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読み返す大事なこと

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人生において僕が大切にしたいもの。しなきゃいけないと思うもの。するべきだと思うもの。そういった事を教えてくれている記事をまとめてます。
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#ライティング

「書く」という言葉の罪

「書く」という言葉の罪

「書く」という言葉の範囲が広すぎる問題ぼくも含めていろんな人が「書く」ということについて、いろんなことを言っています。文章術とか「書く」をテーマにした本はたくさん出ています。

最近はリモートワークが増えているせいで、文字でのコミュニケーションも増えています。だから、より「書く」というものに光が当たるのでしょう。

「文章」とか「書く」ということについて語るとき、ややこしくしているのが、この「書く

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読んでもらえる文章にするための「パワーワード」の作り方

読んでもらえる文章にするための「パワーワード」の作り方

今日はぼくの企業秘密的な話をします。

ぼくの文章はたまに「わかりやすいです」とか「気づけば最後まで読んじゃいました」などと言ってもらえるのですが、自己分析では、そこまで文章がうまいとは思っていません。

じゃあ何が違うのかというと、「パワーワード」というものを巧みに使えているからなんじゃないかと思っています。タイトルはもちろん、見出しや文章の随所に「パワーワード」を入れることで、読み手を惹きつけ

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SNS時代の「伝わる文章」はロジカル、エモーショナル、そして……

SNS時代の「伝わる文章」はロジカル、エモーショナル、そして……

ぼくが自分で文章を見直すとき、もしくは他人の文章をフィードバックするときにチェックするポイントがいくつかあります。

チェックポイント① ロジカルかどうかひとつめはロジカルかどうかということです。

まあ、あたりまえですよね。ちゃんと日本語になっているか? 文法が正しいか? A⇒B⇒Cというように、きちんと論理がつながっているか? 矛盾はないか? おかしいところはないか?

それらをきちんとチェ

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おもしろい文章を書くために日常生活でできるトレーニング

おもしろい文章を書くために日常生活でできるトレーニング

おもしろい文章を書くにはどうすればいいのでしょうか?

人の心に残るような文章を書くにはどうすればいいのでしょうか?

ぼくはふだんから文章は「どう書くか」よりも「何を書くか」のほうが大事ですとお伝えしています。

そして、おもしろい文章というのは「中身」がおもしろいんですよという元も子もないようなことを言っています。

じゃあ「おもしろいこと」というのはどうやって見つければいいのか? そこが疑問

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伝わる文章は手紙のように

伝わる文章は手紙のように

ぼくは自分であんまり文章がうまいとは思っていません。

プロの作家とかエッセイストとかジャーナリストの文章を読むたびに「こりゃ遠く及ばねえや……」とため息をついたりしています。

それでも、もしこの文章を読んでくれている方がいて、届いているとすれば、それは「書く」というよりも「伝える」ということを重視しているからかもしれません。

LINEやメールを「書こう」とする人はいないぼくは『書くのがしんど

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お金になる文章とはなにか?

お金になる文章とはなにか?

今日は「お金になる文章とは何か?」についてお話ししたいと思います。

世の中にはいろんな文章がありますが、お金を払ってもらえる文章とそうではない文章があります。

いちばんわかりやすいのは「本」ですよね。

本というのは紙に文字が書いてあるだけなのですが、みんな1300円なり1500円なりを払ってくれます。

なぜ、この世には「お金を払ってくれる文章」と「払ってもらえない文章」があるのか? そこを

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伝わらない文章には「○○○」がいない

伝わらない文章には「○○○」がいない

「がんばって書いているのにあんまり読まれない」
「うまく書いているつもりなのになぜか伝わらない」

そんな悩みをよく耳にします。

伝わる文章と伝わらない文章の違いはどこにあるのでしょうか?

それは文章のなかに「あなた」がいるかどうかです。

「ん?」と思われた方も多いかと思いますが、ちょっと例を出します。

業界初! 800万画素を実現!

パンフレットなどでよく見るような文です。

ここにあ

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