側の効率を限りなく優先しながら互いに良好な関係を作れるようにしている部分があるのだと思います。
組織の中で、個人の効率が良くなってくるとどうなるかというと。
その個人に作業が集中したりして、結果的に作業量の超過や精神的な負担増大で、作業効率を落とすことにも繋がるのだと感じています。
個人の作業効率が瞬間的に高かったとしても、組織としては長期的な作業効率を求めているので。
その「時間的な要素を加味した効率」をいかに自身が能力として持ち得るのか。
こういった要素も考えつつ、自分が日々やっていくこと、継続していくこと、そして所属組織に長期的に貢献できることを模索していきたいですね。
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今日はここまで。600日目おわり。
最後までお読みいただきありがとうございました!
それではまた明日。
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【保有資格】
博士(スポーツ医学 筑波大学)
日本スポーツ協会公認バドミントンコーチ3
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツコーチ
日本障がい者スポーツ協会公認中級障がい者スポーツ指導員
日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツトレーナー
NSCA認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト
NSCA認定パーソナルトレーナー
高等学校教諭専修免許(保健体育科 茨城県)
中学校教諭専修免許(保健体育科 茨城県)
赤十字救急法救急員
【現在の大学担当授業】於:東京経済大学・千葉大学・東洋大学
<体育実技>
●バドミントン ●卓球 ●バレーボール ●トレーニング理論実習 ●フィットネス
<ワークショップ科目>
●テーピング・マッサージ実習 ●スポーツ医学理論実践
<講義科目>
●健康の科学a ●健康の科学b ●スポーツとの出逢い
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