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mg. (えむじー)のあれこれ

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文学部出身メンバーがおとなになってつくりはじめたZINE「mg.」のあれこれ。 制作の裏話や、内容の紹介など。
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#文学フリマ

とまり木文庫はじめました

とまり木文庫はじめました

かわかみ個人誌はぼちぼち出していたのですが、ヤナイ氏も新刊出すにあたって、レーベルを作ることにした。
mg.は元々は誌名だけれど最近はユニット名にも近いなと感じていて、mg.以外を並べつつも統一感を出すにはレーベルみたいにするかあと。

自分がレーベルか店を作るなら、「とまり木」を使いたいと思っていた。
これはわたし自身の人付き合いをあらわしていると思っている単語。
自分がとまり木みたいだな。誰か

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vol.7 さつまいもをめぐる のこと

vol.7 さつまいもをめぐる のこと

11/11文学フリマ東京37が終わりました。
弊ブースにお越しいただいた皆さまありがとうございました。

そんなわけで、新刊が無事出ました。
早いものでvol.7。今回のテーマは「さつまいも」です。
からあげ号の打ち上げがLINE通話だったのですが、その中で決まりました。決め手の証拠がこれしかない↓

パフェとかスコーンとかスナックとか。
さまざまあった中で一番「ああいうこともできそう、こういう話

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vol.5 ドーナツをめぐる のこと

vol.5 ドーナツをめぐる のこと

mg.を作るときに、「作れる時に作る」というゆるコンセプトを持って活動していたが、それが変化したのがこのドーナツ号です。
一番の理由は、イベント出店を決めたこと。文学フリマに向けて新刊を出そうと決めました。

とはいえ、わたしといえば、まずドーナツについての理解というか、自分の中にドーナツの蓄積や書きたいことがパッと思いつかない。
溝呂木一美さんのドーナツの本を買ったり、図書館でドーナツの本を探し

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mg.、外に出る

mg.、外に出る

mg.の制作当初は、あくまで身内配布+αに販売できればいいだろう、というスタンスで始めました。初回の「珈琲をめぐる」の発行部数は50部で、半分はメンバーに配布し、半分は表紙イラスト担当の五嶋奈津美氏の個展で売ってもらったくらい。
vol.3を作ったころから、これはこのままで良いのだろうかと漠然と感じ始めました。その頃に、私の当時の住まいであった本八幡にあるkamebooksさんを知り、取り扱いのお

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