【兵庫県ひとり旅②】姫路駅到着編
宿の手配
5時に起き、6時過ぎに博多を出発。新幹線の中で仮眠するつもりが、興奮しているのか寝れず、結局PC開いて延々作業してた。それはそれで、楽しいんだよな。移動、好き。
そして、決めていなかった宿を新幹線の中でようやく探すわたし。希望地は「城崎温泉」だったのだけど、どの宿泊サイトでも「空き」がなくてあ〜あ。となる。
一応、新幹線を降りてから「旅館案内所」に電話してみるも「みなさん問い合わせられるが、この時期はどこも満室」とのこと。そりゃそうかぁ。
温泉街に泊まりたかったけれど仕方がない。そもそもの目的地である「豊岡」はどうだろう?こちらも空室のヒットなし。つまり、満室。
さらにエリアを広げて探してみると、豊岡から二駅手前にある「江原」で2件空いていた。どちらも残り1室。迷っている時間もないかと、セミダブルで広々寝れそうなホテルの方を予約した。江原がどんな場所かはわからないけれど、とりあえず、寝床が決まって一安心。
今回の旅の目的は宿ではないし、これくらいの気楽さでフットワーク軽くやれるほうが、わたしには心理的負担が少ないみたい。
姫路駅到着
9時半、姫路に到着。ホームを下りた先、駅構内に神輿を発見。山笠のある街、博多に住んでいる身として、気になるアイテム。
うまく言葉にできないけど、博多祇園山笠の造りとはやっぱ違う感じがする。
どちらも絢爛豪華なんだけど、、何が違うんだろう、
人形の大きさ・・・?
博多祇園山笠は豪快、こちらは繊細。敢えていうとしたらそんな感じかなぁ。立体的な刺繍や細かな彫刻が見応えある神輿でした。
秋の「灘まつり」というお祭りで使われるものらしく、この「灘まつり」は全国最大規模を誇る「けんか祭り」だそう。この綺麗な神輿で喧嘩する(ぶつけあう)んだ。
喧嘩祭り見たことないから、一度見てみたいな。
新幹線の改札(写真右側)を出るとこんな感じ。正面に見える「えきそば」という文字が、なんだか気になる。麺類ってご当地感ない?
乗り換え表示。そしてコインロッカー。コインロッカーって暗いところにあるイメージだから、日が差し込んでると、荷物預ける気持ちも明るくなる気がする。
pioleで買い物
着替えのタンクトップを買いたかったので、まずは駅に隣接しているショッピングセンター「piole」にいくことに。
GU発見。タンクトップ売ってるかな〜
あった。普段、GUに行くことがないから、こうした立ち寄りも旅先ならでは。これはこれで楽しい経験。
駅前の風景
買い物を済ませ、駅前に出てみる。結構賑やか。
お?
おお?
おおお!
姫路城だ!駅からストレートに視界が抜けたその先に見えるのか。めちゃくちゃかっこいい。
駅上の展望台
駅の上が展望台になっていて、北側には姫路城が
南側には再来線のホームが望めるようになっている。
東西は、ショッピングセンターへの通路という作り。
ここの空間もかっこいいなぁ。
スタバで作業
pioleの4階にあるスタバのカウンターが、姫路城を見れるポジションにあり、そこで作業をしたかったのだけど、コンセントがなく断念。観光協会でパンフレットなどを入手した後、1階にあるスタバに入店。
旅行来てまでなにしてんのか、って感じだけど、意外とこの「場所を変えて作業する」ことによる集中の仕方が楽しいのと、旅することで受ける刺激を発散させる安全装置的意味合いがあり、旅先での作業は好きだったり安心したりする。
ただ、現地についてからしか、予定を立てられない性質があるわたしは、現地についたときの
・雰囲気
・現地情報(観光協会や案内表示など)
・疲れ具合
といったものを踏まえ、次の予定やその日のスケジュールを決めるので、効率が悪い。
なので、こういうことが起こる。
姫路駅に9時半に着いて、姫路を発ったの14時前。4時間半ほど、姫路駅周辺にいたことに。うちがアホなんか、姫路駅が凄いのか、、
姫路のご当地グルメ「タコピィ」
さて、後2時間どうしようか。せっかくなら、なにか姫路のご当地ものを食べてみたい。
ネットで調べたら、駅近くにたこ焼きと明石焼きを足したような「タコピィ」という食べ物があるらしい。ソースをつけたたこ焼きを出汁につけて食べるのだとか。大阪人のわたしもやったことのない未知の領域。
よし、ここに行ってみよう。
スタバを出て、タコピィのある方に歩いていく。駅前の広さ、そして綺麗さと賑やかさに驚く。なんだろう、姫路駅も周辺も、雰囲気好きだなぁ。
タコピィがあるのは、「GRAND FESTA」という地下街。
タコピィ発見。こういう昔ながらのご当地グルメって穴場にあるイメージだったから、駅前のキラキラした地下街にあるのなんか意外だった。そんなことない?
