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休学記①:九州編

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2024.6.26-の記録。由布院の山奥にいます。
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#エッセイ

2024.7.6:休日は3日いる

2024.7.6:休日は3日いる

6時出勤21時退社、バイト2つと10kmのジョグ。流石にしんどい。

8時間勤務に加えて2時間弱の残業をこなすだけでだいぶしんとい。社会人になって趣味とか運動できる自分が浮かばない。

社会人みたいな生活をして思ったのは、睡眠は大切。趣味は心を救う。寝るための休みがいるから休日は2日では足りない。

朝日を浴びて伸びをする時間が好きだ。夏、とても夏。空が高い。そろそろ自宅が恋しくなる。したいこと、

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2024.7.7:取説は作っとくに越したことはない

2024.7.7:取説は作っとくに越したことはない

七夕。晴天。

札幌に帰りたい。厳密に言うと彼に会いたい。こんなに晴天なんだから、便乗して会えたらいいのに。一人も二人も変わらんやろ。

とか考えてたら熱烈に帰りたくなってきた。自分の意思で旅に出ようが恋しくなるししんどくもある。そう言う感情も含めて旅だ。

気分が上がらない。機嫌が悪い。ミスが多い。気を使わせていることを感じ取ってさらに落ち込む。

全く気分は乗らないが、こう言う時は走るにかぎる

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2024.7.8:転換期

2024.7.8:転換期

変わりたい。垢抜けたい。モチベ上がらない。そう思いながら今日も走る。

なのでSNSで特定の有名人を見る。そしてマインドを成り切ってみる。もし〇〇だったらこうするだろうな。なりきりは自制するより楽しく同じ努力ができるのでよいり

推しという存在ができたことがない。かっこいいな、と思う人はいるし憧れる人もいるけど追っかけるほどの熱量がない。現実に手に入らないものにあまり興味がない。

依存先は多い方

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2024.7.12:まずは2週間

2024.7.12:まずは2週間

10時間以上寝た。住み込みを始めてから2週間と少しが過ぎた。

どうやらずっと体調が悪かったらしい。
身体にうまく力が入らなかったり、異常に疲れて中抜けをずっと眠ったり、思えば明らかに体調不良なのだが、すべて気疲れと精神の不調からくるものだと思い込んでいた

標高約700m、気温差10℃、身体に張り付く湿気と焼き付けるような日差し。

札幌と大分では環境も気候も違い過ぎる。

野菜や果物には名産品

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2024.7.17:多分明日も泣くけれど

2024.7.17:多分明日も泣くけれど

人生で初めてカウンセリングに行った。
たくさん泣いた。話を聞いてもらうこと、一緒に考えてくれること、救われた。

今までわかっていたつもりでも分かってないことはたくさんある。

夜ごはんもたべた。あと2週間頑張るためにケーキを食べた。毎週別府に来よう。そしてケーキを食べる。

人生のほんの一部くらいちゃんとしてなくてもいい。返信ができなくても、家賃を入れ忘れても、今日をちゃんと乗り切れただけでえら

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2024.7.19:私のこと泣かせた奴らのこと一生忘れないからな

2024.7.19:私のこと泣かせた奴らのこと一生忘れないからな

私のことを泣かせた奴らのこと一生忘れない。

ネガティブな感情にさせる人たちのせいで自分を下げることものすごく馬鹿らしい。

エネルギーは自分が良くなるために使いたい。
可愛くなったり、素敵なものを見たり、好きな人のことを考えたり、人生は有限だからいつもキラキラしていたい。

分かっていても実際その状況になったら考えられない時の方が多いです。悲しい気持ちになる。目の前の苦しいことしか考えられなくな

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2024.7.11:本屋で整う

2024.7.11:本屋で整う

雨音で目が覚める。低気圧に負けて頭痛な休日。

重い身体を引きずり別府へ。メンタル>身体で健康が成立するので無理にでも外出するに限る。

今日食べたものたち。マックのチョコミントフラペチーノ、胡月の別府冷麺。ステーキガストのカットステーキ。かぼすハイボールとスイカを買って帰宅。

久々に本屋に行った。田舎の本屋のちょうどいい感じが好き。大きすぎると読みたい気持ちが迷子になってしまう。

今の時代、

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2024.7.9:人に優しく出来ないとき大抵自分に優しくない

2024.7.9:人に優しく出来ないとき大抵自分に優しくない

朝からメンタル絶不調。
社員さんたちに愛想良く出来ない。少し注意されただけなのに、退勤後涙が止まらなくなってしまった。

アルバイトは自分を把握するいい機会だ。
環境、人、生活習慣、ルーティーン、どういう環境が合わなくてどういう風にしたら元気でいられるのかを把握するための練習だと思うようになってからだいぶ気が楽になった。

私の場合、限られたコミュニティとルーティーンワークが苦手だ。毎日微々たる変

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2024.6.27:由布院へ

吸収生活2日目。馴染みのない梅雨の洗礼を存分に受ける。

久留米で最小限の日用品と、お弁当を買い、故郷と同じくらい人気のないワンマン列車で由布院へ向かう。

山が近い。列車から見える山々に雲がかかっている。高校生の時家出していった長野に向かう列車から見た列車を思い出した。海に囲まれていた私にとって、山の有無を言わせない荘厳さにただただ圧倒されることしかできなかった。

電車はどんどん山奥へと進む。

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2024.6.30:山での暮らしはシンプルです

2024.6.30:山での暮らしはシンプルです

バイト史上初めての寝坊。
私は環境と人に恵まれる才能がある。だからいろいろな土地を放浪できるのだと思う。

昨日からランニングを始めた。
標高700m近い高原なだけあり酸素が薄い。傾斜が急すぎて膝が笑う。いつかの動画でトレイルランの動画を見ていた時、歩くことも含めて完走、と言っていた。
ここ一年でスポーツをダイエット目的ではなく純粋に楽しむことができるようになった。大きく息を吸い込むと濡れた草木の

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2024.7.4:毎日ねむい

2024.7.4:毎日ねむい

気圧のせいかすごく眠い。毎日すごく眠いので時間を見つけては寝ている。

下書きに日記が溜まっている。
賞味期限の話をした癖に溜めている。
経験したこと考えていることを全て書きたいのに体力が追いつかない。今日は手抜きをする。

今日に点数をつけると65点。
できたこと:早起き、二度寝しない、朝ヨガ、腹筋、手紙の下書きと清書、事務連絡、面談、写真の整理、読書、レシートの整理、フライヤーを読む、唐揚げを

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2024.6.28:日記の賞味期限

2024.6.28:日記の賞味期限

感情や思考には消費期限がある。

それは歳をとるにつれて、どんどん短くなっている。
意識しないと感じ取れないものが増え、感じたとしても覚えておくことができない。
日記は最後の砦だ。鮮度を維持したまま真空パックするのに似ている。なので、できる限りその日のうちに書くことがを最優先している。

昨日と今日の日記は、29日の昼に書いた。
新天地に来て、感動したことがたくさんあったはずなのに、思い出せそうで

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2024.6.26:人生2回目の九州へ

2024.6.26:人生2回目の九州へ

今日からの日記は、休学期間の記録になります。
休学の理由は、別の記事で書いているので興味があれば一読してもらえればと思います。  

以降、2024.6.26の日記です。

休学1日目。
出発日だけど、いつも通り朝バイト。
横には今日も健やかに彼氏が眠っている。今日くらいバイトを休みにすればよかった。

職場の方々が「出稼ぎがんばれよ〜!」と声をかけてくれる。長期でお休みを頂くのに嫌な顔ひとつせず

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