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2024.6.26:人生2回目の九州へ

今日からの日記は、休学期間の記録になります。
休学の理由は、別の記事で書いているので興味があれば一読してもらえればと思います。  

以降、2024.6.26の日記です。



休学1日目。
出発日だけど、いつも通り朝バイト。
横には今日も健やかに彼氏が眠っている。今日くらいバイトを休みにすればよかった。

職場の方々が「出稼ぎがんばれよ〜!」と声をかけてくれる。長期でお休みを頂くのに嫌な顔ひとつせず、笑顔で送り出してくれるこの職場は、間違いなく私の大切な居場所だ。

バイト後、彼氏と合流してパン屋でお昼を買い帰宅。
しばらく会えないので家でご飯が食べたい、という私のわがままを叶えてもらう。改めて、君との生活が好きだよ。正直、離れるのが少し寂しい。

新千歳から福岡へ。
旅は慣れているので荷物はリュックとトート一つ。旅をするたび、日常生活で、余分なものを持ちすぎている気持ちになる。

ほぼ端から端までの移動はやっぱり長い。寝ても寝てもつかない。やっと着く頃にはもう空は暗くなっていた。

一双本店
思っていたよりあっさり
お兄さんたちの挨拶に覇気があって勝手に九州を感じた。


到着して諸々の買い出し。
夜ごはんは博多ラーメンを食べた。替え玉我慢できて偉い。

お腹いっぱいなので夜道を歩く。
急に降り出す雨、水に濡れた草木の息吹、虫の鳴き声、国道沿いの大型店舗、線香の香り、肌にまとわりつく生ぬるい風。札幌にはない西の夏に出会い、改めて遠くに来たことを感じた。でもとても懐かしい気持ちになった。高松の夏と似ている。
人は記憶に生かされている。五感で得たもは私の中に確かに残っている。

大学院2年目、25歳。こんなはずじゃなかった。ちゃんと就職して、社会に出て、家庭を築いている予定だった。

自分の基準に当てはまらない人たちを許容できるようになった。そして、今度はその中に自分を入れてあげたい。

その日はなかなか眠れなかった。福岡は梅雨真っ只中です。


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