店内はフードコートのようなフリー席スタイル。
注文は食券方式。券売機は二つあり、タコピィは②の方。
長蛇の列だったけど、回転が速いので5分ほどで窓口へ。赤い台に並んだ10個のたこ焼きと、お出汁を渡される。
まずは何もつけず、そのまま頂きます。うん。普通に美味しい「たこ焼き」。
箸でつまむと落ちるほど柔らかく、中がとろっとしている。関西以外で食べるとこの柔らかさはなく生地が硬いということを、関西を出て初めて知った。
次に、卓上にあるソースをつけて食べてみる。
ちょっと酸っぱい感じ?でも普通に美味しい「たこ焼き」。
そしていよいよ、出汁につけてみる。その味や、いかに。
うん・・・?うん・・・うーーーーん・・・?
美味しいと言えば、美味しい。気もする。慣れてなくて不思議な感じだけど、ソースと出汁の味わいが喧嘩している感じもないような、、気もする。たぶん、少し酸味のあるソースがミソなんだろう。
明石焼きの優しさじゃ、ちょっと物足りない、たこ焼きのガツンと感をもう少し和らげたい。そんな人は楽しめそう。うん、ありだと思います。慣れたら癖になりそうかも?
周辺散策
タコピィを出て、まだ少し時間があったので、周辺をぶらぶら。
地下街にもコインロッカーを発見。
駅を出たところは最低価格400円〜やったけど、ここはなんと半額の200円。商店街や姫路城に行くならその動線上だし、地下街が開いている時間内に戻って来れるなら、ぜんぜんこちらでいいんじゃないかな。
タコピィ以外にもご当地らしきものがいろいろ。姫路は生姜醤油をつけて食べる「おでん」も名物らしいんだよな〜。焼きうどんと焼きそばを一緒にした「そば焼き」も気になる。
姫路のご当地グルメ10選!姫路おでんからアーモンドトーストまで
地上に出て、少し足を伸ばし商店街の方へ。
横丁を発見。ここにも「FESTA」の文字が。地下街のことじゃなかったのかな?
「姫路のれん街」というらしい。
こういうの好きなんだよな〜。観光客向けなんだろうけど、その土地ビギナーらしく、観光客向けに編集された場所でもいいんじゃない?と思い出してきた最近。駅からも近いし、立ち寄り候補に入れておこう。
ジャンカラ発見。やっぱ本家の関西は安い。福岡の半額以下じゃないだろうか。
後日、帰福して天神でみかけたジャンカラの看板を撮ってみたら、半額どころか3分の1近かった。恐るべし、地域格差。
いざ、豊岡へ
チケット購入もあることだし、少し早めに駅へ戻る。
次の目的地は、姫路を北上した先にある、兵庫県北部「豊岡市」。
「はまかぜ」という電車に乗るのが一般的っぽかったけど、それだと4,000円くらいかかるので、急ぐ旅ではないし在来線で行くことに(時間は2時間前後)。「播但線」に乗り、2時間半2,000円くらい。
電車にことこと揺られて、変わる景色を見ながらぼ〜っとするの、好きなんだよね。青空に映える赤いワンマンカーに乗って、いざ、出発!
つづく。
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